ガラパゴスツアー

1.申し込み時期とツアー会社
日本で2か月程前にガラパゴスツアーを申し込んでいた。その時点でも一番安い窓無しデッキ席は埋まっていて、窓ありのデッキ席で約USD2500。その後も定期的メールのやり取りあったのでしっかりした会社。Galapagos Travel Center(Galapagos Isrands.Com)。英語でのやり取り問題なければ、日本の会社とも少しやり取りをしたがこっちの方が安かった。
どの日程に参加するか迷ったが、ネットが弱い可能性等も考慮し、仕事に影響が少なそうなGW中のツアーにした。

2.スケジュール
事前にもらったスケジュールは以下のとおりである。
1日 午前:バルトラ到着後、ボートへ
午後North Seymour
2日 午前Bartholomew Island
午後 Santiago Island: Sullivan Bay
3日午前 San Cristobal Island: Pitt Point
午後 San Cristobal Island: Witch Hill
4日午前 San Cristobal Island: Colorado Hill
午後San Cristobal Airportへ移動

3.含まれるものと含まれないもの
(1)含まれるもの
Round trip Galapagos Flight.
Migration Control Card ($20 per guest).
All meals and activities throughout the cruise
Bilingual National Park Guide
Welcome & farewell cocktail Water, 24-hour coffee station.
Transfers in the islands.
All excursions
Snorkeling Opportunities
(2)含まれないもの
Galápagos National Park entrance fee ($100 per guest).
Alcoholic and soft beverages consumed onboard
Gratuities
Cancellation/medical insurance
Wet suits rental.
Transparent Kayak Rental.
Tips & personal expenses.

4.Wi-Fi、設備
船にWi-Fiがあるが有料。1クルーズUSD80。かつ、そんなに速度は速くなく、動画は見れないとのこと。そこまで払う必要はないので、購入しなかった。
プールはあるけど、小さい。バーは2つ。小さいが図書館もある。
空調は集中管理なので部屋単位では気温を変えられない。丁度良い涼しさだが、朝は少し寒い。衣類を乾燥させる機械はある。
水、コーヒー、紅茶は無料。これは助かった。

5.初日
5月1日6時にキト空港集合だったので、5時前にホテル出た。40分弱で到着。この時間帯はUberでUSD25。ツアー会社の人から必要書類受領し、荷物をガラパゴス用の検査所でチェック。思ったより簡単な検査。
キト空港は国内線でもプライオリティパスを使えるラウンジがあり、食事もある程度あるし綺麗。ただ、アルコールはない。
定刻通り8時04分にキト出発。AVIANCA航空。途中、グアヤキルに止まり、40分程待った。10時48分Baltra到着。ガラパゴスとエクアドル本土との間は時差が一時間あり、エクアドル本土だと11時48分着ということ。
到着後、入管のようなチェックがあり、そこで入島料USD100を支払った。荷物のチェックは厳しく、犬を使って検査を行っていた。Legend号の乗客は荷物を職員に預けてそのまま船に持って行ってもらえる。バスも乗客専用のバスが来て、案内の人もたくさんいて安心。バスで10分程走り、ボートに乗って数分で船に到着。ボートに乗るときにアザラシがいたり、大きな鳥がいてガラパゴスなんだなと感じた。すぐに部屋に案内してもらえた。相部屋と思っていたが、もう1人はいないみたいで、部屋を一人で使えるので良かった。
船に着いてすぐ、13時30分よりブリーフィング。その際にウェルカムドリンクをもらえた。40名以上の大きさの船は本土時間で行動するとのこと。そうすることで、小型船と行動時間が1時間ずれて効率的になるとのこと。確かに合理的。そのため、レジェンド号は本土時間。
14時にランチ。ビュッフェスタイルで思っていたより美味しい。テーブルは指定されていて、同じテーブルはイタリアからの一人参加の男性、USAのネブラスカからの一人参加の高齢の男性と私の3人。
仲良くさせるためだろうが、毎回このメンバーはつらい。
ドリンクの説明を受け、セット料金のようなものもあった。
15時30分より再度詳細なブリーフィング。
17時North Seymore Island。ハイキング。大型の鳥がたくさんいるし、イグアナも大量にいる。赤くふくらませる鳥もいる。こんなに大量の鳥やイグアナがいて、かつ、人が近づいても気にしないのには驚いた。世界にこんな島があるんだ。大量にい過ぎて感覚が麻痺したけど、これを見ただけでもガラパゴスに来てよかったと思った。
19時45分に明日の予定についてのブリーフィングとカクテル。意外とお酒もふるまわれるので、お酒はそれほど持ってこなくても良いかもしれない。
20時からディナーでコース方式。エビとアボカドのカクテル、グリーン豆のスープ、魚、ドライフルーツとナッツのケーキ。

