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ウェルを無知なりに考えてみた | ウェルビーイング

会社で、とある会話の中でウェルビーイングについて考える事になった。
とはいえ僕は、ウェルビーイングに詳しいわけではなく漠然と「心身ともに良い状態」だよね? という程度しか知らない全くの素人。

ただ、今の自分が 「心身ともに良い状態?」 って聞かれたとしたら 「まぁ、そうじゃない?」 って答えると思うので、ちょっと思考してみることにした。

せっかく知識が無いので、インプットせず想像してみようと思う。


❐ 人生観、世界観、価値観の話

まず思ったのが、人生観、世界観、価値観の話ではないか。ということ。

本当の意味での自己実現というか、己のあり方というか、、一種の哲学のようなもので、人の数、家族の数だけ叶え方がある。だから集団で考えたとこ
ろで正解など出てこなそうだ。でも、自分で考えて行動していく過程と結果そのものがウェルビーイングな気もするし、理解者を作ることもウェルビーイングな気がする。

自分の価値観のアウトラインを言語化できることがまず必要そう。

❐ まるっとぜんぶ

仕事で。とか家庭で。とかカテゴリーでは切り分けられないし、分けて考えるものではない。

会社が倒産。でも仕事の事だからプライベートには関係ない。はずがない。
子供が風邪引いた。でも家庭の事だから仕事には関係ない。はずがない。

自分の人生まるっと全部で考える。

余談だけども僕は、会社ごとで自己実現を語る企業が大嫌い。そんなものは成立しない絵空事。

❐ 社会との適合

価値観のまま好きに生きればいいだけの事。ではない。
社会性が無いとただの自己中で忌み嫌われる。人間社会はやっぱり周囲を気にする必要があるし、して当然。コミュニケーションスキルは必須。

ビジネスにおいては特に。日本は、働く美学的な意識があるから仕事量も問題になる。互いの理解が必要。

❐ 耐性・生き抜くセンス

外的要因は変わらないから、自分を変える(というか捉え方を変える)。
マイナスな言葉だけど、相手に期待しない・望まない・無思考になる・ 本気にならない。心のなかですべてのことに折り合いをつけて自分を納得させる。
みたいな事も 「良い状態」 を作るのではなかろうか。

ストレスに向き合わないことでストレスの増殖を抑える

現代はストレスが増えている。とよく言われてるけど、
核家族化して家族付き合いが薄まり、地域の交流も無くなったことで、
僕らのストレス耐性が無くなった。とも言えないか? 
父も祖父も、僕より圧倒的に仕事をしてるし、理不尽な時代だと思うけど、
とても豊かな人です。

❏ 共感力

自分のことではなく、世の中の事・周囲の人の事に耳を傾け共感できるか。共感力がある人って豊かな気がする。

❐ 有機的な存在っていうのは多分、無

大学で生物制御科学を専攻していたときに、菌の共生という言葉を学んだ。
様々な特徴を持つ菌は、気温やCO2濃度や培地組成などの環境によって変化し、僕らはそれをコントロールして欲しいものを作り出すのだが、目的や立場によって善にも悪にもなる菌を見て、社会の縮図だなぁと思っていた。

共生していく、とか、有機的な◯◯とか、ポジティブなイメージがあるけれど、その世界で暮らす1つの個体自身は+でも‐でもない。つまり「無」「0」。
状況次第で変わるのでどちらの側面も受け入ればければならないし、それが共生する。ってことなのでは?

で、それを受け入れることも「ウェルビーイング」。

例えば味噌やぬか床などの発酵製品は、菌の共存・共生によってできてるものだけど、その安定した状態が出来るまでには死んだ菌もたくさんいる。

生きたいよーなんて主張ばかりしているやつがいたら共生なんて生まれない。人間は感情があるから難しいけど、淘汰し淘汰される自然界に習うのが普通だし、一番正しいと思ったり。

そういう意味で、受け入れてどうするかを豊かに考えることも
「ウェルビーイング」。







まぁ、ちょっと分からなくなってきたので、とりあえず、会話することに意味がありそう。

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