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炭酸水にお金を払いたくなる、「ペリエ・マジック」

学生の頃から「ペリエ」が好きです。

ただの炭酸水なのに、

このメタボっぽい緑のボディが僕を誘惑するのです。


「デザイン」というと、

もっとシュッとして、スリムな方が「かっこいい」とされているなか、

このペリエの「メタボ」ボディは異質です。


色が「グリーン」なのも効いてますね。

普通「水」というと「ブルー系」が選ばれがちですが、

そこで「緑色」に行ったことで、ペリエのキャラが際立っているように感じます。

他社からも緑色の炭酸水が出てますが、どっちが先なんでしょう。ペリエが後発だったらすみません。

ペリエ(瓶)は大・小2種類あります。

同じような形に見えますが、カーブは全然違います。

全然違うカーブだけど、同じシリーズに見せるのがデザイナーの腕ですね。



このメタボボディ、他のプロダクトでも採用されている例があります。

身近なもの(?)だと、KINTOのティーポット「UNITEA」。


こちらもカップとしては異例のメタボ体型ですが、

ダサくなるどころか、どこかシズル感を醸し出しているので不思議です。


ちなみに、ペリエ同様、大きなサイズもあります。

上述のペリエもそうですが、

容量がキッカリ決まっているので、

ただ単に「同じシリーズに見えるように大きくする」ではなく、

そこに「その上で容量のレギュレーションも守る」という条件が付きます。


そのプロダクトのデザインは、

シリーズを横に並べた時に核心が見えることがあります。




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