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【ラオス】ルアンパバーンのモデルルート的な1日

ホテル「AZERAI」では前日までに托鉢に参加する意を伝えておくと、托鉢用のスチームライスを用意してくれる(宿泊者限定)。

仏教で僧侶に食料を渡すことは、徳を積むことになるという。用は「あなたに徳を積ませてあげますから、我々にご飯を分け与えてくださいね」と言った内容だ。

托鉢は日の出前には完全に終わってしまう為、かなりの早起きが必須である。

朝5:30。まだ空は薄暗い。

沿道に座って、僧侶に少しずつご飯を配る。炊きたてすぎて素手で掴むのはかなり熱い!!

目も合わせず、にこりともしない僧侶。托鉢は厳かな仏教の修行の一部なんだと感じる。

観光客は、プチイベントのような感覚で托鉢を見学をするが、地元の人は毎朝日課として参加している。まるで、托鉢をしなければいい一日が過ごせないと言わんばかりの姿勢だ。しかもその参加人数がすごい!信仰パワーを目の当たりにすることができる。

そして、僧侶が食べきれないご飯は、貧しい人へと分け与えるのだという。僧侶からいただくご飯はとても縁起が良いと信じられている。

確かに、ルアンパバーンではホームレスや物乞いを見ないし、アジアの商人独特のゴリゴリ威勢の良い雰囲気はない。どこかピースでゆったりした空気が流れているのも頷ける。

ひとイベント終わってもまだ6時すぎ、朝食を取ってからゆっくり休もう。AZERAIは朝食ビュッフェも美しいことこの上ない。

地元で取れたフルーツがたくさん!

スムージーもあるし、クロワッサンやチーズも、元フランス領土を思わせるラインナップだ。

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「唯ちゃん!滝行くよ!起きて!!!」
慣れない早起きで気絶していた笑

「あっ、ハイハイ!行きましょうー!」

ルアンパバーンは世界遺産だってのに平気でノーヘルでバイクを貸してくる。笑 警察もいるのかいないのか。

道端でカランカランと鳴るベル。茂みから「ぬぅ〜っ」とでてきた牛は表情もおっとりしていて可愛い!

メコン川は特記すべきことなしだが、飛行機で上空から見ると、その美しさに感動せずにはいられない。手付かずの自然が見せる、この川の赤茶色と緑のコントラストがすごく綺麗だ。

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クアンシーの滝到着!なんだこの色、綺麗すぎる!

そして、、、冷たすぎる!!

天然の滝の冷たさは骨まで冷やしてしまうようだ。そして足がつかない!笑 
クアンシーの滝は避暑地として、地元の人もよく来るそうだ。

小さな町には素朴な雰囲気が漂っていて、子どももカメラ向けるとこっち見てくれる!

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ルアンパバーンには、なんと寝れるカフェがある。

食っても飲んでも寝てもよし。 ここの客層は面白いくらいにピンポイントで欧米人だらけだ。私自身もハワイで出会ったアメリカの友達に、このカフェをオススメされたのだ。パラダイスは奥地にあるってわかっているんだろう。


早起きして、仏教行事に触れ、気持ちいい風を感じるツーリングで移動し、自然を楽しむ。カフェでも気取った雰囲気は一切なく、するべきことはリラックスのみ。

ルアンパバーンではこんな風にして過ごす1日も気持ちがいいのではないだろうか。

さて、ナイトマーケットへ繰り出そう。

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