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<ラグビー>アオテアロア:ハイランダーズ対ハリケーンズ

ビデオハイライト
https://www.superrugby.co.nz/video/round-10-highlanders-v-hurricanes-investec-super-rugby-aotearoa/
https://youtu.be/hP0iI2HlVMo

ハリケーンズの11番WTBウェス・ウーセンが外れ、代わりに23番チェイス・ティアティアが11番に入った。23番サレシ・ラヤシが22番になり、23番には、スーパーラグビーデビューとなるダニー・トアラが入った。

COVID19の関係で、限定された観客数に加え、皆マスクをしている異様なスタンドの風景。そして、両チームのジャージの色が被って、かなり見づらい。

4分、ハリケーンズが、自陣右中間40mの相手ボールスクラムからターンオーバーし、左サイドをFBジョルディ・バレットが抜ける。これをサポートしたSHジェイミー・ブース→SOジャクソン・ガーデンバチョップ→13番CTBビリー・プロクター→NO.8アーディ・サヴェア→14番WTBヴィンス・アソで、右中間にトライ。ジョルディ・バレットのコンバージョン成功で、0-7。
9分、ハイランダーズが、中央ゴール前10mラックから左展開。SHアーロン・スミス→FBミッチェル・ハント→SOジョシュ・イオアネ→22番ナガトゥンガネ・プニヴァイで、右中間にトライ。ジョシュ・イオアネのコンバージョン成功で、7-7。

17分、ハリケーンズが、右中間40mスクラムから右展開。SHブース→NO.8サヴェアで大きく前進し、FBバレット→14番WTBアソとつないで右中間インゴールに入るが、TMOでアソがタッチを踏んでいて、ノートライ。
22分、ハリケーンズが、右中間35mラックから右展開。SHブース→5番LOスコット・スクラフトン→内返しで6番FLリーズ・プリンセップがインゴール中央に入るが、TMOでスクラフトンのスローフォワードを取られてノートライ。

28分、ハリケーンズが、自陣右中間25mのターンオーバーから左展開。SHブース→FBバレット→SOガーデンバチョップ→12番CTBピーター・ウマガジャンセンで大きくラインブレイクし、最後はSHブースにつないで中央にトライ。バレットのコンバージョン成功で、7-14。
32分、ハイランダーズが、左ゴール前5mラインアウトからモール。そこからHOアッシュ・ディクソンが左中間にトライ。イオアネのコンバージョン成功で、14-14。

前半、ハイランダーズ14(2T2C)-ハリケーンズ14(2T2C)。
ハリケーンズは、TMOで2つのトライを逃し(タッチ、スローフォワード)、さらに、その他でもゴール前でタッチを踏んだり、スローフォワードをして、合計4トライを取り損ねる。ただし、FBジョルディ・バレット、SOジャクソン・ガーデンバチョップは良いプレーをしている。SHジェイミー・ブースはランが良い。

ハイランダーズでは、FBミッチェル・ハントがSO的役割で良いプレーをしている。

42分、イオアネがPG、17-14。
45分、ハイランダーズが、中央22mラックから右展開。11番WTBジョナ・ナレキがオフロードパスを13番CTBマイケル・コリンズにつないで、ポスト右にトライ。イオアネのコンバージョン成功で、24-14。

50分、ハリケーンズが、左ゴール前10mラインアウトから、SHブース→SOガーデンバチョップ→11番WTBチェイス・ティアティアとつないで、インゴール中央に入るが、TMOで12番CTBウマガジャンセンがダミーで走り込んだのをオブストラクションに取られて、ノートライ。
56分、ハイランダーズが、右ゴール前5mラインアウトからモール。そのまま右中間に入って、ペナルティートライ。31-14。ハリケーンズNO.8アーディ・サヴェアが、シンビンになる。

60分、ハイランダーズが、自陣左中間22mラックのターンオーバーから、右サイドをFBハントが抜け、そのまま右中間にトライ。ハントのコンバージョン成功で、38-14。
72分、ハリケーンズが、ポスト右ゴール前10mラックから、SOガーデンバチョップがゴロパント。それをチェイスした12番CTBウマガジャンセンが左中間インゴールでタッチダウンしてトライ。バレットのコンバージョン成功で、38-21。

後半、ハイランダーズ24(3T3C1P)-ハリケーンズ7(1T1C)。合計、ハイランダーズ38(5T5C1P)-ハリケーンズ21(3T3C)。

MOMは、速いテンポのアタックをリードしたSHアーロン・スミス。FWでは、ディフェンスで良い働きをした7番FLディロン・ハント。

ハリケーンズは、前半に4トライ、後半に1トライを取り損ねる一方、反則を繰り返しては勝機はない。さらに、後半はディフェンスもザルになってしまい、揚げ句にシンビンまでもらっては万事休す。

SHジェイミー・ブースのパスは、後半特に致命的に遅くなってしまい、TJ・ペレナラ不在が大きく響いた。ただし、SOジャクソン・ガーデンバチョップ、CTBピーター・ウマガジャンセンの成長は、来シーズンが楽しみになる成果があったと思う。

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