見出し画像

注目しているD2Cブランドの紹介と今後D2Cで伸びそうな領域

みなさんこんにちは。
FABRIC TOKYOの森です。

”メディア露出が少ないD2Cで、注目している企業を教えてください。
また、D2Cで今後伸びそうな領域を教えてください。よろしくお願いします。”

といった質問をいただいておりますので、本日答えていきたいと思います。

注目しているD2Cスタートアップ「COLORIS(カラリス)」

メディア露出が少ないD2Cで注目している企業は「COLORIS(カラリス)」というヘアカラーブランドです。

ポーラ・オルビスホールディングスでCVCを立ち上げた梅野さんという方が2019年9月に始めたD2Cブランドで、11の質問に答えるだけでその人に合ったヘアカラー剤を提供するパーソナライズヘアカラーを提供しています。リリースから8ヶ月ほどしか経っていないのですが、先月会員数が1万人を突破し、業績も急角度で伸びています。

コロナの特需で、美容院に行けなくなった人たちの自宅で髪を染めたいといった需要などでここ2ヵ月ぐらい、非常に伸びたようです。

この領域は米国で「Madison Reed(マディソン・リード)」という会社が売上$1億(約108億円)に到達するなど、グローバルでホットな分野。L'orealという巨大企業が3兆円以上の市場を長い間寡占してきたマーケットに、Madison ReedがD2C型で参入してきた状況で、まだまだ伸びる余地が大きい。

あまり知られていない分野ですが、そろそろ注目されるのではないかと個人的には思っています。

今後伸びるD2C領域を3つ

今後伸びそうな領域は、3つ例をあげます。

1. バーティカルアパレルブランド
特化型アパレルブランドは、十分チャンスがあると思います。
バーティカルというのは特化型です。身長150cm以下の女性のためのアパレルブランド「COHINA(コヒナ)」が非常に有名ですが、そういった体型の特殊性などの切り方の他に、商材特化型・ジャンル特化型などが考えられます。

2. 健康食品・サプリメント系
このジャンルは増えていますが、実はまだまだ大きなチャンスがあると思います。
単品通販の会社が多いですが、チャネルハックと世界観作りができていない会社が多いので、そこができればリプレイス可能だと思っています。

3. 家電のD2Cブランドです
家電機器メーカーをD2C型で立ち上げるというやり方です。「D2C型」と表現したのは、EC直販に限らず、卸なども活用していく方が合っていると思うからです。バルミューダ(BALMUDA)や、バーミキュラ(VERMICULAR)などが非常に近いかもしれません。
良質なプロダクト・ユニークなデザインと世界観・ファンマーケティングなどの独自のマーケティング手法により、現代における家電メーカーをデジタル基軸で立ち上げることはできると思っています。(大手家電メーカー出身の人などにぜひ起業してほしい。。)

最後におまけですが、業界特化型のようなところはチャンスがあります。
医療品系やフィットネス系など一般消費財ではなく業界内だけで利用されていたものをコンシューマー向けに再解釈したプロダクト系はチャンスがあるのではないかなと思っていますので、また機会があれば紹介したいと思っています。

以上になります。

このように本チャンネルではD2Cのノウハウや経営やスタートアップの起業ファイナンスの知識を毎日発信しております。
質問やレターも受け付けておりますので、ぜひ質問いただければ幸いです。
また、イイねボタン、フォローボタンもぜひ押していただけると幸いです。

それではみなさんまた明日お会いしましょう。


__________
ボイスメディアstand.fmで音声チャンネルやってます!
Twitterも毎日更新してます!
日々更新がんばってるのでフォローいただけると幸いです!

stand.fmはこちら
Twitterはこちら
Instagram強化中

質問箱で質問募集しています!こちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?