見出し画像

<ラグビー>リーグワン4月30日、5月1日、スーパーラグビーパシフィック4月29日、30日、5月1日のそれぞれの結果から

(1)ラグビーとは関係ない、枕(世間)話(関心ない方は飛ばしてください)。


 先日、姪家族と喫茶店で会ったときに、私たちは別の用事があるので、先に会計を済ませて出ようとした。すると、アルバイトの若い女が、なんのためらいもなく「注文したものを教えてください!」と言ってきた。一瞬何のことか頭の中が混乱し、「そもそも店の側で伝票(またはレジと連結したデータ)があるはずなのに、なぜ?」と思いつつ、言葉につまっていた。すると、傍から見ていた店のオーナーらしき中年女性が出てきて、レジのキーを無言で押した。すると、当然だが清算する金額が表示された。オーナー及びアルバイトの女性は、無言で機械を操作し、私たちは言われた金額をカードで支払った。北千住のことです。


 また、別の日。床屋で坊主にしてもらった後(もう、髪の長さや髪型でどうのこうのという歳でもないので、夏に向けて涼しくなりたかったのです)、近くの少し高級な蕎麦屋に入った。ランチ時間には早いこともあって、店の客は少なかった。案内を待つと、レジ及び入口に近いカウンターの一番端の席を案内された。そして、メニューを見ていたら、いきなり命令口調で「QRコードを読み込んで、そこから注文してください!」と言われた。「スマホがない人はどうするのだろう?」と疑問を感じたが、海外でも同様だったので、日本もそうなっているのだと思い、そそくさと注文した。すると、私の直後に常連らしき男性が入ってきて、カウンターの中央席に座った。これは距離を置く意味でも妥当だろう。すると、店主らしき男性が出てきて親しげに話しつつ、「ご注文は?」とメニューを見ている常連男性に聞いている。つまり、私に対しては杓子定規にQRコードから注文させたが、常連客に対しては、口頭で注文を取っている。そして、予想できたことだが、私より後に入ってきた常連客の方に、先に料理が出された。


 私は、料理の順については、調理の手間などもあるので、後先になっても基本的に気にしない。また、時間を急ぐわけではなかったので、「たぶん注文は通っているだろうから」と自分に言い聞かせつつ、スマホを見ながら時間をつぶした。しかし、調理の手間がかからないグラスビールすら、出てくるのに時間がかかるのは不自然だと思う。さらに不自然なのは、私はたぬきそばと天丼のセットを頼んだ(どちらも小ぶりになっているいわゆるランチセットだ)のだが、長い間待たされた後に出されたこのランチセットを食べた後、私を席に案内した女が、突然「蕎麦湯をどうぞ」と持ってきた。私はまたもや頭の中が「???」となってしまった。「蕎麦湯というのは、もりそばなどのときに、最後の残ったつけ汁に足してつゆを楽しむものであり、普通のどんぶりにつゆが入ったものに足すことはないのに・・・」と一瞬、頭の中に言葉が浮かんだ。しかし、いちおう老年である私は、「もう飲んじゃったから(実際そばつゆを全部飲んでしまった)いいです」と(私としては丁寧に)断った。くだんの女性は、少しいぶかしげにして無言で去っていった。豊洲のことです。


 こうした「おもてなし」とは正反対ではないかと思うことに遭遇した後の夜、今読んでいるダンテ『神曲』「煉獄篇」第16歌に、キリスト教カソリックでいうところの「憤怒」を「柔和(寛容)」に変換することが協調されていた。私は、「まだまだ修行が足りない、こうしたことで天国へ行くことを試されているのだな」と思った。そういえば、ラグビーつながりの同い年の友人が、多発性骨髄腫でもうすぐ入院する。入院前に、彼の好きな焼き肉をほかの友人2人とともに食べに行く予定だが、「最後の晩餐」にならないことを切に願っている。


