我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか〜Findyの場合〜(約1万字)
Findyが実現したいこと、つまりは起業家である @yuichio826 が人生をかけて達成したいことを文字に落としてみました。Findyに少しでも関心を持った人がじっくり読んでもらえればという発想で書いているので長いです!
経営理念「つくる人がもっとかがやけば、世界はきっと豊かになる。」
最も大切にしていることは、経営理念の「つくる人がもっとかがやけば、世界はきっと豊かになる。」です。
その背景はWebサイトでも掲載しているのですが、以下の通りです。ちなみに、このnoteで書いてあることの中で、一番言いたいのは以下の数行だったりします。
豊かなに国を作り、後世に残したい
実は学生時代に最も関心があったのは開発経済や途上国支援、特にODAの活用方法などでした。当然、憧れた職種は国連やJICA、国際NPOなど。ただ、NPOで働く経験もする中で効率性の観点から企業へと関心が移り当時流行っていた京都議定書をベースに作られた排出権取引などをやっているビジネスに関心を持ち、新卒の三菱重工業やその他にも受けた商社や日揮などに至りました。(&ぶっちゃけ国際機関のようなところで働けるほど勉強を続けられる性格ではなかったのですがw)
浅い表現になってしまいますが世の中の矛盾や不合理、貧困のようなものを自分の力で変えたいと真剣に思っていた学生時代だったりします。ただ、当時はまだまだ日本が高度経済成長の遺産もある時代で上記のような「日本→海外」という視点で物事を見ていました。実際に、バックパッカーで海外に行くと空港やホテルには日本製品が溢れており、日本の勢いを感じる時代でした。
その後、10年以上の時を経て強く感じるようになったのは日本の衰退です。以下のグラフを見ていただくとわかりやすいですが、一人当たりのGDPを見ると新しい産業が起こり続ける米国やドイツ、韓国はずっと右肩上がりで、日本もギリギリ維持をしているものの、油断をするとイタリアやギリシャのようになってしまいそうな状況です。
明らかに先進国である欧米と比較して伸びていないGDP、増える税金、重くのしかかる高齢化社会の負担増加。現在は借金で問題を先送りしていますが、我々の世代は是が非でもこの問題に向き合わざる得ない未来がこの先10〜20年以内にやってくると思っています。その時にいかに軟着陸させることができるか、それは僕らの世代がイノベーションの数を最大化し、国内の社会をデジタルで効率化しつつ、ソフトウェア含めて海外で稼げるようになるしかないと思っています。
なぜ豊かさが大事だと思うのか
最近、アメリカは給与が高い、シンガポールはデジタルが進んでいるというTweetをよく見かけます。悔しいですが、すでに日本と先端にいる国との差は大きいし、今後も広がるばかり。海外にいる人から見ると簡単にマウントを取れるのが今の日本です。しかしながら、現実的に海外で活躍できる人、海外の成長性を享受できる人はほんの一握りです。普通の人に恩恵が届くためには、高度経済成長時代に製造業で実現したように日本発で外貨を稼げる会社を増やすしかないと思っています。
じゃあ、みんなで貧しくなれば良いのではないか、あるいは自分だけは稼げる業界で働いているから良いのではないか、という声もあるかもしれません。ただ、所得水準の低い国、あるいは格差の大きい国はなんだかんだで治安も悪いことが多いです。少なくとも仕事で何度か訪れたフィリピンやブラジルは日本ほど夜、安心して出歩くことはできません。できれば治安の良い国を維持したいものです。私個人の意見ですが、自分の子供達の世代に少しでも良い状況を残したい、あるいは残していく義務があると思っています。
また、経済力が弱まった国はどうなっていくのか。信じたくない話ですが実際に、世界では強い国が弱い国に対して、武力で侵攻する事態なども起こっています。そこまで行かなくとも、多くのインフラや基盤が強い国の基準のもとに動く社会になっていくわけです。これを良しとするのかどうか、一度考えてみても良いテーマかもしれません。
