第5話 米粉パンなら大丈夫?②
食物アレルギーの事。
病気ではないけれど、なんだか体調がいまいちだと感じる病気未満の未病の事。
自分の身体と家族の身体の健康を観察して思う事を書いています。
まずはこのような生活を送るようになったきっかけのお話です。
第5話
第4話米粉パンなら大丈夫?①のつづき。
後半に乳製品と卵でのアレルギー反応についても書いています。
小麦でのアレルギー反応・・・こんなこと(第4話読んでください)があったのに、
私の「成長と共に食べれるようになって欲しい」気持ちは終わりませんでした。
「1歳過ぎたから」という理由を付けて、生後1歳1カ月に再度「米粉パン」を食べさせてみることにしたんです。
やはり全身蕁麻疹・・・受診し、この時はステロイドの点滴をしました。
私は本当に娘がいろいろ食べれるようになるのか?と不安ばかりが大きくなりました。
食べれるようになるまで、あと何度こんなことを繰り返すことになるか・・・
何度娘を危険な目に合わすのか・・・
今は体の外にアレルギー反応が出るけど、いつ反応の出方が変わるかわからないし、もし体の中に反応が出るようになったら・・・その時、間に合わなかったら・・・
小麦は体の外への反応だけど、他の食べ物のアレルギー反応が体の中だったら・・・
命の危険と隣合わせの日々は出来るだけ回避したい・・・
そして、自己流で食べれるようにする事は無理だと感じたんです。
乳製品についても・・・
私の友人が家に遊びに来ていた時、紅茶に入れるミルク(牛乳)をテーブルの上に置いていました。
娘の椅子からは届かないところだったのですが、目を離した隙にテブールの上に身の乗り出して触っていたんです。
いつもはないものがあるってわかると興味を持ちますよね・・・娘は気になったんだと思います。
手で触って、手に牛乳が付いたまま自分の顔や首を触ったのだと思います。触れたところがはっきりわかるように赤く腫れていました。(娘1歳2ケ月)
きれいに洗って、ステロイドの軟膏を塗ったら引きました。
卵は・・・
1歳6ヶ月になったので、離乳食として挑戦してみることにしました。「もしかしたら食べれるかもしれない」と少しの期待を持って・・・。
卵は【黄身より白身の方がアレルギー反応が強く出る】とか【生に近いものの方がアレルギー反応が強くでる】とか聞いていたので、
【30分の固ゆで卵の黄身部分を離乳食スプーンに1/4】を食べさせることにしました。
食べる時はおいしく食べれました。
機嫌も良く、遊んでいると・・・約30分後に吐きました。
一緒に遊んでいたのですが、逆流するゴボゴボという音が聞こえて、一緒に食べた物も4回くらいに分けて吐きました。
吐く以外の症状は出ず、機嫌も悪くなりませんでした。多分4回ですべて出してしまったのだと思います。
卵でのアレルギー反応をみて、「受診して食べれるようにしてあげなければ!」と強く思いました。
この頃、小麦・卵・乳製品以外に娘にアレルギー反応が出る食べ物がどれくらいあるんだろう?と思うと離乳食を進めるのが怖くなり、アレルギー反応が出ないと分かっている同じものばかりを食べさせるようになっていました。
このままでは偏食になる・・・
食べれるようになるにはどんな方法がある?
食べれるようにしてあげたい!
私がやらなければ誰がやってくれるの?
考えれば考えるほど、先が見えない不安で落ち込んでいきました。
第6話につづく
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