 そういえば、宿沢さん、石塚さん、上田さんと、ラグビー界に貢献した方々がすでに亡くなっているなあ。・・・せめて私だけは、うんと長生きしてやろう・・・。


(2)こちらは、ラグビーに関係した枕話。


 スペインは2023年RWC出場が確定していたが、2019年にルーマニア、ベルギーとともに代表選手資格のない選手を代表にしたことが発覚(PRとして代表入りした南アフリカ国籍者で、スペインに来た当初は偽変造された旅券を持っていたといわれている。また、スペイン代表としてプレーしたのは数分間だったので、代表試合への影響は少なかったと思われる)して、大会出場を取り消され、さらにWRから多額の罰金を請求されることになった。


 この結果、スペインに代わって敗者復活戦に出場予定だったルーマニアが、スペインが入る予定だったRWCの南アフリカ、スコットランド、アイルランドが入るプールBに入った。また、ルーマニアに代わってポルトガルが敗者復活戦に回ることになった。


 前回の日本大会の時は、最終的にロシアが出場し、日本との開幕戦で善戦したのを覚えている。ラグビーの世界は、イタリア、ジョージア、フィジー、アルゼンチン、日本、サモア、トンガなど(いわゆるティア2)が頑張っているものの、旧IRB構成の8ヶ国(イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、フランス、南アフリカ、オーストラリア、NZのいわゆるティア1)との実力差が大きく、アメリカ、カナダ(昔はちょっと強かったが)、ロシア、スペイン、ルーマニア、ウルグアイ、ナミビア、コートジボワールなどのいわゆるティア3のチームが、ティア1のチームに勝つことは限りなく不可能に近くなっている他、ティア2のチームに対しても勝つ可能性が低くなっている。


 そのため2023年RWCへの影響はほとんどないと言えるが、ラグビーはサッカーの国籍主義(代表チームの国籍を取得していれば、プレーに支障がない。したがって、当該国に来てすぐに国籍が付与されるのであれば、そのまま代表チームでプレーできる。そのため、例えばアラブ諸国代表にはアラブ人ではなくアフリカ人が主流となっているのが現状)と異なる協会主義(当該国のラグビー協会に現在では継続して5年在住することが条件。また祖父母や父母が当該国の国籍を持っている場合は、居住条件とは関係なく代表資格を得られる)のため、こうした問題がたびたび発生してしまう。ただし、旅券(パスポート)自体が偽変造されているのであれば、そもそも本人の国籍や身分証明が不明(不正)となるので、サッカーでも代表資格取得は難しくなると思う(国籍付与の対象となる旅券が真正でないため)。


 そこで思うのですが、オリンピックをはじめとして、政治などの面倒なことが関与しやすい国ごとで勝敗や順位を決めることはもう止めて、所属に関係ない個人の間で勝敗や順位を決める、または目的を同じくする団体(チーム。つまりクラブ)の間で勝敗や順位を決めるようにすれば良いと思います。例えば、ラグビーなら、クラブチーム名としての、オールブラックス、ワラビーズ、スプリングボクス、プーマス、ブレイブブロッサムズ、レブル―、(以下勝手に名称、サクソンズまたはライオンズ=イングランド、ケルズまたはクローバーズ=アイルランド、ハイランダーズ=スコットランド、ドラゴンズ=ウェールズ)として、RWCに参加すればよいのではと愚考する次第です。


(3)こんな枕話をしているうちに、4月30日の夜から原因不明の強度のめまいに襲われて歩行困難になり、ついに5月2日朝、人生三回目の救急車での搬送になった。ルーマニアと違って、日本の救急車や救急隊員はとても親切で丁寧なことに感動した。幸い、血液検査及びMRIやCTでも脳梗塞や脳出血の異常はなく、また三半規管の異常もないようで、原因は長期間の旅行疲れと30日に人出の異常に多い海浜幕張に行ったストレス(あと、友達の入院ショックや酒の飲みすぎか?)からの高血圧らしい。めまいを抑える薬をもらって、点滴・投薬・検査だけで午後には病院から出られた。

 しかし、さすがに36時間以上寝たきりだったので、ふらふらしており、今日までラグビーのハイライト映像チェック及び投稿はできなかった次第。これからは、キーウィ、トマト、ブロッコリー、らっきょう、青魚の食事療法(いずれも血圧を下げる効果あり)を続けるが、ついに降圧剤を飲まねばならない状況になってきたか・・・?



