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ヘルパースタッフに夜逃げされました。


夫の匠吾(しょうご)です!

今回は、私が運営しているゲストハウスで起きた『ある出来事』についてお話します。


タイトルにもある通り、結論からお伝えすると、

ヘルパースタッフに『夜逃げ』をされてしまいました。

スタッフのことなので、記事にするか迷いましたが、こちらとしてもすごく考えさせられることも多かったので、ここで記事にすることにしました。

夜逃げしたスタッフを悪くいうつもりは無く、こうなってしまったことに関して、オーナーとして何かできることはなかったのかという観点でお話したいと思います。
※とはいえ逃げるのはよくないし、こうなったらネタにくらいさせてくれって思いもあるよ


これまでの経緯

始まりは今年6月、SNSやホームページでヘルパースタッフを募集したところ、ホームページからヘルパー希望の問い合わせがあり、リモートでの面談の末、うちのゲストハウスにヘルパーとして来ていただくことになりました。

↓実際の募集ページ


7月12日(水)の夕方にうちに来ていただくよう約束し、約束通りうちに来てくれました。

初日は【館内の紹介→コミュニケーションを取りながら一緒に晩飯を食べる→残りは自由時間】といった流れで進めました。

2日目は、9時〜13時頃までベッドメイクや水回りの清掃をお願いしました。
11時〜12時まで私はリモートでの打ち合わせが1件入っていましたので、その間は1人で作業を進めてもらいました。
初めてなので、出来る限り側について教えながらの作業でした。
午後からは自由時間でした。


3日目も、2日目と同じように9時から館内清掃をお願いしました。
オーナー夫婦は外出する予定があったため、「前日一緒にやった作業をできる範囲でやってほしい」とお伝えしました。
11時半頃にオーナー夫婦は帰宅し、清掃もすでに終わっていたため、歓迎の意味合いも込めて近所の海鮮料理屋へランチに行きました。
この日も午後からは自由時間でした。


そして、次の日の早朝、『事件』は起きました。



朝起きるとヘルパースタッフの姿がありませんでした。


『荷物が何も置いてなかったのでおかしいな』という思いもありましたが、最初は『近くのコインランドリーにでも行っているのかな』と思っていました。

しかし、この日の作業開始時刻である8時になっても姿を見せる事はなく、
『夜逃げ』だと確信しました。


電話を掛けてももちろん出ることはなく、
1週間経った今も連絡は取れていません。
※この状況で出るほうがおかしいか


本当にこんなことあるんですねー。
※今は逆に良い経験だと思ってる


自分にできることは何か


逃げた側が悪いのは間違いない。

ただ、やっぱり責任を感じるのは、
『オーナーとして相談できる空気を作ってあげれなかったこと。』

夜逃げが発覚して、怒りという感情よりもそこが1番に頭によぎりました。


当たり前ですが、どうしたらスタッフにも居心地の良い空間になるかは常に考えています。

でも、みんな居心地の良い空間って違って、
『コミュニケーションを取るのが好きな人』、『1人の時間が好きな人』、『どちらの時間も程よく欲しい人。』
いろんな人がいます。

『そこに答えはない。』

というのが答えな気がします。

だからといってそこを考えないという無責任なことはしたくないし、
『スタッフの人生の大切な時間を頂戴してお手伝いいただく以上、みんなで幸せになりたい』というのが私の考えです。

居心地どうこうではなく、『単純に気分が変わったから』という理由で夜逃げしたのであればこちらにできることはなかったのかなと思いますが、もしそうでなければ、もっとできることはあったのかなと感じています。


フリアコの可能性

うちの宿では基本的に『フリアコ』で募集をかけていますが、この募集方法自体なかなか難しいなと実感しております。
※フリアコ→宿泊者が宿泊施設の仕事をするかわりに、宿泊料無料で寝泊まりが出来るという仕組みのこと。フリーアコモデーションの略。

リゾート地などの住んでみたいと多くの人から思われている場所(日本で言うと北海道や沖縄、長野など)での募集であれば、良い人材も確保できるのかもしれませんが、何にも無い田舎では応募自体も少なく、なかなか人材の確保は難しいのかなと感じています。
※リゾート地でゲストハウスをやったことがないので、あくまで私の想像ですが。

今回のスタッフには、来年3月までお手伝いいただく予定でしたので、今は早急に計画の練り直しを行なっています。
※やりたいことはたくさんあるのに終わらないぜ

雇われる立場から人を雇う立場になり、本当に学ぶことが多いです。
今回もすごく勉強になりました。

今回の出来事は、もっともっと自分が、そしてゲストハウスが大きく成長していくための試練だと思って、また夫婦で頑張っていきたいと思います。

それでは、また👋

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