【人生回想録】大学時代に大きな一歩を踏み出した話
大学時代を思い返すと、とてもイキイキした人生を送っていた。
休みがある時に、バックパッカー旅に飛び出して、とにかくがむしゃらに英語を勉強してきた。
その大きなきっかけになったのが、大学1年生の時、初めて海外(タイ)に飛び出したこと。
大学では英語をメインに勉強していて、とにかく英語を伸ばすことにフォーカスしようとしていた。
また、同時に外国へ行きたい欲も強く、一人で図書館に行き海外旅行記の本などを読み漁っていた。
そこで1つの本に出会い、「バックパッカー」と言う旅のスタイルがあることを知った。
当時の自分は、海外旅行 = ハワイ旅行みたいな感じで、とにかくお金がかかると言う印象を持っていて、親からもとにかくお金がかかるから滅多に行けることじゃないと言われていた。
だが、その本に書いてあった、バックパッカーと言うスタイルは、物価の安い国へ行き、少ないお金で海外旅行をすることができると書かれていて、自分の考えが覆され「これだ!!」と思い、バックパッカー旅に出ることを決意した。
この話を親にすると、かなり反対され、日々どうすれば説得できるかを一生懸命考えた。
プレゼンテーションでもして説得してやろうとしたりも考えた。
結局プレゼンテーションはしなかったが、タイミングがある時は毎回、自分が集めた情報を話して説得するよう頑張ってみた。
目的地であるタイがそこまで危険でないこと。たくさんのバックパッカーが訪れるところであること。海外初心者でも比較的大丈夫なこと。物価が安いということ。
調べれることはとにかく調べまくった。
けど、説得ができなかった。
この時、俺は悟った。「いくら情報を提供しても、説得は絶対できない。キリがない」ということを。
こうなったら、「航空券を買って、行くしかない状況を作くろう!」と、思い切って航空券を購入した。
そして、購入券を買ったことを報告して、強引ではあるものの、なんとか行けることになった。
これが人生初めての海外旅行であり、これからの人生の大きなターニングポイントにもなった。
そこからは、必要なお金はバイトで稼いで、準備や必要なものも自分で調べ、何もかも初めてで、全部自分でやった。
もちろん不安もあったが、何よりワクワクが止まらなかった。
そして、いよいよ、出発の時。
あまり覚えていないけど、飛行機の中ではなんとも言えない気持ちだったと思う。
どんな旅になるのだろう?本当に大丈夫なのだろうか?生きて帰れるのだろうか?など頭を巡っていたと思う。
初めてタイのカオサンロードを訪れたことを今でも鮮明に覚えている。
ここで、確信して言えることは、大学1年生の時に、この思い切った1歩を踏み出したことで、大きく人生が変わった!
今でも、あの時に、無理矢理にでも海外に飛び出してよかったと思い返すたびに思う。
こうして、私の海外を行き来する人生がスタートした。
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