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【ラジオ原稿】「中田敦彦のYouTube大学(大量廃棄社会)」を観た感想

おはようございます。社会起業家の林勇士です。

僕は、大分県中津市を拠点に「大分ピクルス」という規格外野菜を積極的に活用したピクルスのプロジェクトを中心に、有効活用されていないモノに付加価値をつけて商品化するアップサイクル事業を色々と行っています。

この大分ピクルスのオンラインストアのリンクを概要欄に貼っておきますので、ぜひ一度ご覧ください。規格外野菜を積極的に使いつつも、季節の旬な野菜を使ったり、普通ピクルスには使わない素材をピクルスにしたり、見るだけでも面白いと思うので、ぜひ一度ご覧ください。

それでは本題ですが、本日は、「『中田敦彦のYouTube大学(大量廃棄社会)』を観た感想」というテーマについてお話させて頂きます。

みさなん、「中田敦彦のYouTube大学(大量廃棄社会)」はご覧になりましたか?数年前にもネットフリックスに同じような題材のドキュメンタリー映画が出た時に話題になりましたよね。

ちょっとネタバレになりますが、「中田敦彦のYouTube大学(大量廃棄社会)」を簡単に要約すると、

【YouTube大学(大量廃棄社会)の簡単な要約】
●大量廃棄社会の問題
・新品の服が年間10億枚廃棄
・生産される4枚に1枚廃棄
・大量に作られてるから、大量に捨てられてる
→大量に安く作って、大量に捨てた方が「お得」
→誰も悪意がない!
・在庫は資産になり、税金がかかる。捨てれば経費計上できる。
→生産コスト面、税金面でも大量生産、大量廃棄が「お得」
・バーバリーなどのハイブランドも同じ問題(大量生産大量廃棄)
→ハイブランドはブランドイメージを守るために
 セールやアウトレットでの販売はせず売れ残った服は全て廃棄している

●海外の劣悪な労働環境
・2003年、バングラの製法工場での事故。天井が崩落。1000人が死亡。違法建築で注意されてたけど、工場を止めたら、発注先から仕事を切り替えられるから、停められない。→時給数十円。

●日本国内の劣悪な労働環境
・国内でも、外国人実習生。15時間労働、時給240円。

このニュースを見て感じたことは、劣悪な労働を強いている工場も発注に応えるので必死であり、行政も大きくテコ入れができないのは、それらの向上が止まると、生活できなくなる労働者が多くいるかもしれないと思いました。

僕がミャンマーに視察に行った際には、ミャンマーでゴミの分別回収が行われずに、全て埋め立てられている現状を変えられないのは、それを変えると今ごみ山の中から売却できる資源を集めて、生計を立てている人たちの収入源がなくなるからと言う話を聞きました。

それに近い最悪な状態でありながら、バランスが取れてしまっているために、大きく問題解決に動けないのかなと感じました。

今後、僕らが何をすべきかと言う点については、製造原価や製造プロセス、製造環境を公表したエシカルなブランドを積極的に買うこと。しかし、それらのブランドも小ロットでの生産しかできないため、すぐに売り切れて、知名度が上がりきらない。

そこで、僕が今後やるべき動き方は、エシカルブランドを始めるのもありかと思っています。日本にはミシンが使えて、子育てや介護を理由に働きに出られない方々が多くいます。

大分にもそれらのフリーランス縫製師の方々を繋ぐ会社があるので、そこと組んで新しいエシカルブランドを立ち上げるのもいいかもしれません。

エシカルブランドが少なく、小ロットしか作れないのであれば、各地域に地域に根ざしたエシカルブランドができれば、少しずつ改善に繋がるのかもしれません。

最後までご視聴頂き、ありがとうございました。

本日は、「『中田敦彦のYouTube大学(大量廃棄社会)』を観た感想」というテーマでお話させて頂きました。

アイディアよりも実行力。ということで、
本日もコツコツ頑張りましょう!

それでは、本日も良い1日をお過ごしください!

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