見出し画像

私の“やりたいこと“ってなんだろう?  考え続けた理系院生が後輩就活生に伝えたい事

初めまして、私は地方大学で薬学を専攻する大学院生です。私は、院生のくせに、研究が楽しくない、薬学系の仕事のどれを思い浮かべてもワクワクしながら働いている未来が想像できないと思った人間です。
そんな私は、就活のタイミングで、

“私のやりたいことはなんだ“

という壁にぶつかり、1 年以上考え続けました。
しかし、結論からいうと、“○○がしたい!!“ といったものは、結局見つかりませんでした。一方で、自分の Wiill を叶えられる会社に就職が決まり、今は、来春からの新生活にワクワクしています。

今回はそんな私が、就活を経て、これから就活を行う後輩に伝えたいことを記載しようと思います。

院生だけど、理系だけど、自分の専攻分野に進むことに違和感を抱いている

そんな人に読んでいただきたいです。

背景

そもそも私は、学部時代に就職活動を一切していません。それは、実験が楽しかったからという理由ではありません。私の学部は 9 割以上が院進するため、就活を行うという頭が一切なかったのです。私も、周りと同様に、何も考えずに院進を決めました。しかし、学部の卒業が近づき、院卒後の将来を考えたとき違和感をハッキリ覚えました。
研究職? 臨床開発? CRO? 品質管理? MR? 
どの仕事を思い浮かべても ”ワクワク” しないのです。

ワクワクしない仕事について人生楽しいのだろうか。

仕事が楽しくない、仕事をやめたいと言っている人を多く見かけます。私は、そんな人にはなりたくない。そう考えた時、違和感を持ったまま、みんなと同じような道に就職して、私は人生を楽しめるのだろうかと思い別の道を模索し始めました。


伝えたいこと ①:動き出さないと見えてこないものがある

別の道を考え始めた私でしたが、最初に引っかかったのが、薬学の院生である私が、違う分野に就職できるのかということでした。専門性の高いことを学んでいるため、就職できるところは限られてしまうのでは?と勝手に思い込んでいたのです。
しかし、いざ動き出して、SNS 等で情報を集めると、同じように理系院生で違う道を志している人がいました。さらに就活の面接でも、なぜ違う分野に進みたいと思ったか、その気持ちを伝えれば否定されることなく受け入れてもらえました。
だから、「周囲に同じような人がいないから無理だ」と諦めないでください。SNS やオンラインツールが発展した今、全国どこの人ともつながることができます。自分が動き出せば、同じ思いを持つ人にも巡り会えます。情報も手に入ります。

だから、
まずは、動いてみてください。


伝えたいこと ②:”やりたいこと” は、大きな夢やハッキリした仕事でなくても OK!

私は、やりたいこと=夢や具体的な仕事だと思っていました。だから、永遠と自己分析を行いました。けれど、”これだ!” というものが見つからないという沼に陥りました。
しかし、就活を通して

やりたいことはもっと曖昧でいい。
やりたくないことから考えてもいい。

ことを学びました。
A と B なら B の方が好きかなとか、これやりたくないけど、何がいやなのかなといったように。例えば、研究のなかで、「A : 実際に手を動かして実験をする」、「B : 結果から考察する」なら B かなとか、薬関係にワクワクしないのは、薬ができるまでに多くの行程や時間がかかり、自分のした仕事の意義が見えづらいからだなどです。

私のやりたいことはこれだ!とならなくても、
自分に合いそうな仕事を見つければいい
のです。


伝えたいこと ③:やりたいことより Will を大切に。

Will とは、”将来自分がどんな人間になりたいか/どんなことを成し遂げたいか”です。特に、私のように、やりたいことがハッキリと見つからない人には Will に注目してもらいたいです。自分がどんな人間でいたいのか。そう考えると、会社・仕事に何を求めるかが見えてきます。例えば、私の場合、「働く事にやりがいを感じて、仕事が楽しいと思える人生を送りたい」という Will です。そのために必要だと思うことを考えました。そして、1 つ目に、相手を思いやり、助け合える人達が多い環境でこそ、私は、自分らしく楽しく働けると考え、人に注目しました。また、私は母親になってからもやりがいを持って働きたいと思っており、○○さんに任せたいと言ってもらえる存在になる必要があると考え、2 つ目に成長に注目しました。
そして、私はこの 2 つを軸に就活を行い、軸に合致して、働く事が楽しそうと思える会社への就職が決まり、今はワクワクしています。

だからこそ、
Will を大切にして、ワクワクする未来をつかんで欲しい
です。


伝えたい事 ④:頼れる人を見つけよう。

就活は本当に人との繋がりに救われることがあります。だからこそ、積極的に周りに助け(助言や添削、激励)を求めましょう。相手は、家族でも、サークルやバイト先の先輩でも、研究室の先生でも、友達でも、就活サービスの方でもかまいません。自分のことに親身になってくれる信頼できる人がいれば救われるときがきます。就活はきつくなる場面があります。自分のことがわからなくなったり、どこにも受からないのではと思ったり、私も正直きついことがありました。そんな時、 ES の添削をしてくれたり、話を聞いて励ましてくれたりしたのは研究室の先輩でした。将来の方向性を一緒に考え、選考のアドバイスをくれたのは就活サービスの方でした。そういった方々のおかげで、最後まで就活を行い、自分がワクワクする未来をつかむことができました。
就活は、1人で抱え込んでいても、成長しづらいですし、自分がつぶれてしまいます。

誰でもいいので、自分が頼れる人を創ってください。


まとめ

就活は自分の将来を決める大きな選択だと思います。だからこそ、自分の専攻にとらわれず、自分が本当にワクワクする道を選んでください。院生だからといって、手遅れといったことはありません。一歩踏み出すことで、自分の人生は変えられます。だから一歩踏み出し、自分の未来を切り開いてください。


伝えたいこと番外編:就活サービス ”intee”

intee は、私が利用した就活サービスです。
intee は、「人生の主導権を勝ち取りたいと考えている学生に対して、スキルアップ(個の力)を実現することで、キャリアの選択肢を増やし選ばれる人材から選ぶ人材に生まれ変わるサービス」をコンセプトにしていて、将来に迷っていた私にぴったりだと思い登録しました。そして、結果として、私は、ワクワクする未来をつかめました。

実際に利用して感じた intee のおすすめポイント
 ① 自分の will から考えるフレームワークを行っており、なりたい自分や、やりたいことを軸に自分の将来を考えられる。
② メンターさんとの 1on1 を通して、自己内省が深まったり、不安な部分を解消したりできるので心強い。
③ マーケティングやプログラミングを学べるゼミがあるので、実際に自分で体験して考えられる。
④ 選考対策イベントも多数開かれ、他の学生と交流もできる。

特に違う道も考えたいと思っている理系生や、周りに頼れる人がいない就活生におすすめです。
下記に URL を記載するので、興味があればのぞいてみてください。


一応登録ページも載せておきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?