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ポートフォリオにXDが向いている理由

こんにちは、yuichiroです。

今回はデザイナーの就職活動で必須のポートフォリオに関して書きたいと思います。
※最後に有料のXDのテンプレートデータがありますが、文章は全て無料でご覧いただけます。


紙かデジタルか

みなさんはポートフォリオをどのように作っているでしょうか?

僕が初めてポートフォリオを作ったのは、新卒の就活でした。
当時は今のようにオンラインのポートフォリオサービスはなく、イラレやフォトショで一生懸命作っていました。
また、ポートフォリオ自体も作品と考えて、表紙のデザインやレイアウトを必死で考えたのを覚えています。
ポートフォリオも作品の一部、あしらいも多少はこだわった方がいい、というのはみなさんも多少思っているのではないでしょうか?

これまでの転職経験や、面接官をやっていた経験から言うと、これはちょっと違うかなと思っています。

ポートフォリオはあくまで内容。どんな仕事をしてきたのかが分かるというのが大事です。
そう考えるとポートフォリオの体裁はシンプルでいい。
むしろ余計な装飾は中身をぼやかしてしまう邪魔者になる可能性があるのです。

また、紙のポートフォリオも必要だと思っている方は多いと思います。
僕も以前はそのように考え用意していました。しかし紙で見せる必要があったのはそもそも紙しかなかったから。
オンラインで見せることができるなら紙は必要ないのではないでしょうか。
紙が必須とする企業があるなら、考え方が少し古いと感じてしまいます。

さらに補足するなら、紙の仕事が多いとしても、実際の仕事のように紙の種類を選んだり、色校ができるわけではないですよね。すると紙に出力しても実際の仕事でのクオリティを見せられないわけです。それよりデジタルの方が発色もよく、見せたいものが見せられると言えるのではないでしょうか。

そしてなによりポートフォリオ作りには時間をかけるべきではないです。
ポートフォリオをサクッと入れ物を作り、中に入れる仕事に時間をかけ、より良い仕事を載せるべきです。

つまりポートフォリオはデジタルで問題ないというのが僕の結論です。


Adobe XDのおすすめポイント

でもデジタルと言っても色々とありますよね。
最近はforiioなどオンラインポートフォリオも登場し、気軽に作品をまとめられるようになっています。
また自分でコーディングまでできる人は全て自前で作ることもできるでしょう。

そんな中で僕がおすすめするのがAdobe XDです。

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なぜXDなのか?それにはいくつか理由があります。

●自由度が高い
余計な装飾は不要と書きましたが、見せ方の工夫は必要です。
ポスターなど定形のものが多い人やwebデザインなど縦に長いデザインが多い人、アプリのUIなど複数の機能を見せたい人など、自分の仕事に沿って見せ方の工夫ができます。

●公にしにくい仕事も載せられる
オンラインサービスの場合、掲載したものが公に出てしまいます。
仕事によっては複数人が関わっていて外に出しにくいものもあるでしょう。
XDは全体に公開はされないですし、URLを発行してもすぐに削除できるので、機密性が高いです。
この点がオンラインサービスや自前のwebサイトにはない魅力です。

●プロトタイプの仕事をポートフォリオで見せられる
プロトタイプを作る力というのはポートフォリオではなかなか見せにくいです。
でもXDで作ることで、導線設計など含めたプロトタイプ制作のスキルを提示することができます。

●共有が簡単
XDはプロトタイプの共有が一瞬でできるツールです。
簡単にURLを発行できるし、パスワードをつけることもできます。
そのため、応募先へはURLの共有だけでことが済むのです。

●制作が簡単
XDは直感的に作業ができ、他のadobe製品に比べ、圧倒的に軽いです。
サクサク動きます。
作るのにストレスを感じません。



以上が僕がXDをおすすめする理由です。
いかがでしたでしょうか?

この方法で僕は転職を成功させていますし、ポートフォリオ審査ではほぼ落ちたことはありません。
つまりポートフォリオの作り方に関してはこれで必要十分ということです。


参考テンプレート

最後に僕のポートフォリオのテンプレートを載せておきます。
よかったら参考にしてみてください。

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また、有料にはなりますが以下にテンプレートのXDデータをアップしておきます。
もしよかったらこちらをベースに作ってみてください。

今回は以上になります。
ここまで読んでくださりありがとうございました!

yuichiro

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