1.リーグワン


4月30日


ブラックラムズ東京17-64トヨタヴェルブリッツ


 けっこう接戦の良い試合になりそうな期待がある。


 しかし、ブラックラムズSOアイザック・ルーカスと、ヴェルブリッツFB&SOウィー・ルルーという、両チームのアタックの柱の格の違いがそのまま点差になった印象。また、ブラックラムズのプレーぶりを見ると、ラグビーを始めたばかりのようなプレーが散見され、もっとチームとして熟成する必要があるのでは?


5月1日


スピアーズ東京ベイ40-13シャイングアークス浦安


 順当ならスピアーズなのでしょうが、シャイングアークスの踏ん張りに期待したい。


 期待どおりに点差ほど実力差を感じられないゲーム。シャイニングアークスにも勝機はあったが、FWの総合力で点差がついた印象。


 前半は、シャニングアークスSO(本来はSH)の元スコットランド代表キャプテンであるグレッグ・レイドローが熟練の技とプレーの読みを発揮し、ゲームを盛り上げた。しかし、後半に入ると、こちらはSOが本職である元ワラビーズ代表のバーナード・フォリーが、レイドローに勝ると劣らない技を屈指して、チームを大勝させた。もっともFWのバックアップがあってこそのフォリーの技でもあったが。


グリーンロケッツ東葛10-39埼玉ワイルドナイツ


 Bチーム主体でワイルドナイツは戦ってくるでしょうから、またしても後半大逆転のシナリオでしょうか?


 期待通りグリーンロケッツが、SH田中史朗の好リードもあって前半を接戦で終える。しかし、当然のごとくにBチーム編成とはいえ、ワイルドナイツが着実に点差を広げ、終わってみれば完勝のゲームだった。


 ワイルドナイツは、13番CTBに本来WTBのマリカ・コロイベテを起用して、アタックの随所に絡ませて他、安定した球出しからSO山沢拓也がフレアーあふれるプレーを連発していた。これがBなのだから、なんとも贅沢だ。



レッドハリケーンズ大阪(中止)静岡ブルーレヴズ


 ここも甲乙つけがたい実力差なので、接戦になるような期待がある。


 と期待したのに、なんかもうどうでも良い気分だが、例によって新型コロナウイルス感染者が発生して中止。コロナコロナと大騒ぎ(集団パニック)するのは、もういい加減にやめてほしい。



神戸スティーラーズ42-33横浜イーグルス


 格的にはスティーラーズなのでしょうが、今のチーム状態ならイーグルスの方が強いと思う。


 SOアーロン・クルーデンが休みなので、もう疲れているのかなと思ったFB山中亮平が、アタックのキーマン&プレーメーカーをして大活躍。さすがは大ベテランの味を彷彿させた。スティーラーズはここにきて、ブレイブルーパス同様にチーム力を急激に上げてきている。


 対照的にチーム力が下がってしまったのが、イーグルス。特に最後のポイント稼ぎのPGを外してしまうことに象徴されるように、イージーなミスが多く、これではいくら指揮官が優秀でもチームは機能しない。大局的に言えば、チームとしての総合力がまだ備わっていないということなので、いくら優れた指揮官でも短時間でそこまで整備するのは無理だと思う。



ブレイブルーパス東京27-3東京サンゴリアス


 熾烈なFW戦を期待したい。でも、サンゴリアスがBKの差で勝つのでしょう。


 予想を裏切る今週のベストゲームでしょう。ブレイブルーパスが、1.5軍のサンゴリアス相手にディフェンスで意地を見せたゲーム。ここまで強烈なディフェンスをされたら、ダミアン・マッケンジー一人ではどうしようもできないし、その他の選手もアタックのチャンスを見つけられなかった。


 特にマイケル・リーチのMOMになった獅子奮迅の凄いプレーぶりは、後継者となって欲しいワーナー・ディアンズの良いお手本になったと思う。そしてまた、リーチには、これまでの多大な日本ラグビー界への貢献から、特別に勲章を挙げたいくらいです。



