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第4話 米粉パンなら大丈夫?①

食物アレルギーの事。
病気ではないけれど、なんだか体調がいまいちだと感じる病気未満の未病の事。
自分の身体と家族の身体の健康を観察して思う事を書いています。

まずはこのような生活を送るようになったきっかけのお話です。

第4話

Cさんのお話を聞いて「受診しよう!」と決めたのですが、病院を受診する前にあったことをいくつか書こうと思います。この出来事があったから受診する覚悟が出来たと思うので。

第4話と第5話は続きで書いています。

「成長と共に食べれるようになるよ~」と声をかけてくれた方々が居たことは以前書きましたが、「そうであって欲しい」という願望を持ちつつ

「でも、食べれるようにならなかったらどうなるの?」と不安に思っていた日々。

第1話で救急病院へ行った話を書いたのですが、その後何度か娘のアレルギー反応を目の当たりにして・・・

「これは成長を待っているだけでは食べれるようにはならないかも・・・」と思いました。今回はそのお話です。


「米粉パン」のこと。
米粉パンは小麦のパンより もっちり感があり、それゆえ人気のある商品ですよね。

娘の小麦アレルギーがわかり、まだ食べれるものと食べれないものがよくわからなかった頃、この「米粉パン」を娘に食べさせてしまったんです。

パン屋さんで「米粉パン」と書いてあったので、
「小麦じゃなくて米粉で作ってあるなら食べさせられる~!」
と安易に思ってしまったんですね・・・(今はこれが怖い事だとよくわかります・・・)
お店の人に原材料をちゃんと確認することもせず、
「パンがゆ」に再挑戦したんです。

実家へ帰省中に食べさせました。単品で食べて反応が出るか見るために朝食と昼食の間の時間に食べさせました。食べている時は美味しそうでしたし、1時間ほど経っても反応が出なかったので安堵していました。

そして、昼食の時間になったので通常の離乳食を食べさせました。すると、食べ始めて10分くらいで私の母が「なんだか真っ赤だけど?大丈夫?」と。


私はその時上の子の食事のお世話をしていて、娘の事を母にお願いしていました。
娘のキャッキャいう声が聞こえていたのですが、ギャン泣きではなかったので、お腹すいているから次が早く欲しい!の声だと思っていたんです。
でも、母にそう言われ、母と娘のもとへ行くと、明らかに違うことがすぐにわかりました。
わたしは血の気が引きました。娘はもう少しで首がわからなくなるくらい体が腫れていたんです。
すぐに近くの小児科に駆け込みました。と言っても40分は経過してしまっていたと思います。
病院に着いた頃にはほとんど腫れも引いて、娘は疲れて眠っていました。
病院でも、何も処置をしてもらうことはなく、抗アレルギーの飲み薬をもらい帰宅しました。(娘生後10か月)

安易で軽率な自分を責めたこと、よく覚えています。

第1話の救急病院へ行った際、パンがゆを食べた時間を聞かれました。そして、アレルギー反応が出た時間も聞かれたんです。その時は食べてから約1時間40分後にアレルギー反応が出ていました。

そして、今回もアレルギー反応が出たのは約1時間40分後でした。このことで娘の体は小麦を食べたら1時間40分後に反応が出ることが分かったんです。

その5日後、母乳しか飲んでいない日の昼間に蕁麻疹が出ました。母乳のみだったので私が食べたもので反応が出たのかな?と自分が食べたものを思い返してみると、普段食べないもので食べたと言えば「黒ごまもなか」だけだったので、「ごま」にもアレルギーがあるのかもしれないと思いました。

私の「成長と共に食べれるようになって欲しい」気持ちはこれで終わりませんでした。

第5話につづく



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