続・自己紹介

前回の記事でドイツへ来た経緯をザッと書きました。
今回はATTとの出会いについて。

渡独後も手・指の問題を抱えたままマスター受験の準備をしながら語学学校に通っていました。
当時私は渡独後に通っていたゲーテインスティテュートの2ヶ月集中コースを終え、知人の紹介してくれた別の小さな語学学校に通っていたのですが、図書室を利用したり友達に会うためにゲーテにちょくちょく出入りしていたんです。
ある日、教室の外で1人勉強している日本人女性を見かけ、なんとなく声をかけてみると、ボイストレーナーをされていて呼吸の勉強をする為にドイツに来て、語学学校と並行してATTの教師育成コースを受講しているとのこと。
管楽器をしている人間にとって呼吸は大きなテーマ。
そして、手の問題を解決する為に演奏時の体の使い方を模索していた私は、これは私の問題を解決する糸口になる!と直感し、図々しくも彼女(ボイストレーナーの京子さん)が受けるATTの個人レッスンに同行し聴講させて貰うことに。

同行させて頂いたのは、声楽教師で呼吸教師のザビーネ・ザイデル氏のレッスン。
急なお願いにも関わらず快く聴講を許可してくださり、ATTへの関心も更に高まってウキウキしながら帰宅すると、偶然?運命としか思えないような事実が判明!
この当時私はあるドイツ人ファミリーの家の一室を借りて生活していたのですが、なんと、そこのパパとザビーネのご主人が仕事の同僚で、パパはザビーネとも顔見知りとのこと!
しかもその家からザビーネがレッスンをしているスタジオまで徒歩5分(笑)
なんという偶然、いやもうこれは運命だ!ATTをやるしかない!と思いました😅

そんなこんなで、ATTと出会い、呼吸について学ぶようになったのですが、これで直ぐに私の長年の手の問題が解決!とはならず、その後も暫くはストレスを抱えたままクラリネットを吹いていたのですが、呼吸の為に姿勢や体の動きが変わったことと、一定期間クラリネットから離れていた時期があり、それがよかったのか、今ではほぼ問題なく、むしろ以前より楽に自由に楽器を吹けるようになっています。
(最近は練習を怠けてるせいで指が回らないんですけどね💦)

ちなみにフライブルク音大のマスター受験はしませんでした。
呼吸教師になることを決め、教師育成コースを受講、そして現在に至ります。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

yuka🌱

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