2.スーパーラグビーパシフィック


4月29日


レッズ25-27チーフス


 ハリケーンズに反則負けして悔しがっているレッズだが、チーフスには反則しなくても勝てないでしょう。


 最初レッズにシンビンが出たことも影響し、チーフスが点差を広げ、ほぼ勝利を確実にする。しかし、後半レッズが追い上げ、さらにチーフスに75分にレッドカードが出てレッズが逆転する勢いだったが、どうにかチーフスが逃げ切ったという展開。先週のゲームからメンバー交代したこともあり、オーストラリア勢の奮闘が目立つ。


 チーフスHOサミソニ・タウケイアホが良い感じ。オールブラックスでもコーディ・テイラーを抜かす勢いがある。



フォース18-22ブルーズ


 ブルーズがプレーオフに向けて、選手の調整をするようなゲームになるか?


 このゲームもブルーズが先行して、ほぼ勝利を確実にしたのち、60分以降にスイッチを切ってしまったのか、格下のフォースに追い上げられ、最後はどうにか逃げ切ったという展開。フォースとしては勝てなかったものの十分に意地を見せたゲームとなった。いくらNZ側の実力が上とはいえ、メンバー交代したチームで、相手をなめたら苦戦するという好例。


 ブルーズでは、12番CTBロジャー・ツイバサシェックが良い感じでプレーしている。オールブラックス入りできる期待が膨らんできた。12番でいきなりは難しいが、23番に入れたら活躍が期待できる。また、アキラ・イオアネも良いプレーを見せており、個人的にはオールブラックスの6番に一番相応しいと思っている。



4月30日


フィジードルア24-27ハイランダーズ


 ハイランダーズとしては勝利を得るチャンスだが、ドルアは予想以上に良いラグビーをしている。禁じ手のモールで活路を見出すのか?


 ドルア初のホームゲーム。これは力が入るでしょうが、前半に飛ばしすぎて、後半ガス欠になってしまったような印象。一方、ハイランダーズはFWプレーを中心に着実なゲーム運びで、2勝目を得た。


 それにしても、ドルアはスーパーラグビーが期待するようなダイナミックなプレーを連発するので、スーパーラグビーとしては順位が低いとしても加入させて正解だったと思う。



ワラターズ24-21クルセイダーズ


 ワラターズも先週は反則に泣いたが、今回は反則しなくてもクルセイダーズには歯が立たないでしょう。


 と予想したものの、クルセイダーズが1.5軍のメンバー編成ながら、まさかの敗戦。前半を17-0とリードされたものの、66分には17-14として予定通りに逆転するシナリオだった。しかし、不要なプレーでレッドカードをもらって万事休す。オーストラリアチームのホームゲームだから、あんまり舐めたらだめだという典型でしょう。


 ワラターズSOテイン・エドメッドのプレーぶりが評価されている。クルセイダーズ相手なので、なおさらだろう。ノア・ロレシオを押しのけて、いきなりワラビーズの10番に入るかもしれない。



レベルズ26-22モアラパシフィカ


 意外と面白いゲームになりそうな予感。


 モアラが期待どおりに奮闘したが、レベルズFBリース・ホッジが、ここ数年でも滅多になかった絶好調でチームを引っ張る。一方モアラは、72分にトライ確実だったのをノッコンさせられた他、80分にはマイボールのPKをノータッチにしてしまうという、やはりチームが熟成していないことが原因となるミスで、勝てるゲームを落としてしまった。誠に残念。


 しかし、来シーズンには、フィジードルアとともにもっと良いチームに仕上がっていると思う。そして、その結果が、フィジー、サモア、トンガの南太平洋チームのRWCでの活躍につながっていくことが期待される。



5月1日


ブランビーズ42-25ハリケーンズ


 ハリケーンズは、先週ハイランダーズが負けた借りを返したいゲーム。また、それぐらいはやってくれるでしょう。調子は悪くないと思う。


 相性というのか、ハリケーンズは内容的には決して劣っていないながら、自滅(したトライが前後半一つずつ。これがなければ、28-25)としかいいようがないプレーで完敗した。やはりキャンベラでのハリケーンズは実力が半減してしまうようだ。


