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海外教育移住という選択肢

海外教育移住、海外現地校留学という言葉は実はお客さん(相談者)から教えてもらった。確か2,3年ぐらい前から急激に相談者が増えていき「海外教育移住についてですがや、現地校留学なのですがサポートしてもらえますか?」と相談を持ち掛けられ「あー教育移住って言うんだ、現地校留学かなるほど語学学校への留学じゃないなー」っとはじめて聞いた単語が出て来たので妙に感心したのを覚えている。

相談や依頼して来る方々は様々で主に幼稚園から中学校ぐらいまでのお子さんと一緒に親御さん(母親のみが多いが最近は両親共に来られるパターンも増えつつある)共々お子さんの教育のためという名目で移住してくる。

主な目的はお子様メインで、親子さん達も英語教育を受けられること、海外特に今伸びている国で学校に通いながら様々な経験や海外感覚が身に着けられることだ。(もちろん子供の将来のために,実際には親の経験や思い出のためにも)

まず私に相談をしカウンセリングしたり、ご提案をし、様々なサポートや実務、学校入学手続きや住居の紹介や賃貸契約などをトータルでコーディネートする。

何故私に相談して来るかの考察などは前回触れてみたが

私に主に相談が来るのはフィリピンのセブ島の隣にあるネグロス島オリエンタル州の州都ドゥマゲッティ市への教育移住

今回は何故ドゥマゲッティへの教育移住、現地校留学が盛んになってきたのかを様々な国や地域の視点と比較検討してお勧めできる点、選ばれる理由を紹介していきます。

何故ドゥマゲッティなのか??

ドゥマゲッティは人口15万人のフィリピンの都市の中でも中の中か下ぐらいの人口と規模の都市で日本人にはあまり知られていないが、ダイバーには昔から超有名なダイビングスポットが多くあり世界中のダイバー憧れの観光都市やリゾートだ。

海はもちろん、自然も豊かで高い山もあり温泉も湧いている。

このドゥマゲッティ(よく覚えにくいと言われるがオジサンはスパゲッティみたいと覚えてくれるようだ)何故教育移住に注目されているか?滅茶苦茶いろいろな理由があるがここでは簡単に5つの理由にまとめてみる。

①知る人ぞ知る学園都市

フィリピンの中でも5本の指に入る有名、超名門大学シリマンがあり、シリマンを筆頭にコンパクトな街の中に5つの総合大学といくつもの専門学校がある。

ちなみにこのシリマン大学世界中のいろいろな大学と提携したり姉妹校を結んでいて世界中から留学生が集まる。

日本ではあの皇族も通う、今や学習院ではなくICUになったそのICUと何と姉妹校提携のようなものを結んでいる。

その他フェリス女学院、関西学院、四国学院、九州国際大学などなどなかなか凄く、それぞれの学校と交換留学のようなことを行っている。

最近は九州国際大学からの留学生が多く毎年数十人が半年から1年以上留学しに来る

当然シリマンの付属校が幼稚園から高校あり、その他の大学の付属校そしてそれ以外の学校と実に幼稚園から高校まで外国人が簡単に通うことができるインターナショナルスクールやプライベートスクールが10校以上コンパクトな街中にある超学園都市。

コンパクトな街なのに学校の選択肢が多く、その中でもモンテッソーリ教育を行っている学校が2校あったり、中国語が必須科目にある中華系の学校やイギリスの文科省認定がある先生の半分が欧米人のイギリス系のインターなどもありバリエーションがかなり多い。

ドゥマゲッティの学校

②治安が良い

街の人口の3割以上が学生の学園都市だし、観光都市でもあり、街のキャッチフレーズが「City of Gentle pepole」で元々穏やかで優しい人々が住む地方都市でもあった。

夜女性が一人で歩いていても安全で、統計データに夜と治安指数が日本全体の治安指数よりもドゥマゲッティ市の方が良いと出ている。

フィリピンの都市の中でも珍しく治安が良く、今まで移住や留学で来た方々の話によく「乗り物に忘れ物をしても、道で落とし物をしてもちゃんと声をかけてくれたり、わざわざ学校まで届けてくれる」というフィリピン、海外らしからぬのほほんとしたエピソードを聞く。

