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「SCIENCE FICTION」発売後の宇多田さんを追う②−3

こんにちは。自己満足な毎日をすごしたいです。

「『SCIENCE FICTION』発売後の宇多田さんを追う」シリーズ②−2です。
①、②ー1、②ー2はこちらから👇


安田レイさんとジョージ・ウィリアムズさんの選曲が終わったところで、今度は宇多田さんに「SCIENCE FICTION」について聞いていくようです。

ジョージさんが、どういったアルバムになりました?と切り出すと、

宇多田さんは、
え、どういったアルバムなんだろう?

と少々こちらも、え?ちょっとちょっと💦となるところからのスタートでしたが😅

初めて「Automatic」とか昔のものから、ほんとに普通に聞けたというか素の状態で聞けて、自分にまた会った気分。

と話すと、ジョージさんがそこへさらに、どうして素の状態で聞けたんですか?何があったんですか?と、リスナーの我々も聞きたいことをしっかりと聞いてくれて😁

宇多田さんの答えは、
曲自体がなんか意味を持っちゃって、あまりにも有名というか、曲自体がなって自分と関係ないものみたいに感じちゃうとこがあって、私の曲?みたいな、手放しすぎたというか、実感がなくなっちゃう感じ。あと、記憶が、そこからめちゃくちゃ有名になっちゃったから、それ以前の自分とそれ以降の私の自分の記憶があやふやで。それでミックスが新しくなって、古い映像とかを鮮明に、白黒をカラーにしたまで極端じゃないかもしれないけども、なんか鮮明になった映像を見て、その生々しさにびっくりするというような体験をして。すごい誇らしく思うアルバムになりましたね。その頃から、ほんと25年変わらない姿勢でこんなに真剣に1曲ずつに、こんなに気持ちを込めて作ってきたんだ。あーすごいなあって自分で思いました。

25年間、宇多田さんの曲も、インタビューなどで見せてくれる一面も好きで、ずっと聴き続けていましたが、ご自身は、自分の曲?というようなあやふやな所有感というか、不安定な感じだったんですね🥺
でも、今回、リミックスしたり、リレコーディングしたりして出来上がったアルバムに対して、誇らしいと言ってくれたことに、安心感だったり嬉しさだったりの感情が湧き上がってきました😍 一言で表現すると、ありがとう、ですね👍

そこへ、ジョージさんがミックスし直してまず何を感じたんですか?と深掘り☝️

宇多田さんの答えは次の通り。
自分がアレンジした曲だと、もっとこういうところが聞こえていてほしかった、もっと立体的に聞こえて、こうなったらいいなって、(現在は)もっとなっていたり。今の方が、何年もずっとミックスに携わってきていると、私が別に直接ミックシングエンジニアになるわけじゃないけれど、エンジニアにももっと自分でもどうしたいかっていうイメージがはっきりしてるから。(当時)そこまで、そういうところをはっきりとイメージできなくて、はっきり伝えられなかったころの自分が作ったアレンジの曲を、今、気もしれてて長年一緒にやってるエンジニアの人とそういう作業をまたやれて、もっとこここうだったらいいのにっていうのをできているっていうのがすごく感動。

と、リミックスについて語ってくれました😊
だから、人間活動前の曲をリミックスしたのですね🤔 納得です。
確かに、「SCIENCE FICTION」を聴いてみると、今まで気が付かなかった音に気づいた部分が多くあったな🥰 「SCIENCE FICTION」をアルバムとして十分に堪能したら、リミックスされた曲だったり、リレコーディングされた曲だったりを、原曲と比較して聴いてみるのも面白いかもしれませんね🤩 個人的には、その段階はまだまだ先かなと思っていますが😅 だって、「SCIENCE FICTION」を聴いていると、とっても心地よいんですもん(笑)

ということで、今回は「SCIENCE FICTION」について、特にリミックスについて宇多田さんが語ってくれた場面を書いてきました✏️
次回は、「SCIENCE FICTION」発売後の宇多田さんを追う②ー4ということで4/13(土)にラジオ放送された「JA全農COUNTDOWN JAPAN」を最後まで紹介していきたいと思います。
このシリーズもなかなか長くなりそうですね💦
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇

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