豊かさの源泉はテクノロジーの活用とイノベーションの増加
では、豊かさを維持するためにはどうすれば良いのか。ヒントは歴史を見つめ直すことだと思っています。日本の高度経済成長はまさに技術を活用してものを作り、海外に売ることで稼いできました。その過程で効率性や安さの観点で数多くのイノベーションを起こしてきました。80年代は半導体で世界一の技術力を誇った国でもあります。(今や信じられないくらいですが。)
また、その中心にいたのはエンジニアでした。ソニーやホンダがエンジニアも含む創業メンバーによって起こった企業であることは有名ですし、自分が新卒で入った三菱重工でも優秀なたくさんのエンジニアが活躍していました。他にファナックや京セラの創業者なども技術者出身ですね。
エンジニアが海外の優れた技術を学び、時には模倣し、徹底して改善をしていく中で世界を通じるプロダクトを開発してきたのだと思います。それは発明より改善が中心の技術革新だったかもしれませんが、それでも世界を驚かせてきたことは間違いありません。
「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョン
製造業で勝ってきた日本ですが、電気自動車のテスラが、あるいは掃除機のルンバがそうであるように今後はハードだけでは勝てず、ソフトウェアやアルゴリズムとの融合、あるいはソフトウェアそのもので勝つ必要性が出てきます。DXとは単なるデジタル化ではなく、本質的にはデジタルを企業の競争力としていくことだと思っています。
そんな時代の中核を担うソフトウェア、アルゴリズムエンジニアが活躍するためのプラットフォームを作りたいというのがFindyのビジョンです。以下がビジョンを説明するボディの文章です。
この中でこだわったのが「世界共通のプラットフォーム」です。やはり海外でソフトウェア、アルゴリズムの力を用いて勝てる会社を増やしたいという思いを実現するために、自社もその挑戦を積極的にやっていきたいと思っています。
エンジニア出身ではない自分がこの事業を進める意味、中間材のような存在
新卒で入社した三菱重工業でたまたま設備投資に関わる部門に配属されなければ、おそらく海外営業で満足した大企業生活を送っていたのではないかと思っています。ただ、偶然にもエンジニアとビジネスの中間に位置する部門への配属になりました。上司もエンジニア出身で、一緒に仕事をするのも生産技術などエンジニア系もしくは現場の工場長出身の方中心でした。仕事内容としても設備投資を実行したいエンジニアの支援をメインにしており、そこで彼らの設備への熱い思いに触れることができたのは良い思い出です。
当時、現場の作業長はこんな設備を入れたいと思っているが、なかなか企画部門を通らないということで、IRRの計算などを一緒にやってみたり、いわゆる間に立つ仕事をさせてもらっていました。また、経営陣も技術者出身が多く、エンジニアが技術的な知見をもった上で事業を推進していく姿が当たり前の会社でした。ちなみにビジネスサイドも技術的な知見がないとものを売れないので営業部長などの技術知識は相当に高いもので、技術と近い環境だったと思います。。
一方で、ネット業界に入った頃は、エンジニアというよりは営業出身の方が率いる経営チームが多い印象を受けました。結果的にビジネスサイドからエンジニアに仕事を依頼するといった関係性が多かったり、双方に壁があり課題解決に時間がかかるなどの声もよく聞いていました。壁があっては技術でグローバルに勝負できる会社は生まれない、製造業出身の自分から見て、強い違和感を覚えるとともにここを変えていきたいと感じたものです。
上記の通り、エンジニアとビジネスサイドの壁を壊すことをやっていきたいと書きましたが、私自身の経験を最も活かせるのが、この分野だと思っています。具体的には、エンジニアとビジネスサイドにある壁を超えるような共通言語を作る、そして両者を有機的につないでイノベーションのスピードを上げていく、そんな立ち位置に両者の中間材のような存在でった自分自身も、そしてFindyもなれるのではないかと思っています。
