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#4 ファンタジーだけどファンタジーじゃない感じ

読書記録#4
かがみの孤城
著者・辻村深月

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ネタバレ含む

内容は、ある同じ中学校に通う不登校の生徒7人が家の鏡からつながるお城に集められ、そこで一人ひとりが自分の過去に向き合い、互いに支え合い人生を進めていくという話です。

結局はこの7人は生きている時代がそもそも違うので城の中でしか会えないというファンタジーなのですが、よくある学校のカースト制度になじめなかったり、親から愛情を与えられずに育つ子だったりがいて、その子達が城の中でしか会えない友達と出会い自分を変えていく姿に非常に感銘を受けました。


本題とはそれるのですが、学校のカースト制度みたいなものって入学したほんとにその時からありますよね。なんなんでしょうあれ(笑)嫌いだったなぁそういう人たち。と読みながら思ってました(笑)

話は逸れましたが、結局何が言いたいかというと、人を変えるのは自分以外の他人なんだなということです。自分の意志で変えようと思い、行動しなければ変えられないのももちろんそうですが、変えるきっかけを持つのって自分以外だなと感じました。
これってけっこうすごくないですか。生きている中で常に誰かの人生を変化させている存在になってるんですよ??
ビジネスにも置き換えられると思っていて、僕らがお客様になにか提案することでお客様の人生は変えることができるし、僕ら自身もお客様との関係があって、支えられている部分があったりするということだと思います。

なので、いま当たり前に働けている環境だったり当たり前にいる友だちだったりをさらに大事にしたいなぁと思いました!

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