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デザイナーの転職で年収を上げやすい転職サービス

こんにちは、yuichiroです。

今回は僕がデザイナーとて転職活動をするときに利用している転職サービスを紹介できればと思います。
僕が初めて転職活動したのは7年ほど前ですが、その当時デザイナーの転職活動に関する情報があまりなく、非常に不安だったし、苦労した思いもあり、これまでの知見を共有することで同じような悩みを持つ人が少しでも楽になれればと思っています。

転職サービスの3つの分類

転職サービスは多々あり、またサービス内容も様々なので、まずは転職サービスについて少し解説したいと思います。

※僕はこれまで3回転職を行い、それぞれ年収を上げる転職を成功させてきました。また、HR(ヒューマンリソース、つまり人材)系サービスに関わっていた経験もあるので、そこで得た知見などをみなさんに共有できればと思います。
※とは言え、個人的見解になるので、もし解釈で間違っている部分などあればご容赦ください。

転職サービスは大きく3つに分けることができます。

① 転職メディア
・企業にメディア(webサイトや求人誌など)を提供し、求人を掲載してもらうタイプ
・企業は求人を掲載するのにお金を払い、金額によって良い場所をもらえる(一般的な広告と同じ)
・企業の求人広告をたくさん見る感じ
・登録するとエージェントと呼ばれる担当者がついて、色々とサポートしてくれる
・最近は転職メディアにプラットフォームの要素も入ってきている
② 転職プラットフォーム
・企業へインターネット上に無料で求人を置ける場所を提供し、求職者がそれらを検索できるサービス
・無料なため、サービス側が意図的におすすめの企業を推してくることは基本的にはない
・希望条件を入れたり、検索履歴などからマッチ度の高い求人が紹介される
・企業だけでなくヘッドハンター(人材紹介業者)も利用していて、彼らと出会うこともできる
・①のようにエージェントはつかず、基本的に自力で活動をしないといけない(ヘッドハンターと繋がれば、その人がサポートしてくれる)
③ ヘッドハンター(人材紹介業者)
・企業から委託されて求職者を探す人や組織
・ヘッドハンターごとに得意な業界や職種がある
・目的(どんなところに転職したいか)がはっきりしている場合は、業界や職種のレアな求人を紹介してくれるし、内部情報も色々と教えてくれるので頼りになる
・転職プラットフォーム経緯で繋がったり、ヘッドハンター会社へ登録することで繋がる


これらのサービスを使い分けることで、自分のスキルへ合致していたり、求める経験を提供してくれる企業を絞り込んでいくことができます。また、同じ企業の求人であってもサービスやヘッドハンターによって提示年収が異なることがあるので、基本的には一通りのサービスを見てみることをおすすめします。


おすすめ転職サービスの紹介


それでは、ここから僕が実際に利用したサービスをご紹介します。
ちなみに僕がサービスを選ぶ基準の優先度は以下の通りです。

1:年収が上がりやすい
2:仕事内容
3:大企業からスタートアップまで幅広く見ることができる


※ワークライフバランスなどは自分でコントロールするものだと思っているので、条件には入れていません。また職場環境は企業が成長すればどんどん改善していくので、最初悪くても自分が成長させるつもりで入るので、あまり気にしません。

① 転職メディア
(メリット)
・大手から中小まで幅広い求人がある
・転職初心者でもサポートが豊富で転職方法について学びながら進められる
・ワークライフバランスを求める人にとっては、それを売りにしているメディアもあるので探しやすい
(デメリット)
・メディアなので、掲載料の高い企業の求人が優先的に紹介される
・エージェント(担当者)によって求人の質や傾向が左右される
・自分から求人を探しにくい

リクナビNEXT
使いやすさ:★★★★
言わずと知れた転職サービスの最大手。求人数は最大級。エージェントに面談に行くと、転職マニュアルをもらえたり、面接練習などもしてくれるのではじめての転職ではまず最初に登録した方がいい。ただ、登録者も最大級なので、ライバルが多い。エージェントはできるだけ採用されやすい人から良い求人を紹介するので、自分が紹介された求人が最高のものとは限らない。

en転職
使いやすさ:★★★
こちらも大手の有名サービス。リクナビNEXTとの違いはあまりないが、転職サービス1社につきエージェントは1人なので、エージェントの差(個人力量)が出る場合があるので、両方登録してエージェントに合ってみた方がいいかも。ライバルの数によってはより良い求人を紹介してもらえる可能性も。


② 転職プラットフォーム
(メリット)
・年収やポジションが高い求人が①に比べると多い
・エージェントがつかないので、第三者による恣意的が紹介がない
・企業と直に連絡をとることもできるし、ヘッドハンターと連絡をとることもできる
・企業から直に連絡がくることもあるので、自分が思ってもみなかった求人に出会える可能性も
(デメリット)
・エージェントがつかないので、きめ細かいサポートはない
・目的が曖昧だと、どう探していいかわからない(エージェントがいると、会話しながら転職の目的を明確にしながら探すことができる)

