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<ラグビー>アオテアロア:ハリケーンズ対チーフス、プレビュー

日時:2020年8月8日(土) 19:05キックオフ
場所:スカイスタジアム、ウェリントン
レフェリー:ジェイムズ・ドールマン
アシスタントレフェリー1:ベン・オキーフ
アシスタントレフェリー2:ブレンドン・ピッケリル
TMO:マイク・フレイザー

チーフス:
オリヴァー・ノリス、サミソニ・タウケイアホ、ネポ・ラウララ、
ナイトア・アークオイ、ミッチェル・ブラウン、
ルーク・ジェイコブソン、サム・ケーン(キャプテン)、ピタガス・ソワクラ、
ブラッド・ウェバー、カレブ・トゥラスク、
ショーン・ワイヌイ、アレックス・ナンキヴェリ、アントン・リエナートブラウン、ショーン・スティーヴンソン
(リザーブ)
ブラッドレイ・スレイター、ロブ・コッブ、アンガス・タアアヴォ、ツポウ・ヴァアイ、ミッチェル・カーピック、リサティ・マイロハリス、クイン・ツパエア、キニヴィリアメ・ナホロ

ハリケーンズ:
ベン・メイ、ダン・コールズ(共同キャプテン)、タイレル・ローマックス、
ジェイムズ・ブラックウェル、スコット・スクラフトン、
リード・プリンセップ、デュプレッシー・キリフィ、アーディ・サヴェア、
TJ・ペレナラ(共同キャプテン)、ジャクソン・ガーデンバチョップ、
ウェス・ウーセン、ヴィンス・アソ、ピーター・ウマガジャンセン、コブス・ファンアイク、
ジョルディ・バレット
(リザーブ)
アサフォ・アウムア、テヴィタ・マフィレオ、ポール・ラカテストーンズ、ケイン・レアウペペ、デヴァン・フランダーズ、ジェイミー・ブース、ビリー・プロクター、ジョナ・ロウ

プレビュー:
チーフスのワレン・ゲイトランド監督は、なかなか勝利できないチームに忍耐の一文字しかない状況だ。

ベテランのSOアーロン・クルーデンは、もうチーフスでプレーしないため、先発には若いカレブ・トゥラスクが入る。リザーブのSOはいないので、FBダミアン・マッケンジーがSOの控えになる。

チームで最も貢献度の高いFLラクラン・ボシアーはメンバー外となり、怪我が多いルーク・ジェイコブソンが6番で先発、20番にはミッチェル・カーピックが入った。4番ナイトア・アークオイと19番ツポウ・ヴァアイでローテーションし、HOサミソニ・タウケイアホと16番ブラッドレイ・スレイターとでローテーションした。17番PRロブ・コッブ、23番BKキニヴィリアメ・ナホロが新たに入っている。

優勝の望みはなくなったが、ホームゲームとなるハリケーンズのジェイソン・ホランド監督は、チーフスに初勝利を献上するつもりは毛頭ないようだ。

FBジョルディ・バレットは、このたびハリケーンズとの契約を2021年まで延長した。1年だけなので、もしかすると兄のボーデンを追ってブルーズに移籍する可能性を残すこととなった。ジョルディは、2017年以来ハリケーンズで57試合をプレーし、343得点、15トライ、71コンバージョン、42PGを記録しており、今やチームの大黒柱となっている。

11番WTBウェス・ウーセンが、50キャップを迎える。2016年からプレーして、22トライを記録している24歳の南アフリカ人は、NZラグビーが気に入っているようだ。

HOにダン・コールズが戻り、SHのTJ・ペレナラと共同キャプテンを担う。16番のリザーブには、成長著しいアサフォ・アウムアが下がった。

3番PRタイレル・ローマックスが戻り、12番CTBは、ナガニ・ラウマフィーの怪我でヴィンス・アソが先発し、13番CTBは突破力が頼もしいピーター・ウマガジャンセンが入った。

WTBベン・ラムがフランスへ移籍するためすでに不在となっている関係から、14番WTBにコブス・ファンアイクが入り、19番LOにはケイン・レアウペペが入っている。

チーフスの不調は止まりそうもないようです。普通のスーパーラグビーなら、オーストラリアや南アフリカのチームに勝てるので、連敗は止まるのですが、NZチームだけが相手というのは相当に厳しいものがあります。そして、ここでも勝利は難しそうです。

ハリケーンズは、優勝争いから脱落したものの、3連敗から5連勝して、良く持ち直しました。やはり、ジョルディ・バレットの存在が大きかったと思います。TJ・ペレナラのチームである上に、ダン・コールズはHOのため、アタックを決める担当がペレナラ以外にもう一人必要だったのを、バレットが上手く埋めている印象です。ここも精神的にもスキル的にも成長したプレーを見せてくれることでしょう。

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