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<ラグビー>アオテアロア:チーフス対クルセイダーズ、プレビュー

日時:2020年8月1日(土) 19:05キックオフ
場所:FMGスタジアム・ワイカト、ハミルトン
レフェリー:ベン・オキーフ
アシスタントレフェリー1:ポール・ウィリアムス
アシスタントレフェリー2:リチャード・ケリー
TMO:グレン・ニューマン

クルセイダーズ:
ジョージ・ボウワー、コーディ・テイラー(キャプテン)、マイケル・アラアラトア、
サムエル・ホワイトロック(バイスキャプテン)、ミッチェル・ダンシア、
シオネ・ハヴィリ、トム・クリスティー、トム・サンダース、
ミッチェル・ドルモンド、リッチー・モウンガ、
ジョージ・ブリッジ、ジャック・グッドヒュー(バイスキャプテン)、フェツリ・パエア、セヴ・リース、
ウィル・ジョーダン
(リザーブ)
アンドリュウ・マカリオ、イシレリ・トゥンガファシ、オリヴァー・ヤーガー、クインティン・ストレンジ、ビリー・ハーモン、ブリン・ホール、ブレット・キャメロン、レスター・ファインガアヌク

ルーベン・オニール、ブラッドレイ・スレイター、ネポ・ラウララ、
ツポウ・ヴァアイ、ミッチェル・ブラウン、
ラクラン・ボシアー、サム・ケーン(キャプテン)、ピタガス・ソワクラ、
ブラッド・ウェバー、アーロン・クルーデン、
ショーン・ワイヌイ、アレックス・ナンキヴェリ、アントン・リエナートブラウン、ショーン・スティーヴンソン、
ダミアン・マッケンジー
(リザーブ)
サミソニ・タウケイアホ、オリー・ノリス、アンガス・タアアヴォ、ナイトア・アークオイ、サイモン・パーカー、リアティ・マイロハリス、カレブ・トゥラスク、クイン・ツパエア

プレビュー:
クルセイダーズのスコット・ロバートソン監督は、先週ハリケーンズに連勝を止められたものの余裕でいる。また、ベテランLOのサムエル・ホワイトロックが、スーパーラグビーで150キャップとなる。

左PRジョー・ムーディが、家族で不幸があったため欠場することから、1番PRにジョージ・ボウワーを入れ、リザーブ17番にはイシレリ・トゥンガファシが入った。6番FLにはシオネ・ハヴィリが先発し、6番だったトム・サンダースは、ウェツカモカモ・ダグラスの怪我により、NO.8に移動した。

SHは、ミッチェル・ドルモンド(先発)とブリン・ホール(リザーブ)でローテーションし、13番CTBは、ブライドン・エンノーが怪我から復帰していないため、引き続きフェツリ・パエアが先発する。SO及びCTBのリザーブはブレッド・キャメロン、バックスリーのリザーブは、レスター・ファインガアヌクが務める。

ロバートソン監督は、「先週のハリケーンズ戦の敗因を分析し、今週は修正して臨みたい。チーフスは、僅差で負けているうえに、ホームでの勝利を目指しているので要注意だ。」と警戒している。

チーフスのワレン・ゲイトランド監督は、自チームの惜敗が続く理由として、レフェリングを一因にしていると報道されているが、それだけではないものがあるように感じる。

アオテアロア最後のホームとなる試合で、なんとしても勝利したいのは、ゲイトランド監督もそうだが、今シーズン終了後に日本(神戸製鋼)へ行く予定のSOアーロン・クルーデンにとっても、ホーム最後の試合で勝利を得たいゲームとなる。また、スーパーラグビーで100キャップ達成となる記念すべきゲームでもある。

そのクルーデンをSO先発にし、カレブ・トゥラスクを22番のリザーブにした。また、14番WTBにショーン・スティーヴンソンが復帰したため、ジョーン・ワイヌイが、14番から11番に移動した。なお、先週のブルーズ戦でトライした後に、カレブ・クラークに当たられて肩を負傷したソロモン・アライマロは、メンバー外となった。

リザーブでは、18番PRにアンガス・タアアヴォ、19番LOに脳震盪だったナイトア・アークオイが復帰した。20番FW3列のワイカト代表のサイモン・パーカーは、これがスーパーラグビーのデビューとなる。

ゲイトランド監督は、「王者クルセイダーズ相手に、挑戦したい。」と弱気なコメントをしている。

首位を走るクルセイダーズと、連敗から抜け出せないチーフスとでは、勢いに差がありすぎる気がします。ただし、先週ハリケーンズにクルセイダーズが負けたように、チーフスに勝つチャンスがないわけではありません。チーフスとしては、SOクルーデンの探し出したアタックポイントに、他の選手が付いて行って確実に得点することができれば、勝機は近づくと思います。

一方のクルセイダーズとしては、いつも通りのプレーをすれば勝利を得られると思いますが、そのためにはFW陣の奮闘が前提となるでしょう。


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