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シン・雑草コラム〜先月の活動内容紹介と来月の予定〜

ゴールデンウイーク最終日です。朝からずっと空は薄暗く、雨が降り続いています。ずっと雨を眺めていたわけではないから途中で止んでいたときもあるかも知れなません。文章を書いていると読む人によってはそういった事実も気になるのかも知れないと思うようになりました。

写真も似ていますよね。写真の中に写り込んでいるすべてのものに意味がある場合と、そうでない場合があります。雑多な街の風景を撮ろうとしたとき、撮影時にファインダーに見えているすべての物質を把握した後に、シャッターを切ることなんて不可能です。

例えば、上の写真は正面の壁周辺に情報が密集していますが、そこに何があるか一つずつ確認なんてしていたら、確認が終えた時には撮る気も失せているでしょう。「あっ! ステキ!!」と思った瞬間の気持ちを記録することが、スナップ写真の醍醐味だと思っています。しかし、それを妨げる行為を間に挟んだときに、どんな変化があるのかは検証してみても良いかもしれません。シン・雑草部の6月の課題にしようと思うので、一緒に取り組みたい方は連絡お待ちしております。

先月はシン・雑草部でどのような活動をしていたか、気になってくると思うので順に紹介します。まず活動内容について。先月は「人は見られると動くのか」という課題を設定しました。カフェで作業してると人の目が気になって、しなければならない状況を作り出せるというものを、家で出来るのかという実験です。しかし、ボク自身がけいおん!のポスターを机の前に貼って常に見られている状態を作り出しても効果がイマイチで、この課題は無理があるかもしれないと思い、追加で「葬儀で流したい曲」を考えることにしました。実際にどんな報告があったか、公開noteで共有していただいたものがこちらです。テーマ以外にも、写真エッセイは毎月の目標に設定しています。

部内限定公開の文章も素晴らしくて、ここで公開できないのが残念に思うこともあるのですが、限定公開だから書けることもあるし、ボク自身も1年間非公開noteを書き続けた経験があり、その良さと課題は認識しています。何のためにnoteを書くのか。10人いれば10人の答えがあり、シン・雑草部では、雑草の観点で物事を捉えることも大切にできれば良いなと思っています。「雑草の観点とは??」と思われるかも知れません。わかります。ボクも正直良くわかっていません。だから、今月の課題は雑草の気持ちに寄り添うために、雑草を探す課題を設けました。

雑草は意識しないと見逃してしまいます。今日、無意識に踏んでしまった人もいるかもしれません。ボクは、公園に行くと必ず雑草を踏みます。シロツメクサのような可愛い雑草も踏みます。花の部分は極力避けるようにしますが、シロツメクサにとっては、花の部分も、葉の部分も関係なくて、踏まれたことに変わりはありません。「頭は踏まないけど、足は踏まないようにしている」と、巨人に言われたら、「踏まれることが嫌なんだよ!」と思いますよね。だけど、こんなことを気にしながら公園で過ごすと、外を歩けなくなってしまいます。雑草は強いんです。だから大丈夫です。人間より、生命力に溢れていて、ありのままを受け入れ変化しながら雑草は今日まで生き抜いてきました。そんな雑草を探しながら、生き抜くために自分に足りないものを見つけられたら良いなと思っています。

写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!