新年度始まった 仕事ができないおっさんのお話

新年度が始まりました。ありがたいことに?私は今年度も「農場長」として仕事をさせていただいております。農場長とは名ばかりの責任だけあるけど、給料は主任手当もつかない部署ではありますが。
 今年度から転勤してやってきた55歳のおっちゃん。(以下Yさんとします)仕事ができなさ過ぎて、わが県初の全支店制覇の快挙?(つまりたらい回しになっている)を遂げた方になっております。
 仕事ができないだけなら、どこにでもあることなんですが、仕事ができないだけではなくプライドだけ高く、知ったかぶりを発揮し、いえる人にだけ偉そうに怒鳴り散らし苛め抜き、怖い人には何も言わない・・・そんな厄介な人です。
 仕事ができないため、この年で主任にもなれず、同期が軒並み管理職になっているのもあって本人のプライドはズタズタ・・・。
 立場的には私の方が上の役職になります。(給料は向こうの方が上ですが)
このYさん、転勤初日にいろいろとやらかしてくださいました。
 まず、「鶏インフルエンザの対応」についてトンチンカンな講釈を垂れてこられました。この私も曲がりなりにも畜産部門担当して4年目。すでに鳥インフルの対応なんて県の家畜保健所の方とも話し合い、昨年度に衛生管理区域での区域別けや更衣室もしっかりと作りきって万全。
 なのに、「担当者はゆいゆいさん一人か?」「それで対応が間に合うのか?」「記者会見をゆいゆいさんが対応してたら、誰が陣頭指揮を執るのか?」なんて言い出してきて・・・私としては「????」
そもそも記者会見なんて開く必要ある?鳥インフルが発生したら陣頭指揮なんて県の職員さんが行い、菌まみれの農場の人間なんて「現場に近づくな!」って言われるにきまってる。
 そういった知識もないのに、想像だけで指摘して怒鳴ってくるこまった人です。
 さらに、うちの職員さんが転勤して、その穴にYさんが来たので、その方の仕事をYさんにお願いしたら、会議の席で「俺はその人の代わりか?」と言い出す。私は「代わりというか、転勤で来られたので、人が抜けたところに入ってもらうので・・・・代わりと言えば代わりというんでしょうか?」と伝えたら「代わりって言われるなら、仕事しない!」とか言い出す始末。
こうやって、自分の立場を主張してきたんだなーと半ばあきれる私。
 そもそも仕事ができないから一番楽な仕事を割り振ってやったのに、文句言う。だから「代わりというのは失礼でした。謝罪いたします。お願いした前任者の仕事でよくないのでしたら、私の仕事と変わりましょう」と言って私の仕事内容を詳ざっと伝えて新提案してやった。
 鶏のと殺・解体・牛の導入・飼育・加工・早朝出勤・深夜までの残業(残業代は出ない)・休日のイベント参加・外部と連携し新規企画提案等・・・
Yさん、私と変わるともっと大変だと気が付いた模様で「いや、初めてやる仕事だったから不安になっただけで・・・ゆいゆいさんの仕事はあなたがやるべきでしょうし・・・」と焦りだす。残念。変わって楽な責任のない仕事がしたかった・・・。

そんなわけで、新年度が始まりました。今年は退職者が多くて、どこの支店も人不足・・・。頭が痛いですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?