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<ラグビー>ウェールズの3人が、大英帝国勲章叙勲へ

参考とした記事
https://www.planetrugby.com/welsh-rugby-greats-honoured-in-queens-birthday-list/
ウェールズの3人が、今年の大英帝国勲章を叙勲されることとなった。
ウェールズ監督を12年担ったNZ人のワレン・ゲイトランド、現ウェールズキャプテンのLOアルウィン・ジョーンズ、元ウェールズ代表及び元ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ元キャプテンのCTB/WTBガレス・トーマスの3人だ。

57歳のゲイトランドは、ウェールズ監督として、シックスネーションズに4回優勝し、そのうち3回でグランドスラム(全勝優勝)を達成した。また、RWC(ラグビーワールドカップ)で、2回準決勝に進出した。また2019年後半には、WR(世界ラグビー協会)のランキング1位にもなった。

勲章は、2014年にOBE(オフィサー・オブ・ブリティッシュエンパイア)をもらっているが、今回はさらに上位のCBE(コマンダー・オブ・ブリティッシュエンパイア)を受勲する。

ゲイトランドは、「ラグビーは、自分の人生で大きなものを占めてきた。プレヤーとして、プレーしている息子(ブリン、ブルーズ&ノースハーバーでプレー)の父として、そしてコーチとして、皆大きな喜びを与えてくれた」と叙勲の喜びを述べている。

35歳のアルンウィン・ジョーンズは、OBEを受勲するが、これから開催するシックスネーションズの残り試合及びエイトネーションズでキャップを重ねることにより、オールブラックスのリッチー・マコウの持つ最多キャップ記録148を越えることが期待されている。ジョーンズは現在ウェールズ(クラブはオスプレイズ)のキャプテン&LOをプレーしているが、これまでウェールズで139キャップ、&ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズで9キャップの計148キャップを記録している。

46歳のガレス・トーマスは、CBEを受勲する。ラグビーリーグでもプレーした後、2009年にゲイであることを告白し、その後2019年にはHIV陽性を公表して、HIVキャンペーンへの理解を深める活動をした。こうした、スポーツ及び健康全体への貢献が評価された。

 トーマスは、ラグビー選手として、ブリジェンド、カーディフ、ケルティックウォリアーズ、ツールーズ、カーディフブルーズでプレーした後、2010年にはラグビーリーグに移籍、スーパーリーグ(英国)のクルセイダーズでもプレーした。
 2011年に引退するまでに、ウェールズ代表で100キャップを記録し、2005年の27年振りとなるグランドスラムではキャプテンを務めた。リーグでもウェールズ代表となった。

(参考)
大英帝国勲章の種類(ウィキペディアから)
1位 GBE ナイトグランドクロス・ブリティッシュエンパイア(女性は、デイムグランドクロス・ブリティッシュエンパイア)
  (大英帝国)大十字騎士
2位 KBEまたはDBE ナイトコマンダー・ブリティッシュエンパイア(女性はデイムコマンダー・ブリティッシュエンパイア)
  (大英帝国)司令官騎士
3位 CBE コマンダー・オブ・ブリティッシュエンパイア
  (大英帝国)司令官
4位 OBE オフィサー・オブ・ブリティッシュエンパイア
  (大英帝国)将校
5位 MBE メンバー・オブ・ブリティッシュエンパイア
  (大英帝国)団員

【個人的見解】
日本も、近い将来、ジェイミー・ジョセフやマイケル・リーチなどに、高位の勲章(菊花大綬章等)をあげられないですかね。瑞宝章あたりだと、功績に十分報いていない気がします。彼らは、日本と日本人の名声を飛躍的に高めてくれた優れた功績がありますから。

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