 まあ、これがハリケーンズのチームカラーであり、また勝ったブランビーズもチームカラー(システマティックなラグビー)で勝利したというゲームだったと思う。



3.総括的な感想


 今週は、NZチームがメンバーを落としたこともあって、オーストラリアチームが3勝した(含むモアラパシフィカ)。ワラビーズ監督のデイヴ・レニーは、昨シーズンから改善された結果に喜んでいるが、実際オーストラリアチームの力は上昇していると思う。だから、ブレディローカップやザ・ラグビー・チャンピオンシップで、ワラビーズに楽勝できると思ったら、大違いだろう。


 また、オールブラックスは、イアン・フォスターを監督に留任させたものの、セレクターをグラント・フォックスから「知恵蔵」ともいえるウェイン・スミスに交代させることで、指導陣からのチーム強化を図っている。これがどういう結果になるかはわからないが、チームのセレクションは勝敗を決める大きな要因でもあるので、これまでとは違った(良くなった)オールブラックスが見られることを期待したい。


 今年は6月にウォームアップゲームとして、カナダ及びアメリカと対戦するので、次のアイルランドとの負けられない3連戦前に、新たな選手を試すチャンスがある。そこで、すでにサー・ジョン・カーワンが、オールブラックスのメンバーを選んでいるが、私もそれに倣って選んでみたい。


ジョージ・バウワー、コーディ・テイラー、タマティ・ウィリアムス、

ブロディ―・レタリック、ツポウ・ヴァアイ、

アキラ・イオアネ、サム・ケーン(キャプテン)、アーディ・サヴェア、

アーロン・スミス、ボーデン・バレット、

レスター・ファインガアヌク、ロジャー・ツイヴァサシェク、リエコ・イオアネ、ウィル・ジョーダン、

ジョルディ・バレット

(リザーブ)

サミソニ・タウケイアホ、オファ・トゥンガファシ、タイレル・ロ―マックス、サムエル・ホワイトロック、ダルトン・パパリイ、フォラウ・ファカタヴァ、リッチー・モウンガ、サレシ・ラヤシ


 簡単な説明をすれば、問題となっている6番には、ルーク・ジェイコブソン、イーサン・ブラカッダーという良い選手がいるものの、アタック力で北半球の強豪に負けないくいのジェローム・カイノの後継者は、実はアキラではないかと思っている。


 また、これも問題の12番は、ジョルディはやはり15番がベストだと思う。そして、ジャック・グッドヒュー、デイヴィット・ハヴィリ、アントン・レイナートブラウン、ピーター・ウマガジャンセンといった候補は、皆マア・ノヌーの後継者としては「帯に短し、襷に長し」と見ている。そのため、NRLとしての経験値、スキル、フィジカルが、スーパーラグビーレベルで十分通用しているツイヴァサシェクを起用したい。


 SOは、やはりボーデンがモウンガより上だと思う。ゴールキックは弟のジョルディが担当するから問題ない。SHのリザーブは、どれも同じレベルなので、アーロン・スミスの後継者となるファカタヴァをリザーブに選んだ。11番WTBは有力候補がたくさんいるが、総合力とユーティリティーさでファインガアヌクにしたい。また、23番も多くの候補がいるが、後半に入ってからのトライを取りきる力から、ラヤシを選んだ。


 もしダミアン・マッケンジーがNZでプレーしていたら、スーパーサブとして23番に選んでいると思うが、今のサンゴリアスのぬるま湯でプレーしている状況からは選び辛い。また、来シーズンまでに、スティーヴン・ペロフェタが大化けしそうな予感がしている。ペロフェタが出てきたら、残念ながらジョシュ・イオアネの居場所はなくなってしまう。たしか新ルールではできるはずだから、RWCではサモア代表として活躍して欲しいし、また十分可能だと思う。彼には大舞台が必要だから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?