2012年　3月前半の日記

3/1
３月なんて信じられない。祖母宅を出て、大阪へ。そこから敦賀へ向かう。姪っこ２人（双子）が大きくなってて驚く。
パー トナーの仕事には基本的に口を出さない主義でいよう、と心がけていて、とはいえ、業種が近いといえば近い(※１)だけに、ときどきむずむずしてしまうのですが、この日は「あ、わたしがなんもやきもきせんでも、周りに、すごくいい先輩がいるんだな」って思うできごとがあった。ありがたいことだ。

3/2
思 いきり寝坊して、のんびり過ごす。ヨーロッパ軒でお昼を食べて、敦賀をうろうろドライブ。姪っこ２人、もうすぐ三歳。双子だけど、性格の違いがくっきり出てきておもしろい。きーちゃんはKARAが好きなんだそうだ。つっちゃんは、サンタクロースのことを「さんかくぼーす」と言う。

3/3
東京へ帰る日。わたしたちが帰ると知って、きーちゃんが号泣していたらしい。わたしもお別れするのが悲しくてよく泣く子どもだったので、その気持ちが懐かしくてくすぐったい感じ。またすぐ会いにきます。
夜、カムヰヤッセンの精算会。伊比井ちゃんのボブと大西さんの着物が素敵で、なんの変化もない自分が残念。長かったけど、とうとうおしまい。

3/4
ボンバーマンが家でできるようになりました。ちょっとずつ、足場をかためていく春にしたい、と思っているのだけど、まさかその第一歩がボンバーマンだとは。でも嬉しい。
髪の色をほんのすこし暗くしました。

3/5
雨の中出かけていく。いま「チャイルドマインダー」っていうのに興味があって、そのこととかを聞きに。三十路になると急に資格とかほしくなるの、これなんなんだ。久々にsubway食べた。夕方、コスメキッチン、世界堂、中央コンタクト、というお買い物コースをたどって帰宅。

3/6
よく寝たはずなのに、起きたら喉がイガイガでくしゃみがとまらない。こりゃだめだ、と思ってはんぶん寝て過ごす。いくらでも眠れる。確定申告が面倒でたまらないのもあって、もう体調も気力もグズグズだ。
ほんだしを切らしていたので、なんとかかつおぶしと昆布で出汁をとって味噌汁をつくってみる。ちょっと昔、あきらかにやんちゃで歯がとけちゃっているような友達が、遊んでるときに「やらなあかんことあんねん！」といってかつおぶしを鍋にいれてたのを思い出して見よう見まねでやってみた。その子は寝る前に、布巾やまな板を熱湯消毒もしていた。あれを見たときは感動したな。

3/7
確定申告のプレッ シャーに押しつぶされそうだ。そんななか、ひょっとこ乱舞（劇団名）の『うれしい悲鳴』という公演を観にいく。過去完了で、現在形で、現在進行形で、そして未来形でぐさぐさ刺さって、満身創痍なのに清々しい気持ち、なにこれ！　と思いながら劇場をあとにする。榊さんという女優さんの腕の伸びが、心底好み。 あのひとで映画撮りたい。

3/8 確定申告ぶじ終了。その足でロイヤルホスト。

3/9
ネイリストのおねえさんとの話し方を習得した、気がする。なれなれしくするのが一番っぽい。

3/10
カズエの結婚式。カズエはなにしても「ゆいー！」って笑ってくれる、ふところの深い人。高校三年間同じクラスで、ほんとうにお世話になりました。新郎の教え子（サッカー部の中学生）が大挙してやってきてて、そのなかの眼鏡くんに「岡田」って仮名をつけて、ひとしきり妄想に花を咲かせる。

3/11
恥じ入ることの多い日だった。でも、その「恥じ入ってます」ってのをエクスキューズにしちゃいけないな。

3/12
　妹が昼間ちょろっと遊びにきた。夕方、シネマート新宿で「FLY！」（※2）を観る。どのキャラクターも大好きだったので、動いてるところが観られてうれしい。

3/13
　IKEAにいくとどうしてカートいっぱい買ってしまうんだろう。そして、いいかげんIKEA の皿は基本、でかい、ってことを覚えよう。いい感じの取り皿を買ったつもりが、家でみたらあほほど大きかった。　

3/14　やらなきゃいけないことに追われてる。

3/15
 やらなきゃいけないことに追われてる２。しかし、ピザパーティーを催してしまう。お土産にいただいたワインが美味しかった。チューリップももらった。春だ。

3/16　やらなきゃ３。妹と『ハロルドとモード』鑑賞会。

3/17　せきしろさんの『逡巡』がおもしろくって大事に読んでいる。

3/18
　ヒダリのライブ。『ゆめ』も『少女B』も『マーガレット』も聴けた。またなにか映像撮りたい。ライブが青山だったりしたので、うっかりエディットフォールルに行ってしまう。カレンウォーカーのワンピース！！

3/19 　やらなきゃなこと(※3)から逃げてて、結果、これを書いてる。

-----------------------------------------------------
＊追記＊2018/7/21

※1……当時、パートナーは演劇の映像部門で働いていました。
※2……『FLY!〜平凡なキセキ』という、小籔千豊さん主演の映画で、ヨーロッパ企画・上田誠さんとダブルネームで脚本をやらせてもらいました。天竺鼠のお２人がすごく好きで、役の書き込みをすごく楽しんでやった思い出。
※3……何をそんなにやらなきゃいけなかったんだろう？　確定申告は終わってるのに……。

客演が終り、生活に立ち返り、なんとなく不安な感じがうかがえます。