ゲイの片想い

前回まで、僕のゲイとしての生い立ちを人生で初めて(一方的やけど)誰かに話してきました。

少しやけどスッキリしますね。
自分だけじゃない！ってのをリアルに感じれたり、
自分が思ってた反応と違う！っていう新鮮さがあったり。

noteに出会えて良かった～笑

今回は現在の僕の片想いについて。

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僕はこれまで、彼女はいたことあって
彼氏というものはできたことがない。

恋愛をするよりも夢中になれるものがあったり、
どうせ叶わんしとブレーキかけて好きにならないように
自分を抑え込んできたり。

それと、ゲイのくせに男同士の恋愛(付き合う)の
イメージが全然なく、あまり欲求もなく。

これまで「あ～好き！両想いになりたい！」
と思った男の人はよく考えてみればいない。

顔がタイプであったり、性格が合ったり、
なんというか親友よりちょっと上くらいの
「好き」みたいな感情な気がするんです。

もちろん全員いわゆるノンケで、ゲイの人を好きに
なったことがこれまでないのが余計にこじらせる
要因になってきたのは言うまでもなく。笑

ただ前述のとおり、好きになる前に自分に
ブレーキかけてきた結果、僕は「本当の好き」
の意味がわかってたようでわかってませんでした。

そして、2021年6月くらいから今現在まで、
「本当の好き」に出会うことができました。

第一印象は「あ～顔タイプのノンケや～」くらい。

ある日、僕が一人で仕事こなしてると、窓ごしに
視線を感じたのでふと見てみると、その子が立って
こっちをジーッと見てた(気がする笑)んです。

よ！って声かけたら頭下げるだけで。
ようわからんな～と思いつつ、またある日
僕から話しかけてみることにしました。

そしたら、人見知りでシャイで、でもプライド高め
な感じのことがわかり、会話は盛り上がらず。笑

けど時間をかけて挨拶だけでも毎日交わしてると
よく話すようになっていきました。

自分のことをあまり人に話したがらず、
本心はあまり見せてこないですけど、
実は人懐っこくて、僕が近くにいれば
そろりそろりと近寄ってきてはかまってほしそう
なオーラを出してくるのがまた可愛いんです。

てなことをよくよく考えたら、唐突に気付いた。

おい！俺あいつのことめっちゃ好きやんけ！

ということに。笑

気付けば、朝も昼も夜もその子のこと考えてる
自分にハッとなって、なんか恥ずかしくなって。

ブレーキをかけてきたのに、ここにきて
知らず知らずのうちにブレーキ壊れてたやん。

心の中のもう一人の自分が、

やめとけやめとけ～
叶わへんねんで～
辛いだけやで絶対～
今まで恋せんでも幸せやったやん～

って囁くんですね。

けど、好きの辞め方もわからない、、、。
自然に自分はその子のこと考えてて、
自然にその子が目にはいれば話したくて、
そんで何よりあかんことしてるわけでもないし、、、

何事も不馴れなことするとそれに頭のなか支配
されるもんなんでしょうけど、好きの感情
だけは自分も驚くくらい難題です。

だって結論見えてますもん。

どうにもならない！

ということ。

でも何とかしようとしてる自分がキモい。笑

こんなとこでストイックさ出すなやと言いたい。
こんなとこでスポーツや勝負で培ってきた
諦めない精神とか出さんでええねんと言いたい。笑

でもこの好きの感情から学んだこと、
自分が変わったことがある。

好きになったら、

相手が求めてることを素直に考えて叶えてあげたいと思う心に気付いた。(僕自己中なんで)

相手の好きなものとか嫌いなこととか知りたい、それを共有したいと思うようになった。

もっといい自分になって相手に見てもらいたいと思うようになった。(身なりや体づくりとか)

要するに、「人のために自分の時間やお金を割いてまで何かしてあげたい」ということに気付いた。

でも。叶わない。というのと、
男同士の恋愛の行き先がイメージできない。
そんなこと考える時点でウブなんでしょうけど。

もっと感情の思うままに当たっていけばいいと
思うんですけど、相手はノンケですからね。

嫌なことはしたくないし、嫌われたくない。

もう１年ちょっと片想いしてます。
その子に薄々ゲイって気付かれてる気もする。
てか気付いてほしいような、よくないような、、、。

ん～、、これからどうすればいいんやろ。

とりあえず今は諦めようと頑張ってます。
相手が話しかけてくるまではこちらからは
アクションも起こさないし、LINEもしない。

いっそうのこと告白して玉砕したい。
そうすれば一発で踏ん切りがつくと思ってます。

これからどうなるのやら、、
どうすればよいのやら、、、

つづく