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胎児からのあいさつ

誰が私の母になろうとも
母のからだが、私自身をつくるのに
適した場所であってほしい。

母の心が、いつも明るく
私を産みたいと望み
育ててくれ

そしていつの日か
私が母を愛せるようになるよう
私を愛してほしい。


(1983年 自然育児 友の会創刊号より)


妊娠中は、いい時よりも、
つわりもあってふさぎこんでいた時期が長かった。

またあるときは、母になる自信がなくて悩んだこともあった。

でも、ある日、揺れる心で泣きながらトレイルを歩いていたら、

「ママ、なかないで。
 わたしはママを泣かせるために、おなかに宿ったんじゃないよ」

っていう声が、あたまのなかに響いた。

懐かしいな。あのときの私。
成長したな。ひとまわりも、ふたまわりも。
愛するのにも、愛されるのにも器がいるんだってことを知れた。

ありがとうね、子供たち。

いつか、わたしたち親を踏み台にして、旅立つ時までいろんな経験を一緒にしていくんだね。

今は無条件にわたしのことを愛してくれてるけど、

反抗期を越えて、思春期を越えて、
いつか旅立つその時が来ても、そう思っていてくれたらいいなあ。

まあ、楽しくいきたいね!

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