③物価が安い

すでに東京の人口すら超えてしまったメガシティマニラや第二の都市セブなど同じフィリピン国内で物価は違い、大都市に行けば行くほど物価上昇率が上がりお金を出せば凄く便利にはなったが、そこを求めなければ安いにこしたことはない。ドゥマゲッティはまだ大都会の波には乗っていなく学園都市というのも幸いして物価の安さを保ち続けている。

(学費も驚くべきほど安い、だいたい授業料、制服代、教科書代、などなど全て込みで学校により違うがインターでも年間5万円から10万円で通えてしまう。)

加えて外国人が多く住む町なので飲食店や住居などバリエーションが多彩でクオリティも良く物価が安いのでよりコスパが良い

飲食店や住居などざっとだがドゥマゲッティよりもセブが1.5倍、マニラが2倍以上高い感じ。

治安が良いドゥマゲッティ

④環境が良い

私自身ドゥマゲッティには元々この環境や自然を求めて移住してきた。

ダイビングインストラクターとしてや観光業を20年以上やってきているのでドゥマゲッティの世界有数の海の良さと海以外の自然や観光資源の素晴らしさに注目し移住を決めた。

当然この環境の良さというのはお子さんと移住して来られる家族にも注目を集めたようで海や山に行かなくてもリゾート地帯なので毎週末プールには子供と行っているし、温泉や湖などに遊びに行っている。

1つの場所で様々なアクティビティや経験ができるのは小さなお子さん連れのご家族にも満足いただいているようだ。

常夏の楽園フィリピンなので一年中暖かいしドゥマゲッティ市は立地的条件が素晴らしく整っていて台風も来ないし、地震や火山などの自然災害もほぼなくフィリピンの中でも最高の環境だと言われている。(だから⑤で書くが世界のリタイア都市のトップに選ばれる)

ドゥマゲッティの山と海

⑤リタイアの街で安心感がある

これも知る人ぞ知ることで、世界のリタイア先のお勧め都市でドゥマゲッティはヤフーで4位、フォーブスで5位に選ばれ(アジアでナンバー1)フィリピン国内でもナンバー1に選ばれている。

日本人はまだ200名ぐらいしかいないが、欧米人のリタイアしている人は4000名以上いて特にアメリカ、カナダ、西欧諸国(ドイツ、フランス、イギリス)北欧の国々が多く最近は英語教育目的にロシアやスペインのリタイア、ロングステイ、セミリタイアの人が増えている。

リタイアに選ばれるということは上記したように環境が良く、物価が安く、安全でそして医療などが整っていて住みやすいこと安心感も必要な要素だ。

欧米人のリタイア人が多いということは彼ら向けの飲食店や雑貨店も整っていて欧米系のものや食事が安価でクオリティが良いものが手に入る。

そしてフィリピンの中でもよりインターナショナルで英語を使える環境にある。

実際コンパクトな街なので欧米人が集まるレストランやバーなどに行けばいつでも多くの欧米人がいて暇を持て余しているのでいつでも良い話し相手になってくれるし、アパートなどでは必ずといってよいほど欧米人がいるので近所付き合い等も容易にできる。(彼らから英語を教えてもらえる)

リタイアの街ドゥマゲッティ

ドゥマゲッティ教育移住の可能性

こういろいろ書いていると改めて気づいてきたが、ここまでいろいろな良い条件が揃っている街は世界中住んだり、訪れているが、なかなか見つからないと思う。タイは主にプーケットに住んでいたが欧米人で住んでいる人は確かに多いがタイ人は普通の人は英語が日本人並みにわからないし、マレーシアは話せる人は多いがフィリピンほどではなく、様々な人種がいる分上手いバランスを取るためもあるがそれぞれに干渉し合わなくそれぞれ違う言葉で話していて距離を置いている

フィリピン人特に地方都市のフィリピン人は人懐っこくフレンドリーで話好きなので英語通用度もそうだが何よりも違和感なく差別なくガンガン話かけてくれるので有難い。それに上記の要素が加わったドゥマゲッティはなかなか教育移住先としては世界の中でも優れていると我ながら思う。

このドゥマゲッティ教育移住、現地校留学の可能性、有望性をこれから掘り下げていきたいと思う。

前回の続きになるがコロナ下で職を全て失った私がなおも求められ続けていることなのでとりあえずここに自分の価値を見出してみたいと思う。

誰かのために何かがお役に立てればと願う。




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