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GIGAスクール構想 1人1台の学習用端末は?

5月11日にyoutubeでライブ配信された「学校の情報環境整備に関する説明会」、2時間24分超の長い動画です。
このなかの、1人1台の学習用端末の早期実現という内容について、既にご存知の方も多いかもしれませんが、発信しようと思います。

動画のなかでいうと、
「1人1台端末」の早期実現について:00:29:14
になります。

選択肢は大きな分類で3つ

端末については、下記の3種類から選ぶのが望ましいとされています。
望ましいという表現は、政府の立場で発信は気を付けないといけませんが、もう少し、特性も含めて発信してあげるとよいと思いますね。

①WindowsOS端末
 パソコンという意味では一番ポピュラーなWindowsタブレット端末です。
②iPadOS端末
 appleのiPadです。
③ChromeOS端末
 Chromebookのことを指しています。

普通に皆さんが家で学習用に買うとしたら何を買いますか?
私であれば、下の2拓で迷った挙句に、
直前まで決められません…
 ①のsureface
 ②のiPadP

ただ、これが今現在の学校ということであれば、迷わずコレ!と選定します

学校が一律で導入するならばChromebookの一択

結論は、これChromebook!
自分自身は積極的に買わない端末をお勧めします

普段なら「自分が買わない端末を勧めるのか!」とお客様からお叱りを受けてしまうと、動揺してしまうこともありそうですが、このケースでは揺らぎません。

なぜなら、他の2つの選択肢は、授業の進行を阻む要素がChromebookよりもかなり大きいからです。

Chromebook一択の理由

児童や生徒たちがそれぞれの端末を使うと、大人たちが想像もつかないようなことをします。
それが、設定変更などに及ぶとどうなるでしょう。
その他にもバージョンアップ等々、端末の差がでてしまいます。

このような差は、「先生の言った通りに動きませ~ん」「マニュアルが間違っていま~す」といった、授業と異なる質問が出る恐れはあります。

コンピューターへのリテラシーが高い先生であれば、このようなことにもスッと対応できるかもしれません。
ただ、私の知る範囲の学校の先生にはコンピューターが苦手な方が少なからずいます。
ということは、その場で解決できずに、対処の四苦八苦するといったことが容易に想定できるからです。

その点、Chromebookは、設定をクラウド上(端末外)で管理しているため、児童や生徒達が変更できないようにすることが可能です。

そうすれば、いつでも、教室中の先生・生徒が同じ状態となるので、イレギュラーが格段に起きづらい状況になります。

もちろん、学校の先生方が、コンピューターに強い方ばかりであれば、このようなことは起こらないので、より教育で使うシーンに適した端末を選定いただければよいと思います。


また、高校になると、BYODという導入形態で、個人の所有物を使うケースも多く見受けられるようになってきています。
現状は、学校指定の端末を購入するケースがありますが、全体的なコンピューターのリテラシー向上とOS依存のことが無くなれば、個人の好きな端末を利用することで対応できるようになると思います。

それはそれで、違う問題を学校(保護者?)からは指摘されるのですが…

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