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25:ニュージーランド陸軍での研修②仲間を信じろ!

 今日もありがとうございます。
新しい選択肢をつくりだす!発明デザイナーの今井雄仁です!
[記事:発明デザイナーってなんだ?]


「ニュージーランド警察×陸軍。高校生キャンプ」第二話


 前回の記事で、驚愕の「シャワー」体験をしたのですが。
今回は、それ以外のお話。

 高校時代の話なので、高校生の気持ちで
青春ライトノベル風の書き方に挑戦します!
(あまり読んだことはないけど!笑)

軍曹「とにかくチームワークが大事だ!」

 という事なので、私たちセクション1(1斑)
班員たち男女5人づつ10人の班で何事も進めていきます。

班員の活発男子「お前、名前なんだっけ?」

私「雄仁。(ゆうじん)だよ」

活発男子「わかんねー」
(なぜか彼には言いにくいようです。)

私「Y U J I N で。ゆうじん」

活発男子「おーけー、ヨウガンな!」

私「え? なんでそうなる? 
それ、日本語にすると火山から出る溶けた岩。なんだけど」

活発男子「かっけーな!ボルケーノ―!(火山)」

という事で、彼にとって私の名前は、ヨウガン
あだ名が、ボルケーノ―と呼ばれることになってしまいました。

「ヘイ!ヨウガン!」「ボルケーノ―!」
・・・
早速、火山系キャラに仕立てられた私は
その後どうなっていくのでしょうか?

下記

「ニュージーランド警察×陸軍。高校生キャンプ」

(これから参加するかも知れない方はネタバレになるので見ないように!)

約5日くらいの訓練中こんな内容を行いました。

---↓前回記事↓---
☆めっちゃ印象的な軍曹
☆行進訓練!(毎日やる)
☆驚異のシャワー訓練!
---↑前回記事↑---

☆チームワークを高めるいろんな訓練。
 ・駐屯地の平原でチームワーク
 ・海岸(砂浜)でチーム戦
 ・海岸(○浜)でチーム戦
 ・森でチーム戦・救護のチーム戦
 ・消防士さんがやる、あれ

☆その他の出来事
 ・意識改革
 ・衛生兵!!

☆駐屯所飯
 ・印象に残った料理
 ・ニュージーランド空軍兵との遭遇

☆駐屯所での寝泊まり
 ・仕組まれたハプニング

☆軍人と警察官への質疑応答

☆表彰制度

という事で、今回は

☆チームワークを高めるいろんな訓練。
 ・駐屯地の平原でチームワーク

についての話
です。

軍曹「困難を乗り越えるにはチームワークが大事だ!」

「チームワークには何が大事か分かるか!?」

「そうだ!仲間を信じる事だ!」

「仲間を信じろ!」

という事で、

駐屯地内の芝生の平原に大きな台が用意されました。

高さ約1.5m

そこに、警官の方が1名おもむろに登り。
警官と軍人の方がその前に2列になって並びます。

台の上に立った警官は、台の端に後ろ向きに直立。
台の下にいる軍人と警官たちは、
2列に向かい合って手を前に差し出しました。

軍曹「これを見ろ!これが仲間を信じるという事だ!」

後ろ向きに直立した警官は、両手を交差させて肩にあて。

直立状態のまま後ろへ倒れる!

それを、下にいた軍人と警官が受け止める!

私たち生徒「おおおー!」パチパチパチ(拍手)

軍曹「では、これをやってもらう!」


「簡単そうに見えるが、失敗したら大けがをするので、
しっかり受け止めるように!」

「倒れる者は、しっかりと肩に両手を当て、顎を引き
直立不動で仲間を信じて倒れろ!動いたらケガするぞ!」

生徒たち「!!・・・ざわざわ」

私(ん?これは、確かに一見、簡単そうに見えて
意外と、かなり怖いのでは?)

早速、
班で一番「勇気ある一名」が名乗り出る!
という事になるのか?と思ったが

警察官の指導のもと、最初は一番軽い生徒からやる方がいいとの事で、

私たちの班の中で一番軽そうな女の子が台に上った。

その子は、同じ高校の、同じクラスの後輩。顔見知りである。
(ちなみにNZの私の高校はホームルームのクラスが学年混合。
ちょうど、ハリーポッターの4つの寮のチームのように分かれている)

ちなみに服装は生徒全員、青の「つなぎ」である。
(ちらりとする何かを期待してしまった男子諸君のみなさん、申し訳ない)

 しかし! 並び終えた後。私は困った。

このまま倒れてきたら確実に おしり を触ってしまう!


でも、手を放して落としたら、私のせいでこの子は病院送り!?
しっかり受け止め、なおかつ、変なところを触らないようにしなくては!!

(学校に戻って変体扱いされたら困る!)

妙な緊張が走った、、。

緊張な面持ちをしたその子は、後ろを向き、
ファラオの棺※に似たようなポーズをとり、、。
(※古代エジプトの王)

倒れ込む!!

受け取る!!!

が、予想以上に軽くて、心配していたような事はなく、
なんともなかった。

彼女がとても小柄で、軽かっただけでなく、
受け取る側が9人(左右に4人・頭に1人)。
とても軽かったので、ずしっと支える事もなく、
パッと一瞬触れたかなくらい。
(私が例の事が心配で、力が入っていなかったんだと思う。)
どこに触れたかもわからなかった。

私(ふー、ひと安心。謎の緊張で、必要以上に焦ったぞ。)

みんなも安心している様子。その子もやった!という高揚感。
うん。よくやった!

そして体重順で、次はなんと私!(え!自分、軽!)

台の上に立ち、見下ろすと。
黄緑の芝生と、足元には、班員たちの顔
今成功したばかりのみんなは、自信満々の顔で私を見て頷いている。

 実際に立ってみると結構怖い。
普段150cmくらいのところに立っても、
飛び降りて大丈夫くらいの高さなのでそんなに怖くないと思うが、

 後ろ向きに、台の端に立つ。。
これから後ろに倒れるんだという、未知の体験を想像するのが、
本能的に怖い。

俺はツタンカーメンだ!! 
というようなポーズを強めに意識して、硬直しながら
後ろへ倒れ込んだ!!

私は受け止められた。

前回の彼女はするっと降りたが、
私は、ファラオの棺を意識しすぎたのか、
固まっていた方が受け取りやすいと考えていたので。
受け止められてしばらく固まっていたように思う。

感想は

なんか爽快な気分!

やっている事はたった150cmの移動だが、普段ではない事。
意外に面白い!

次々と班員を受け止めるのにも、妙な緊張はなくなった。

こうして、班の結束力は固まっていくのだった!

結論①:仲間の安全のためには恥ずかしさよりも優先すべきことがある
(キリッ!)

結論②:仲間を信じて挑戦できる環境は貴重!
その経験は成長につながる!普段から周りの助力に感謝しよう!


と、正論を言ってみましたが、今思い返すから言える事ですね^^
思い返すと、恥ずかしいこともありますね。

⭐️今日もお読みいただきありがとうございます!⭐️
   ⭐️コメントいただけたら嬉しいです⭐️

このnoteの目的「発明デザイン思考」があなたにとって新しい選択肢になりますように!
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⭐️追伸

ニュージーランドの公道では青い光は警察車両しか使えない。
という法律をもとに、このキャンプは「ブルーライトアーミーキャンプ」と名付けられていた。

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