見出し画像

今、大切なこと~伊太祁曽神社

日前宮を後にしまして、某所へちょこっと寄り道。その後、この日の二か所目の目的地である伊太祁󠄀曽神社へむかいました。


重厚な造りのお社

伊太祁󠄀曽神社は「いたきそじんじゃ」と読みます。不思議な名前の神社に興味津々。ちなみにこちらは、日前宮を調べていた時に、たまたま見つけた神社で、「あ、ここもお伺いするのですね♪」という感じでした。全ては必然笑。


神社の公式サイトなどではスサノヲ命の息子の五十猛命(古事記では大屋毘古命)をお祀りしているとあります。そもそも五十猛命と大屋毘古命は同一人物なのか疑惑笑(←たぶん違う)。


そして五十猛命は日本全国に樹木を植えて回ったとありました。樹を植えて回った=気を植えて回った。つまり日本国という波動圏を樹木を通して作っていったということですね。樹木はその土地に必要なエネルギーを自らチャネリングして、根付かせてくれる存在。その樹木を通して、霊体としての日本国を作り、整える。日本国というひとつのまとまりにするとでもいえばいいかな。そのように国を作っていったのでしょう。何事もエネルギーが先で、物質界は後です。



ちなみにですから、特に大きな樹木は切ってはいけません。木を切る=気を切る。気は私たちのいのちの根源。私たちはそれが無くなったら生きていけないのです。だから地球から森が消えているというのは、エネルギー的な意味でも由々しき事態なのですね。


拝殿脇の摂社「気生神社」


さてその五十猛命さまですが、「いのち・いのち・いのち・・・」と盛んに仰っていました。「いのちを寿ぎなさい」とも。


折しもあちこちで戦争や紛争が起きており、たくさんのいのちが失われている今。人のいのちはもちろんのこと、紛争によって、その土地も傷つくし、地球のオーラも傷つきます。動物たちや植物たちのいのちもたくさん失われていることでしょう。仮にいのちが奪われなかったとしても、お互いが出し合う恐怖や悲しみや怒りや憎しみのエネルギーで、お互いが傷ついていきますし、その時、味わった恐怖から、その後の行動や可能性が制限されてしまうことは想像に難くありません。


そんな時に降りてきた「いのち・いのち・いのち・・・」。そして「いのちを寿ぐ」というメッセージ。これは神様からの「本当に大切なことは何ですか?」という問いかけ。そして、きっと私たちがしなくてはならないことは、それだけなのですよね。自分の、そしてお互いのいのちを大切にし、「いのちを寿ぐ」。「お互いを祝福しあう」。



超簡単なことのように思えるのに、それがなかなかムズカシイ。戦争や紛争が起きている時空だけではなく、私たちが日常を生きている時空でも、「あの人嫌い」とか「ムカつく!」とか、「あの人がいなければいいのに・・・」とかね。人間だからそう思うのは仕方ないけれど、でもまずはそう思ってしまう自分としっかり向き合って、自分を癒して、自分の心を平和にするということが大事ですよね


おいしい湧水が頂けます。地球にとっても人体にとっても、お水、大事!


境外摂社の御井社。
こちらのお水、湧水だそうですが、まろやかでとてもおいしかったです。人間とは本来、このお水にようにまあるいものだよねと感じさせてくれる波動。お水は入れ物があれば、頂いて帰れます。私は今回、持ち合わせていなかったのですが、次にお伺いする時は絶対に入れ物を持ってこよう!と思いました。容器に移す用のじょうごとかも置いてあって、親切♪


井戸の奥のお社には瀬織津姫がいらっしゃいます。

御井社

ちなみに伊太祁󠄀曽神社のお向かいには古墳があるようで、古代から祈りの場所だったのでしょう。やっぱり長い時を紡いできた大切な場所でした。

#わたしの旅行記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?