実際のソフトウェア開発のプロセスの面でも、ビジネスサイドは機能を開発し事業を進めることばかりを意識しがちで、その基盤となる開発者体験への投資理解はまだまだな現状です。例えば、テストカバー率やリファクタリングへの投資などを積極的に取り組めている企業はそれほど多くはないのではないでしょうか。
Findyではエンジニア組織支援SaaSのFindy Teamsを活用してそうした投資の価値を数字面でも可視化することで、エンジニアとビジネスサイドの共通理解を生み出す存在でありたいと思っています。そんな時、実は営業出身でもエンジニア出身でもない自分の立ち位置(人事やカスタマーサポート、新規事業、経営企画など中間の職種が多い)ゆえのフラットな目線感が活かせるのではないかと思っています。
ちなみにですが、アルゴリズムの企画やそれに伴う特許申請などは好きなので今でもやっていたりします。
Findyの強みは非構造化データの構造化
前段でアルゴリズムの企画に触れましたが、Findyの一つの強みは共通理解を生み出すための数値化、つまり非構造データの構造化だと思っています。エンジニアとビジネスサイドの壁を壊す共通言語、つまりアルゴリズムを作るところで、非構造化データの構造化がとても大事な要素になると思っています。
構造化されたデータ、例えば広告関連のデータなどはすでにGAFAMなどを中心に解析がし尽くされています。またこれらのデータはコンバージョンなどデータを活用して得たい結果なども明確であるため、データ量が多いところの方が精度が上がる領域です。一方で、人間がある程度、意味づけを行う必要がある専門領域のデータ構造化はまだまだこれからだと思っています。
ちなみに製造業の検品や小売り店舗の解析及び最適化などのバーティカルSaaSが伸びてきているのはまさにこの分野ですね。
非構造データを活用したアルゴリズムづくり
もう少し具体に踏み込んでいくと、Findyの強みはソフトウェアエンジニア×人・組織という特定の分野で非構造化データを構造化し、アルゴリズムを開発することです。その結果、Findy転職やフリーランスサービスではマッチングの精度を上げたり、エンジニアのスキルの一部を可視化したりしています。最近では、Findy Teamsで企業サイドの課題の可視化も行っており、組織内の改善などに役立てていただいています。
今後は、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる」を実現していく中で、プラットフォームの価値を最大化させる手段としてのアルゴリズムを最大限活用していきたいと思っています。
この辺りのアルゴリズム企画の仕事は、必ずしもエンジニア出身である必要性はなく、Findyのクライアントやユーザーの徹底した理解と業務オペレーションの理解が大事だと思っています。現状、Findyのアルゴリズム開発は業界や業務フローに詳しい企画者とエンジニアがセットで開発していくスタイルをとっています。
エンジニアの世界が楽しいのは最先端の技術テーマに触れ続けることができること
2017年のサービスローンチ時からの一つの楽しみですが、最先端を牽引するエンジニアと接する機会をたくさん持てていることだと思っています。すでに5年ほどこの業界に関わる中で、業界としてもアドテクからFinTech、SaaS、Web3といった変遷を、技術的にも新しい開発言語やそれらによってできるようになることなどを学ぶ機会がたくさんありました。
先週もNYの Web3系の企業で働くエンジニアとオンラインで話したのですが、最先端の熱狂の中にいる人の視点や感じていることを常にキャッチアップできるのはこの仕事のとても楽しいところです。ちなみに、Rubyのパパこと @yukihiro_matz さんにインタビューをさせていただいたのですが、めちゃくちゃ楽しかったです。いや本当に仕事というだけではなく、職務特権的に純粋に楽しかったです。(記事は近日中に配信するので楽しみにしていてください!)
