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<ラグビー>TJ・ペレナラの日本行きが確定

参考とした記事
https://www.nzherald.co.nz/sport/rugby-all-blacks-halfback-tj-perenara-confirms-signing-contract-in-japan/HDA26FTUAMIS3ZBA6DU473JN2M/

オールブラックスのSHであり,ハリケーンズでは共同キャプテンを務めるTJ・ペレナラ(Thomas Tekanapu Rawakata Perenara, RがなぜかJで表記され,TJと略されている),28歳(1992年1月23日ウェリントン,ポリルア生まれ)は,かねてから噂のあった,大阪のNTTドコモレッドハリケーンズと,2021年シーズンの短期間の移籍が確定したことを発表した。この結果ペレナラは,2021年シーズンのハリケーンズではプレーしないこととなった。

「この移籍は,NZでのプレーが終わることを意味していない。そして,日本での挑戦を楽しみにしている。新しいチームの選手たち,新しいコーチたちと会えるのが楽しみだ。そして,自分自身と家族の新たな冒険にわくわくしている」とペレナラは述べている。

ハリケーンズのジェイソン・ホランド監督は,チームの柱であるペレナラの不在を,ポジティブに捉えている。
「ペレナラは,長年にわたって我々のチームの魂であり,心のよりどころでもあるので,彼が,次にハリケーンズのジャージを着てプレーしないようなことはないと確信している」
「幸いチームには2人の優れたSHがいる。(ペレナラのような)ベテラン選手の不在は,こうした選手たちにはチャンスとなる。特にジェイミー・ブースとジョナサン・タウマテイネの2人の成長には注目している」

ペレナラは,次のザラグビーチャンピオンシップでプレーした後,日本へ向けて旅立つ予定でいる。

ペレナラは,2014年にオールブラックスにデビューした後,66キャップを重ねるとともに,65得点(13トライ)を記録している。184cm,90kgとフィジカルもあるSHであり,SOもプレーできるユーティリティーさを併せ持っている他,スキルに長けたトライゲッターでもある。また,マオリの選手であるが,サモア系の血も入っており,ソニービル・ウィリアムスやティム・ナナイウィリアムスとは遠縁になる。

【個人的見解】
ペレナラは,アーロン・スミスと同時代ということもあって,なかなかオールブラックスの先発SHになれないでいますが,世界のSHでもトップレベルにあることは間違いない非常に優れた選手です。

ただし,28歳ということもあり,次の2023年RWC後は引退することが想定されますので,今のうちに日本で稼いでおこうということだと思います。しかし,日本のトップリーグとしては,この優れた才能を生かし切るような試合を提供するとともに,せっかくできた日本との縁を大事にして,引退後のコーチングなどの道筋もつけておくのが良いと思います。


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