6.2日目
前日にYogaの申込を行っていて、朝5時か5時半か分からず5時に受付に。5時半からで、今日は朝早すぎて参加者は私のみとのこと。プライベートレッスン状態。久しぶりにYogaを体験し、朝のこの時間帯は陽射しもないし、良い運動になって良かった。
6時半朝食。朝食もちゃんと充実した内容。
7時半Bartolome Islandハイキング。朝のこの時間帯だとそれほど暑くない。ここからの眺めがガラパゴスの写真で一番用いられているとのこと。確かに、地球の歩き方もこの写真だった。
動物はそんなにいない。しかし、帰りに別のエリアにボートで寄って、ペンギンを見れた。また、鳥が海に飛び込んで魚を取る場面もたくさん見れた。
9時に船に戻る。
10時半にシュノーケリング。希望者はグラスボートでもOK。シュノーケリングは魚大量にいたし、アザラシが魚を追いかけているのを見た。生まれて初めて。ガラパゴスのシュノーケリングは本当にお勧め。この時期だと海も冷たくなく、ウエットスーツは寒さの観点からは不要。しかし、日焼けは凄いのでその点は何か着た方が良い。
私は見れなかったが、サメやペンギンを見た人もいた。
12時に船に戻り、12時半ランチ。サングリアがふるまわれ、パスタも調理してくれて美味しい。プールデッキでの食事。
14時15分に海の生き物(魚など)のレクチャー。
15時より深い海でのシュノーケリング。朝よりは感動薄い。カメも海底にいるのは見れたが近くでは見れず。大量の魚はいたけど、ビーチとそれほど変わりない気がする。
16時20分頃船に戻った。
17時Sullivan Bayハイキング。火山の溶岩後のような奇形の島。確かに岩は珍しい。ただ、生き物はカニ、バッタ、ネズミぐらいしかいなくてほとんどいない。
18時30分船に戻り、19時15分に明日のブリーフィング。
19時45分プールデッキでBBQスタイルの夕食。自分で行うBBQではなく、色々選べるので良かった。
21時からKaraokeナイトということだが、これは参加しなかった。

7.3日目
6時にプールデッキでYoga。今日は3名参加者がいた。
7時に朝食。朝食が毎回充実している。
8時にPitt Point(San Cristobal Island)。今回はハイキングの後そのままシュノーケリングなので荷物大変。シュノーケリングの荷物は砂浜に置いて、ハイキング出発。船の到着が砂浜なので、砂が着いた状態で靴を履く必要がある。ハイキングは事前説明程は大変ではない。赤い足のブービーがいて、この辺りでしか見れないとのこと。最初の島にいた青足のブービーもたくさんいた。2時間前後歩いた。天気良く、雲もほとんどないので暑い。
シュノーケリングは砂浜沿いと深海で選べて、砂浜沿いを選択。ずっとあざらしがいて、一緒に遊べて楽しかった。本当にいたずら小僧みたいでずっとまとわりついてくる。
深海でもあざらしがいたぐらいで他はあんまりいなかったみたいだからそんなに違いはない。
12時半ランチ。ここの食事は充実しているのでお腹いっぱい。
13時45分にチェックアウトブリーフィング。チップの相場を説明された。船員は1人/日当たりUSD20でガイドは1人/日USD10とのこと。その後チップ袋が配られた。
今回の評価アンケートを完了させた。
15時30分Cerro Brujo(San Cristobal Island)。岩の天然カテドラルをボートで見て、ビーチへ。確かに砂浜綺麗。しかし、魚はこれまでの海ほどはいない。あざらしがここにも複数いて、赤ちゃんと親のあざらしの動き微笑ましい。
17時船に戻った。
18時よりアイスパーティー。参加者の中に台湾人の団体がいて、同じ歳頃の男性から話しかけられ、話していたら36歳でツアーガイドとのこと。父の会社で父も一緒に来ているとのこと。こういうできる人がガイドにいたら確かに安心かも。交流が世界に広がるのが旅の醍醐味だと改めて感じた。
アイスはチョコとミルクの2種類。素朴な味で赤道で食べたのと似た味。
19時からフォトコンテスト。確かに、鳥の写真やアザラシの写真はよく撮れてる。3位まで発表。
19時半から夕食はコース。事前に選ぶので当たりはずれがある。同席の人たちと話していたら、アメリカ人は81歳とのこと。既に引退している。イタリア人はツアー会社を経営していて、その関係でエクアドルにもよく来ているがガラパゴスは初めてとのこと。ネパール10回以上等、道理で元気なんだなと思った。

8.4日目(最終日)
この日はYogaはなく、朝食前にスーツケースを部屋の外に出す必要がある。スーツケースは先に空港に送ってくれる。
7時から朝食。
8時に出発。ボートに乗ってSan Cristobal Islandの街中に上陸。そこからバスに乗り、ガラパゴスゾウガメがいるセンターへ。車で20分前後。途中で雨が降ったり不思議な天気。ゾウガメたくさんいた。ここにいるのは最大でも60年ほどのもので中型サイズとのこと。子亀は7年ほどはゲージ内で育てるとのこと。そうしないと、猫、犬、豚等に食べられるため。ゾウガメも人を恐れず、通路も歩いてきて間近に見れた。
10時半に街中に戻り、11時20分まで自由時間。お土産物屋やレストラン、カフェなどあるけどそれほど見るものは多くない。これだけ街なのに、その港に今まで以上にアザラシがいた。海イグアナも。アザラシはいつまで観察してても飽きない。かわいいし面白い。
5分程で空港へ。Avianca1631。まだチェックインカウンターも開いてなかった。ここのエリアはWiFi使えたが非常に弱い。
そして、チェックイン後にプライオリティパス使えるラウンジあって助かった。食事のセットとソフトドリンクもらえた。ただ、ここもWiFi非常に遅い。たまっていたメールをチェック。
San Cristobal13時05分発。Guayaqui 15:53 PM着。行きは気づかなかったけど、帰りの便は同じクルーズメンバーも多い。
ガラパゴスツアーは充実していたし、これだけ多様な生物を見れたのは良かった。他方、San Cristobalにはたくさんツアー会社もあったので自力でも可能かも。ネットが島の街中でも弱いので、この長さの旅で良かった。

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