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<ラグビー>トランスタスマン第2週、プレビュー2試合

チーフス対ブランビーズ
日時:2021年5月22日(土) 19:05キックオフ
場所:FMGスタジアム、ワイカト
レフェリー:ベン・オキーフ
アシスタントレフェリー1:ポール・ウィリアムス
アシスタントレフェリー2:ダン・ワエンガ
TMO:アーロン・パターソン

ブランビーズ:
スコット・シオ、ラクラン・ラナーガン、アラン・アラアラトア(キャプテン)、ダーシー・スワイン、ニック・フォレスト、ヘンリー・スタワース、ロリ-・スコット、ロブ・ヴァレティニ、ライアン・ロナーガン、ノア・ロレシオ、トム・ライト、イラエ・シモーネ、レン・イキタウ、ソロモネ・カタ、トム・バンクス
(リザーブ)
コンナル・マキナーニー、ハリー・ロイド、トム・ロス、トム・フーパー、トム・クーザック、アイザック・ファインズレレイワサ、バイレイ・クエンズル、マック・ハンセン

チーフス:
アイダン・ロス、サミソニ・タウケイアホ、シオネ・マフィレオ、ジョシュ・ロード、ツポウ・ヴァアイ、リアム・メッサム、ラクラン・ボシアー、ルーク・ジェイコブソン、ブラッド・ウェバー(キャプテン)、ダミアン・マッケンジー、ジョナ・ロウ、アレックス・ナンキヴェル、アントン・リエナートブラウン、バイリン・サリヴァン、チィエス・ティアティア
(リザーブ)
ブラッドレイ・スレイター、オリー・ノリス、アツ・モリ、ザイン・カペティ、ピタガス・ソワクラ、ザヴィエール・ロー、ラメカ・ポイヒピ、カレブ・トラスク

プレビュー:
ブランビーズ監督のダン・マッケラーは、先週のクルセイダーズ戦の惜敗で自信を持てたようだ。2番HOのラクラン・ラナーガンを初先発させる。9番SHライアン・ロナーガンと兄弟であり、ブランビーズ史上初の兄弟先発となる。

また、リザーブには、長期の怪我から復帰の16番HOコンナル・マキナーニー、同じく怪我から復帰の20番FLトム・クーザックが入った。

チーフスのクレイトン・マクミラン監督は、先週のフォースに1点差勝利となったことを反省し、先発4人を代えた。

2番HOサミソニ・タウケイアホ、3番PRシオネ・マフィレオが先発する。また、6番FLには、一旦は引退した大ベテランのリアム・メッサムが6番FLで先発する。BKでは、バイリン・サリヴァンが、14番WTBに入った。10番SOはダミアン・マッケンジー、15番FBチェイス・ティティアが先発する。

リザーブでは、怪我で長期欠場していたPRアツ・モリが復帰した。貴重な右PRとして、オールブラックスへの復帰も期待される。

先週のNZ対オーストラリアの結果からみれば、ここもチーフスが勝利を得ることが期待される。ブランビーズSOノア・ロレシオは、オークランド生まれのNZ人だけに、オールブラックスには気後れするようで、チーフスSOダミアン・マッケンジーにいいようにやられてしまうのではないか。


レッズ対クルセイダーズ
日時:2021年5月22日(土) 21:45キックオフ
場所:サンコープスタジアム、ブリスベン
レフェリー:マイク・フレイザー
アシスタントレフェリー1:ダーモン・マーフィー
アシスタントレフェリー2:ジョーダン・ウェイ
TMO:ブレット・クローナン

クルセイダーズ:
ジョージ・ボウワー、コーディ・テイラー(キャプテン)、オリヴァー・ヤーガー、ミッチェル・ダンシア、サムエル・ホワイトロック、ウェツカモカモ・ダグラス、イーサン・ブラカッダー、カレン・グレイス、ミッチェル・ドルモンド、リッチー・モウンガ、レスター・ファインガアヌク、デイヴィット・ハヴィリ(バイスキャプテン)、ブライドン・エンノー、セヴ・リース、ウィル・ジョーダン
(リザーブ)
ブロディー・マカリスター、タマイティ・ウィリアムス、マイケル・アラアラトア、クインティン・ストレンジ、シオネ・ハヴィリタリツイ、ブリン・ホール、ダラス・マクロード、マナサ・マタエレ

レッズ:
ダン・ザンダー、ブランドン・パエンガアモサ、タニエラ・ツポウ、ライアン・スミス、ラッカン・サラカイアロト、リアム・ライト(共同キャプテン)、フレイザー・マクライト、ハリー・ウィルソン、テイト・マクダーモット、ジェイムズ・オコナー(共同キャプテン)、ジョック・キャンベル、ハミッシュ・スチュワート、ハンター・パイサミ、スリアシ・ヴニヴァル、ブライス・ヒガティー
リザーブ:
アレックス・マフィ、ハリー・フーパート、フェアオ・フォツアイカ、セル・ウル、アンガス・スコットヤング、カラニ・トーマス、アイザック・ヘンリー、フィリポ・ダウグヌ

プレビュー:
先週の試合に苦戦したNZ及びオーストラリアの優勝チーム同士の対戦。トランスタスマンの優勝争い第1弾となる。

クルセイダーズ監督スコット・ロバートソンは、先週はアオテアロア決勝の疲れもあり、Bチーム中心のメンバーとしたが、今週はAチームのメンバーを復帰させた。なお、キャプテンのLO/FLスコット・バレットは怪我から復帰しているものの、医学的規則に従って今週までメンバー外となっている他、WTBジョージ・ブリッジも体調不十分で欠場している。

FW1列では、3番PRオリヴァー・ヤーガーと18番PRアラン・アラアラトアがローテーションしている。FLトム・サンダーズが怪我で遠征不参加となったため、7番FLにイーサン・ブラカッダーが入った。9番SHは休養していたミッチェル・ドルモンド、21番のSHリザーブにブリン・ホールが下がった。15番FBもエースのウィル・ジョーダンが先発に戻っている。20番FLシオネ・ハヴィリタリツイが、脳震盪から復帰したのは朗報だろう。

なお、クルセイダーズは今回のオーストラリア遠征の補充要因として、フレッチャー・ニュウエル、ネイサン・ヴェッラ、ファーガス・バークの3人を追加している。

オーストラリア内でのみ強さが通用することを暴露してしまった、レッズのNZ人監督 ブラッド・ソーン(元オールブラックス)は、8番NO.8ハリー・ウィルソン、13番CTBハンター・パイサミ、9番SHテイト・マクダーモットに加え、16番HOアレックス・マフィも復帰して一安心となっている。50キャップ目となる6番FLリアム・ライトと10番SOジェイムズ・オコナーの共同キャプテンで、チームをリードしたい。

先週の結果からは、レッズの強さはNZ最下位のハリケーンズ以下と推測されるため、ここもクルセイダーズが楽勝しておかしくないと思われる。ただし、今シーズンのクルセイダーズには、ハイランダーズに負けたように、一度歯車が外れるとずるずるといってしまう不安があるので、オールブラックス勢を中心に安定した戦いをできれば、圧勝となってもおかしくない。

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