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SIRUI 50mm F1.8 Anamorphic 1.33Xを使ってみて

タイトルの通りですが、先日届いたSIRUI 50mm F1.8 Anamorphic 1.33Xを使用して一か月ほど過ぎたので、すこしまとめてみました。

セット内容

ということで、まずは届いた商品をご覧ください。

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スマートフォンが入っているかのようなデザイン。

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レンズフードはありません。

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ご存知楕円形のレンズ。

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青いリングとこのロゴが存在感抜群で使い倒したくなります。

重量などの細かいスペックは公式HPからどうぞ。

写真を撮ってみた。

このレンズはAPS-C用の設計なので、α7の場合はAPS-Cサイズのクロップしないとケラレてしまいます。なので実質75mmでの撮影になります。

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気になる描写ですが、比較的シャープな仕上がりになります。また控え目ですが、しっかりアナモルフィックフレアが出ます。そして特有の楕円形のボケもしっかり確認できます。アナモルフィックでの75mmは、思いの外広く映るという感想です。

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75mmでのf1.8はピントがかなりシビアです。なので実用的にはf2.8以上での運用がメインとなります。

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f1.8だとこのように楕円形を残しながら、とろけるようなボケが表現できます。この手の中望遠レンズの特性ですが、ピントの山さえつかめば非常にポートレートに向いています。

映像を撮ってみた。

昨今の外出自粛もあり最近は撮影出来ていませんが、騒動になるまでに少しだけ散歩がてら撮った映像があるのでご覧ください。昼と夜に分けています。

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編集方法

このレンズは横方向に1.33倍圧縮して撮影しますので、Photoshopで横方向を1.33倍伸ばす必要があります。詳しくは以前の記事に載せていますので参考にしてみて下さい。

作例を少し

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まとめ

まだモノにするところまで使用していませんが、簡単にメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

・何と言っても安い。(他のアナモルフィックレンズと比べてみてください)

・通常のレンズと同じ様な運用が出来る。

・絞りが無段階調整。

・フィルターねじが切ってあるのでNDフィルターなどの装着が容易。

・軽い。(560g)

・最短撮影距離が短め(85cm)なので様々な撮影に対応

・アナモルフィックフレアと楕円形のボケというアナモルフィックレンズの特徴がしっかり再現出来る。

・手に入りやすい。(国内流通するみたい)

デメリット

・APS-Cサイズ専用。(フルサイズに装着出来ないという訳ではありません)

・中望遠しかラインナップが無い(2020/04時点)

・MFのみ。

簡単にはなりましたが、以上の様な感じです。私自身、このレンズの前はアナモルフィックレンズアダプターを装着して撮影していましたので、ピントを二つ合わせないと撮影できない状態でした。なのでピントリング一つで撮影出来る取り回しの良さは最高です。皆さんも是非手に入れて、シネマティックな撮影をしてみてみてはいかがでしょうか。

私のinstagramでは、このレンズを使用した写真をほぼ毎日アップしていますのでこちらも是非参考にしてみて下さい。



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