ビズリーチ
使いやすさ:★★★★★
ハイクラス転職サービスのパイオニア。現在の年収によって見れる求人の幅が変わってくるが、基本的に年収やポジションが高い求人が多い。自分から検索することはもちろん、企業やヘッドハンターからプラチナスカウトという連絡がもらえ、その場合は書類審査が免除されるので、最初から面談や面接ができるのは大きなメリット。またスカウトされるという感覚なので、余裕のある気持ちで面接に臨むことができる。

キャリアカーバー
使いやすさ:★★★
リクルートが提供するハイクラス転職サービス。当然リクナビNEXTよりも高い年収やポジションの求人が多い。ビズリーチと比較して残念なのはスカウトメールに求人票が添付されないところ。初期接点では求人の具体的な内容(職務内容や年収帯など)がわからない。

enミドルの転職
使いやすさ:★★★★
enが提供するハイクラス転職サービス。当然en転職よりも高い年収やポジションの求人が多い。こちらは求人票も添付される。ただビズリーチに比べてベンチャーやスタートアップ系の求人が少ないのが個人的には残念なところ。大手や外資のみで検討している人にとってはおすすめ。



③ ヘッドハンター系
(メリット)
・転職のプロフェッショナルがサポートしてくれる
・①に比べて年収やポジションが高い求人が多い
(デメリット)
・ヘッドハンターによって得意分野(求人を持っている業界)が異なるので、希望の求人に出会えない可能性もある
・ヘッドハンターはプロなので、時に押しが強すぎることがある(完全成果報酬なので、ヘッドハンターは求職者に入社してもらわないとお金がもらえないので)
・ヘッドハンターの恣意的な紹介になることもある

JAC
使いやすさ:★★★
ヘッドハンター系最大手。ビズリーチ同様の多様でハイクラスの求人を紹介してもらえる。ただヘッドハンター個人の力量によって紹介案件の質が変わってしまうので、どんなヘッドハンターと出会えるかという運にも左右されてしまう。僕は途中で連絡が取れなくなってしまったヘッドハンターに出会ったこともある。ただ①と②の良い要素をどちらも持っているサービスなので、出会うヘッドハンターによっては複数回の転職でお付き合いができる可能性も。

for Startups
使いやすさ:★★★★
名前の通りスタートアップ企業に特化した転職サービス。スタートアップの情報はおそらく日本一だと思う。また、スタートアップの経営ポジション(CXO)の案件も多数持っているので、CDO(チーフデザインオフィサー)として経営に関わりたい人などにとっては一見の価値あり。ただスタートアップ企業なのでCXO案件であっても年収は抑え気味。(とは言え700万以上はもらえると思う)



番外編 転職プラットフォーム・ベンチャー系
(メリット)
・SNS形式なので、よりラフに連絡を取り合える
(デメリット)
・SNSという建てつけなので、最初は年収やポジションの目安がわからない
・企業の質が玉石混合(学生ノリの企業も中にはある)

wantedly
使いやすさ:★★★★
SNSタイプの転職サービス。そのためラフに情報交換ができ、カルチャーフィットした場合に面接を受けることができる。ベンチャーやスタートアップが多い。ただ年収提示は初期接点ではなく、面接段階までわからない。そのためかなりカルチャーフィットして、入社意欲が高まっても最後の年収交渉でつまづくことも多い。


以上が僕がおすすめする転職サービスになります。


はじめての転職のおすすめ活動方法

最後に転職がはじめてという方へ個人的におすすめの活動方法をご紹介できればと思います。

①大手の転職メディア(リクナビNEXTやenなど)に登録し、エージェントと話し、転職の目的を明確にする(エージェントが壁打ち相手になってくれるので一人で悩むよりゴールにたどり着きやすい)
②転職方法をレクチャーしてもらいながら1,2社受けてみる
③転職活動に関してある程度知識がつき、慣れてきたら転職プラットフォーム(ビズリーチやwantedly)を使ってみる
④ヘッドハンターにも会ってみる
⑤上記の複数の方法でしっくりくるところを探す

※上記に並行して、好きなブランドやサービスなどの企業を調べてみて、中途採用をしていないか確認
※ヘッドハンターなどとつながりが出来たら、↑の企業の求人がないか聞いてみる
(ヘッドハンター経由の方が第三者の目線で推薦してくれるので内定取りやすい)



長文お付き合いいただきありがとうございました。
個人的見解ですので使いやすさなどは人によって感じ方は違うかもしれません。
とは言えこれまで3回転職した経験での意見なので、多少は参考になると思います。

デザイナーのみなさんがより良いキャリアを築ける一助になれば幸いです。僕もまだまだがんばります!

yuichiro


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