見出し画像

<ラグビー>ブロディー・レタリックがチーフスでプレーしない理由

参考とした記事
https://www.nzherald.co.nz/rugby/news/article.cfm?c_id=80&objectid=12335626 


オールブラックスだけでなく世界最高のLOであるブロディー・レタリック、28歳は、日本のトップリーグが中止になったため既にNZに戻っているが、6月から始まるNZのスーパーラグビーチームによる試合には、所属しているチーフスのメンバーとしてだけでなく一切プレーしない。

レタリックは、2023年までNZ協会との契約を延長し、サブバティカルを使って日本の神戸製鋼と契約し、2020~21年の2年間プレーすることとなっている。しかし、日本のプレーが中止となる一方NZでもプレーしない場合は、現在の収入源がなくなってしまうが、これは海外でプレーするベン・スミス、ワイサケ・ナホロ、ライアン・クロッティ同様に、NZのスーパーラグビー所属各チームの保険が適用されることでカバーされるので心配していない。

レタリックは、「チーフスから声をかけてもらったが、自分としては日本でのプレーを継続したかった。また家族と過ごす時間と身体を休めるための休養期間を取りたかった。」と述べている。さらに、「日本でプレーすることで見えてきたことがある。それは、環境を変え、参加するリーグを変えることで得られるもので、自分をわくわくさせてくれ、未知の経験をさせてくれるものだ。」とサブバティカルの効用を評価している。

【個人的見解】
オールブラックスの次世代のLO育成のため、そして2023年RWCで絶好調であるためには、レタリックにはここで無理してプレーしてもらう必要はないでしょう。過去にも、コンラッド・スミスやリッチー・マコウが、しばしの休養期間を得ることで、年齢からくる衰えを心身ともにリフレッシュできた事例がありますから、これはレタリックにはとても良いことだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?