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あたらしい小説がついにできたが… 第108回 月刊中山祐次郎

みなさんこんにちは、中山祐次郎です。
しばらく更新をサボってしまっており、今回は続けての配信になります。申し訳ありません。

5月30日、あたらしい小説がついに出版になります。
こんな奴になりました。

俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―(新潮文庫) 中山祐次郎


なんとまあ、初めて編集者さんに声をかけていただいてから出版まで足掛け三年。よくもお付き合いいただいたものです。ありがとうございます。

新潮社の青木さんという、50歳代のいかにも本好きといったオジサマが当時住んでいた福島県郡山市に来てくださったのはたしか2019年のこと。
泣くな研修医が出版してから少ししたころでした。

その前に、熱っぽい感想のお手紙をくださっており、それに感激した私はぜひお会いしたいと思ったのでした。

お会いして、まず思ったのは「この人はすごい粘り腰だな」ということでした。きっとバスケ選手だったらいいディフェンスをするに違いないし、納豆だったらかなり美味になるでしょう。編集者としても重要な能力だと思うのですが。

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月刊 中山祐次郎

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外科医・作家の中山祐次郎のことばたち。生きるヒントや中山の失敗談、珍しいお話。 医者の日常。作家の非日常。 ここでだけは、安らげますよう…

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