正社員になってほしい父VS正社員にはなりたくない娘
「ちゃんと正社員の仕事探しなさい」
用があって実家に来ていたわたしに、父は言った。
「もう正社員になりたいと思ってない」
わたしの率直な気持ちを伝えると、父の表情は曇った。
事務はわたしのやりたい仕事じゃなかった、と付け加えると、じゃあ今のアルバイト先の正社員にはなれないのか、と聞かれた。
どうしてそこまで正社員にこだわるのか、わたしには理解できなかった。
心配して言ってくれているのかもしれないが、じゃあ正社員になったら必ず幸せになれるとでも言うのだろうか。
正社員になったら雇用保険に入れるから?非正規より給料が高いから?ボーナスが出るから?
やりたい仕事ならともかく、やりたくもない仕事に人生の大半の時間を捧げるのか
周囲に流されて生きてきたわたしは、人生の選択肢が無数にあることに最近まで気が付かなかった。
正社員になれば安定だと思っていたし、週に5日働くのが当たり前だと思っていた。
でもそうじゃないと気付いて行動を起こしてみたら、 ブログやクラウドソーシングでわずかながら収益を得ることができた。
インターネットが世界中に広がっているように、可能性は無限に広がっている。
わたしはその可能性を信じたい。
だから今日もこうして文章を書いている。
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