ペナルティでメルカリ利用制限を受けた時、購入者から掛けてもらった温かい言葉
メルカリを始めて間もない頃、私はペナルティとして24時間の『利用制限』を受けたことがある。
落ち込んでいた私に、寛容で心温まる言葉を掛けてくれたのはメルカリの『購入者さん』であった。
メルカリ教室で学んだこと
私はメルカリを始める時に受講した『メルカリ教室』で「価格の設定に悩んだ時は、他の出品者の商品を調べると良い」と教わった。
なので一年経った今でも、出品時には必ず『同じ』または『同類の商品』の下調べをするようにしている。
第一の失敗
私は趣味のハンドメイドで使った残りの布地をメルカリで出品することがよくある。
ハギレ程度のサイズだが、子どもが好きだったキャラクターの柄や、今では手に入らない廃盤品などもあり、捨てるには忍びなく、いつも「必要としてくれている人に届くと良いな」と思って出品している。
ある時、子ども用にと作ったものの使わなかった巾着袋が、クローゼットから出てきた。
今後使う予定もないのでメルカリで出品すると、メルカリ事務局から「その商品は禁止されている出品物である」旨の連絡が届いた。
どうやらキャラクター柄の布地を使って作ったものを出品したことがメルカリの規定に違反していたらしい。
メルカリ教室で教わった通りに過去の販売済みの商品を確認してから出品したのに、なぜダメだめだったのかをネットで調べてみると『以前は大丈夫だったが、数年前からキャラクター生地を使って作成したハンドメイド商品は出品禁止になった』との記載があった。
私は最新の『メルカリで禁止されている出品物一覧』に目を通し、それ以降は同じミスをしないように注意をはらった。だが...
二つ目のミス
子どもが体操教室で使用していたトレーニングウェアを出品した時のことだ。
やはりこちらも出品後すぐに「禁止されている出品に該当する」と事務局から連絡がきた。これには少し疑問を感じたが、どうやら説明文の中に禁止ワード?が含まれていたようで、この連絡と同時に私のメルカリアカウントには24時間の利用制限がかかってしまった。
私の頭の中はパニックである。
なぜそのようになったのか私は再度ネットで色々検索してみた。
『利用制限』は複数回規約違反をした際のペナルティで、“一定期間の取引き停止”は、メルカリではよくあることのようだった。
だが実際なってみると非常に驚くし、実に焦る。
ちょうどその時、私は購入者と別商品のおまとめ同梱割引※のやり取りをしている最中だった。
※参照記事
感謝!
購入者から「購入ができないのですが、利用制限がかかっていますか?」と連絡がきた。いきなりの事で先方もさぞ驚いたことだろう。
私が経緯を説明すると、その方から
「利用制限、よくありますよね^ ^
制限解除後必ず購入しますね♪」
とコメントが届いた。
たった2行のコメントではあったが、突然のペナルティにショックを受けていた私にとって、それはとても有り難く、気持ちが落ち着くメッセージであった。
それまで重かった私の心はふっと軽くなった。
対面ではないけれど、やはりメルカリはコミュニケーションツールの一つなのだと私は改めて感じた。
もしメルカリのコメント欄に「♡」「ハート」「いいね」「スキ」機能があったなら、私はこのコメントに100回ボタンを押していただろう。
その後
24時間後、制限は解除され、取引き中の商品はその方に無事購入して頂いた。
さらに事務局によって削除されたトレーニングウェアも、禁止ワードと思われる文字を抜いたところ、問題なく出品でき、その後購入されていった。
生活の一部
私から見たら「それほど問題ないのでは?」と思えるようなことも、メルカリではルール違反となることが結構ある。
もしかしたら月間利用者数2,200万人、累計出品数30億品以上のメルカリは、初心者の私には想像もつかないような問題やトラブルが起こる可能性を秘めているのかもしれない。
だが兎にも角にも、ペナルティを受け不安でいっぱいだった私の心に、購入者からの優しいメッセージが深く染み入ったのは確かだ。
メルカリによって私の心は落ち込みもするし、上がりもするー
これはメルカリが既に私の生活の一部になっているという証なのだろう。
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