一陽来復~冬至

悪いことが続いた後に良いことが巡ってくる
というのが一陽来復。

古来から冬至を表わす言葉として使われています。

冬至の「陰極まって陽に転ずる」というところから
来ているらしいですよ。

陰が悪いことで、陽がいいこととは限らないですけどね。

さて、今日は冬至。

春分、夏至、秋分、冬至と
一年に4回ある季節の変わり目でもありエネルギーの変わり目です。

古来、どの民族もこの4つの節目は大切にしてきました。

特に冬至は「新しく生まれる日」と位置づけられています。
夏至から徐々に弱くなっていった太陽の光が
この日を境に復活する。

太陽を神とあがめていた頃には
「神様のご帰還」として盛大にお祝いされたものです。

各地の遺跡も冬至に合わせて設計されているものが
たくさんありますね。

日本だと伊勢神宮の宇治橋の鳥居が
冬至にまっすぐ太陽があがる位置に作られていることで
有名です。

冬至の朝日を浴びて生まれ変わる。
再び太陽が昇ってくれたことに感謝する。
それが冬至。

冬至というのはまた死と再生をテーマに持っていて
古い流れが終わって、新しく始まる日です。

というと、新月みたいな感じ?
と思う方もいらっしゃるかもですが
どちらかと言えば元旦に近い。
昔は冬至が元旦だった時代もありますし。

そして毎月ある新月より、
一年に一回の冬至の方がやっぱりエネルギーは強力で、

だから今日はこれからやりたいこと、目標、夢などを宣言したり
新しいことを始めたりするのに適しています。

私たちのDNAの中に眠る、
あまねく照らす太陽に対する感謝の気持ちを思い出しながら
過ごすといいでしょう。

それからゆず湯に入るとか
かぼちゃを食べるとか
昔から行われていることはきちんと行いましょう!

そういう儀式には全部意味があるのです。

そしてそれを行うことによって
日本人としてのDNAにスイッチが入るのですよね。

気持ち新たに、一歩を踏み出しましょう。

あなたにたくさんの福がありますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?