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ご報告:退職いたしました

今回はワタクシゴトのお話です。

ご報告のタイミングを逃してしまい、一週間遅れたのですが、この度、3月末をもって公立学校教員を定年退職いたしました。

1冊目の電子書籍にも書きましたが、私は大学卒業後6年間講師をしていたので、合計38年間勤めたことになります。

今回は、まあこういうことは2度とない!ということで、38年間の教師生活の中での思い出を3つ、を振り返ろうと思います。

ランキング形式にしようと思ったけど、順位をなかなかつけられないんですよねー(^^;)


◆ 学びの場に出会えた


これも電子書籍に書きましたが、まさに

「サークルの仲間が一人でもいたら、一千万円の宝くじに当たったような幸運」

という、向山洋一先生(前TOSS代表)の言葉通りの幸運に恵まれました。

職員室だけの学びなら、私はとてもこんなに長く続けていられなかったと思います。

学校の外で学ぶことで、日々の授業をよりよいものにするだけでなく、仕事の上で「あんなことがしてみたい」「あんなふうになりたい」と、夢や憧れを持つことができました。

仕事終わりに高速道路を飛ばして(←え)約70㎞離れたサークルに通ったり、休日朝イチの新幹線で東京や広島、福岡のセミナーに日帰り参加したり。


よく「行動力があるね」と言われますが、当時もきっとそれが楽しかったから続いたんだと思います。

一人で黙々と家で本を読んだだけでは得られないものがある、仲間がいるから一人でできないこともできる、そんなことも学びました。

そして、得た学びを校内で還元するべく、つながったいろんな先生方に校内研修の講師にきていただきました。

サークルの先生方はもちろん、奥清二郎先生や谷和樹先生(現TOSS代表)という、当時からすでに全国でご活躍の先生を校内研修にお呼びできたのも、学びで得たご縁があったからこそだと思います。


◆ 挫折も経験した


そんだけあちこち行って学んでたんやから何やっても大丈夫やん、盤石やろー、というわけにいかなかったのですよね。

心を病んで病休を取った年もありました。

とても苦い、苦しい体験で、復活にも時間が数年単位でかかりましたが、今となっては必要なできごとだったなと思えます。

教師修業まっしぐらの時代を経て、いったんそれを手放して立ち止まったことで、別の景色を見ることができました。

それまで出会ったことのない世界の人たちと出会い、気づかなかった価値観を知り、ものの見方がずいぶん変わりました。

間違いなく言えるのは、この挫折からの展開がなければ私は電子書籍を書くこともなかっただろうし、そこからご縁をいただいた読者さんにニュースターを届けることもなかったでしょう。
もちろん今は250名もご参加いただいているLINEグループ「絵本の部屋」を作ることも、こうやってnoteにあれこれ投稿することも、同じくです。

起きていることはすべて必然。

そういう言葉があるそうですけど、なるほどなーと思うのでした。


◆ 子育てもネタになる!?


我が家の子どもは2人なのですが、6学年空いているために、まあまあ長期間の子育てでした。

下の子どもが保育所の年少になったころにサークルに参加し始めたので、子育てに関してあまり語れることはないのが正直なところです(^^;)

近くに住んでいた夫の両親に見てもらうことが多く、ほんとに頭が上がらない状態でした。
(おじいちゃんおばあちゃんの家にいることが多かったせいで、両親といるより食べ物もちゃんとしていてまっとうに育った説有力)

上の子が2歳になった頃だったか、『教室ツーウェイ』誌(明治図書)などで幼児教育の大切さがクローズアップされたこともあって、我が子がちょうどその世代の私はどっぷりその世界にハマりました。

フラッシュカード、絵本、漢字読み先習など、教室よりも先に我が子で実践の日々でした(笑)

その時の経験が元でサークルの機関誌に絵本紹介の連載をさせてもらい、それが現在の電子書籍やLINEグループ「絵本の部屋」につながるのですから、ほんと、経験には無駄はないのですね。

一見フツーに見える経験も、後々役に立つ、そんなことを学びました。



ということで、4月から肩書のない「無職の人」になった私ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


noteも、音声配信も、ニュースレターも、変わらずこれまで通り続けていく予定です(^^)


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しつもん

経験を生かしてしてみたいことは何ですか?




(ご自分に問いかけてみてくださいね。答えはすべて正解です)

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よかったら、手に取って読んでみてくださいね。



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