バレンタインデーに考えるフードロスについて
2月14日といえばバレンタイン
この季節になるとたくさんのチョコレートが店頭に並びますよね。
そんなチョコレートも最近では、原料になるカカオ生産国の貧困問題や栽培農地での児童労働といったいくつもの問題が注目されることも多くなりました。
そのため、フェアトレードやサステナブル、SDGsを意識した商品も多くなっています。
さまざま種類のチョコレートに出会えるバレンタインデーですが、多くのチョコレートが市場に出回ると懸念さられるのがフードロスの問題です。
今回はフードロスの観点からバレンタインデーについて考えていきたいと思います。
バレンタインデーの由来
そもそもバレンタインデーにチョコレートを贈る文化があるのは日本だけ、というのはご存知でしたか。
バレンタインデーについて以下のように紹介されています。
もとの起源からは形を変え、現在のようにチョコレートを贈る風習は50年以上前から続いており、日本人にとっては馴染みの習慣になっていることがわかります。
チョコレートの消費量
日本チョコレート・ココア協会の調べによると、日本では、年間263,942トン(2020年資料)のチョコレートが消費されています。
普段はあまりチョコレートを食べない、という方もこの時期になると口にする機会も多いのではないでしょうか。
バレンタインデーに消費されるチョコレートは、年間のチョコレート消費量を1ヶ月平均した量の約2.8倍になるといいます。
これだけみてもバレンタインデーに消費されるチョコレートの多さがわかります。
イベント毎に大量生産された場合、気になるのがフードロスの問題です。
次にフードロスへの取り組みに関してご紹介していきます。
フードロスに対する取り組み紹介
Re:You
これは、ロスゼロが行っている取り組みの一つで、チョコレートやドライフルーツなど廃棄されてしまう原材料を活用し、新たな商品として生まれ変わらせようというものです。
『みんなを笑顔でつなげたい。HAPPYの連鎖』
というフレーズで図にあるような方法で、チョコレートのフードロスを減らす取り組みを行っているそうです。
Upcycle by Oisix
フェアトレードチョコに、りんごの皮やワインの搾りかすなど素材を組み合わせることで新たな商品として生まれ変わらせているそうです。
こちらの商品は、梅酒を漬ける時に使われる梅から作られたドライフルーツやりんごの皮から作られたチップスを検品で使用されなくなった割れピスタチオを組み合わせてチョコレートにしているといいます。
これらはネットなどから購入可能とのことで、気になる方はぜひチェックしてみてください。
おわりに
さまざまな種類のチョコレートを楽しむことができるバレンタインデー。
この機会にフードロスに取り組む商品に注目してみるのはいかがでしょうか。
以上、ゆいまーる広報部でした。
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