【開催報告】先生の社会科見学 開催しました!
私の推し(笑)である、大阪市内にあるユニバーサルレストラン、「ル・クロ・ド・マリアージュ」で、「先生の社会科見学」というイベントを開催しました!
正確にいうと、ル・クロで放課後等デイサービス「ル・クッカー」を運営されているさっちゃん(瀧幸子さん)と一緒の開催です。
・キャストさん(働く人)たちの感謝の朝礼
・バックヤードも含むお仕事見学
・キャストさんの発表発表
・教員による、ル・クロをテーマにした模擬授業
・ムッシュ(オーナーシェフの黒岩功さん)の講演
・ランチ交流会
という盛りだくさんで学び気づき満載のイベントなんです。
昨年5月にル・クロの「大人の社会科見学」に参加して、「これは絶対先生や保護者が参加するべき!!」と強く思ったのが、始まりでした。
支援を必要とする子どもたちが、周りの人たちと一緒になって、自分のできること、得意なことを生かしながら生き生きと働いている。
ゆくゆくはこうなりたいと夢を描きながら仕事ができる。
そんな職場があるって、一人でも多くの教育関係者に知ってもらいたい!と思ったんです。
いくら口で説明しても、「へえー、そんなとこあるんですねー」「知らなかったですー」で終わってしまう。
やっぱりその場で一緒に体験するからこそわかること、感じることってあると思うんです。
「百聞は一見に如かず」って言うじゃない?
だからぜひ参加してもらいたいけど、社会科見学は平日の昼間。
個人的には年休取ってでも行く価値はあると思うけど、さすがにそれを他の人に勧めるわけにもいかないし(^^;)
せめて夏休みなら、授業がない分参加しやすいんじゃないかな……
「夏休みにル・クロの社会科見学が開催される」
勝手に妄想を膨らませていました。
それが今回、さっちゃんの「一緒にやりましょう」の一言で、ほんとうに実現したんです!!
夏休みとはいえ平日は平日。
学年打ち合わせ、研修、帰省、旅行、介護、子どもの予定……
みなさんさまざま事情がある中、お子さま含めて30人の方と一緒に、ル・クロの社会科見学を行うことができました。
タイトルに「先生の」ってついてたから、今回は先生たちだけの狭い世界の集まりになるな……と思っていたけど、なんのなんの。
小学校だけでも担任、支援担、ボランティア、管理職。
そして支援学校、放課後等デイサービス、保護者、etc
子どもたちに関わるいろんな立場の方たちが集まってくださいました。
それだけに、レストランの名「マリアージュ」にふさわしく、みなさん同士のご縁もつながったり深まったりした時間だったように思います。
終了後も残って話を続ける方たちも多く、「あの人と話したい、つながりたい」と、順番待ちができていたほどでした。
アンケートからほんのほんの一部をご紹介
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今日、実際にスタッフ・キャストの皆様の「生きがい」を拝見できたことが1番の学びになりました。
そこには主体性があり、まさに学校現場で子どもにつけたい力のゴールにも見えました。
ムッシュの黒岩さんのお話でもあった「キャストがレストランへ行きたいと思わせること」を、学校現場でも置き換えて子どもたちに見つけてもらい日々の活力にしてもらいたいと感じました。
実際に見て、感じたことの方が言葉の重みが変わってくると感じました。
教師の重みのある言葉で伝えるほうが子どもにも伝わるはずです。
私もムッシュのお話しや異業種の方とお話しをしたことで自分の認識を深めることができました。
人間の幅が少し広がったように思います。
学校で伝えていきたいと思います。
障がいがあるから無理だろう そう思われて勝手にチャンスを取り上げられてしまう現実が実際にはたくさんあります。
私はどんなことでもチャレンジすれば、脳が活性化し、発達すると信じています
そのためにはチャレンジできる場所が必要なので、ル・クロのような場所はとても素晴らしく必要だと感じます。
感謝の気持ちを話し始めたキャストさんたちの思いを聞いて、自分がいかに毎日を余裕なく過ごしてきたかを振り返るきっかけをいただきました。毎日、その気持ちを持ち続けたいと思います。
ムッシュの生い立ちから今がある!
信じて待つ!子どもたちは可能性の塊!
名言をメモする手が止まりませんでした。
今日の見学会を受けて、担当している特別支援の保護者さんにお伝えしたり、レストランを周りの方々に紹介することで、インクルーシブな社会を実感していただきたいです。
模擬授業、どちらも楽しく拝見しました。
レストランでレストランのチームの授業、リアリティが強くて引き込まれました。
○○女子の授業、どちらも伝えたいことが伝わってきて、大変勉強になりました。
2学期に多くの学校で追試をしてもらえたらいいなあと思いました。
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そして終わってからびっくりし、かつ嬉しかったのが、「(次は自分が)~~してみたい」と、宣言したり、お問い合わせという行動を始める人がいらっしゃったこと。
やっぱりあの場は何か新しいエネルギーをいただける場なんだなあ。
動き始めた人たちの、その後が楽しみです( *´艸`)
そして何より、この「先生の社会科見学」をきっかけ、ル・クロのユニバーサルレストランという価値や、文字通りインクルーシブな世界観が教育の場に広がっていくようにと願っています。
長文にお付き合いくださったみなさま、ありがとうございましたー<m(__)m>
過去に参加した、「社会科見学」のレポはこちら
ル・クロのホームページはこちら。
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今回のお話の舞台、リッツ・カールトン沖縄の「ホテルスタッフのおもてなし」を書いているのはこちら
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