また、エンジニアは働き方面でも最先端にいることが多い職種の方々です。例えば、コロナ前からフリーランス×リモートワークなどはすでに始まっていましたし、最近ですと海外のテック企業に所属してリモートで働く方なども増えてきています。
実例もどんどん出てきているので、この辺りの記事などもぜひ。
先端の技術と働き方を学びながら、他の職種である我々も今何を学ぶべきかを考えながら、仕事をするのはとても面白いのではないでしょうか。
Findyの立ち位置はサポート役であり脇役である
ここまでFindyの経営理念やビジョンや関わっている領域の可能性、面白さ、自分自身がこの領域でサービスづくりをしている理由を書いてきました。では、Findyはこの領域の中でどんな立ち位置でありたいのかについてですが、ズバリ”脇役”だと思っています。主役はテクノロジーを活用してイノベーションを生み出すエンジニア自身であり、その集合体である企業だと思っています。
Findyは「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる」という立ち位置からエンジニアとテック企業を”支援していく”、という存在だと思っています。
とある広告代理店の中の人から、自社は代理店でありクライアントが主役であるため、コーポレートカラーはグレーを使っているという話を聞いたことがあります。自社が主役の会社は主観ですが赤系統の色を使っており、脇役であり支援したい業界などが明確な場合は青やグレーを使っている印象があります。どっちが良いというわけではないですが、IR資料などを読んでいると各社の色と会社のカルチャーが重なって見えて面白かったりします。Findyもあくまで支援する会社として青系の色を使いながら、脇役ですが絶対に必要な存在になれるように会社を成長させていきたいと思っています。
「技術立国日本を取り戻す」
Findyの設立時に設立趣意書を作りました。これはソニーの設立趣旨書がものすごくかっこいいなと思ったのが背景にあります。創業6年を経て、実はFindyのオフィスはソニー創業の地である御殿山のビルに移転するのですが、何かの強い縁を感じて嬉しくなっています。
創業時に以下のような言葉を書いています。ここは個人としてとても大事にしていきたい観点だったりします。
技術立国を取り戻すたための鍵はエンジニアの存在であり、プロダクトに集中できる環境
では、どうやって技術立国を取り戻すのか。その鍵をソフトウェアエンジニアが握っていると思っています。
先日、投資家として入っていただいたカーバイドベンチャーズの経営陣がトレジャーデータの創業者メンバーでもあるのですが、彼らと話している中で日本のエンジニアはとても優秀であるため、もっとグローバルでの挑戦機会が増えて欲しいという話がありました。
Findyが開催しているイベントでも、海外で働くエンジニアに登壇してもらう機会を作っているのですが、彼らのコメントでよく聞くのは技術的に通用するという話です。
つまり優秀なエンジニアがグローバルで勝てる領域に集まりプロダクト作りに集中できる環境を作っていくことがとても大事だと思っています。調整やビジネスサイドに技術面の理解をしてもらうプレゼンテーションばかりではなく、あるいは外注先への指示書作りばかりではなく、プロダクトに安心して集中できる環境です。
B2Bビジネスに高い潜在力がある日本
ではどのビジネスドメインで勝っていくのか。
これまでグローバルに拡大したインターネットビジネスの中心はB2Cでした。GAFAの主戦場はダイレクトにエンドユーザーと接点が持てるコンシューマー分野でのユーザー囲い込みが主流ですね。
製造業の時代でも、日本発グローバル企業でB2C分野で勝っている企業はそれほど多くはない印象を持っています。例えば、ゲームでは任天堂やSONY、あるいはユニクロなどがそうですが、自動車もディーラー経由ですし、2C向けはマーケティング含めてそれほど強くない印象です。一方で、B2Bに関してはいまだに強い部品系や素材系など世界トップレベルの企業がたくさん存在しています。
ここからはかなり主観が入っていますが、日本企業はそれほどマーケティング面での強さはないが、効率性や論理性、価格などで差別化すれば勝てるB2Bの方が得意なのではないでしょうか。自分も前職のブラジル進出で強く感じましたが、特に米国の会社のマーケティング力というのは非常に強い。広告プラットフォームやECツールなど本当にUS系の企業が強いですね。
では、効率化が求められるB2Bの世界が強いのか。背景にはリバースエンジニアリングに強みがあることが要因だと思っています。発明は決して得意ではないかもしれませんが、海外の先端製品やサービスを利用した上で、それらから徹底的に吸収し、より良いものを生み出すイノベーションには長けているのではないかと思っています。改善の積み上げですね。そして、今グローバルでB2B SaaSが伸びている時代です。特に製造業や物流などのバーティカル領域に関してはまだまだチャレンジできる部分がたくさんあるので、日本のスタートアップにとってもチャンスが大きいのではないかと思っています。
ちなみに海外のサービスを絶賛する方も多いですが、例えばHRの領域でも触ってみると意外と使いにくいな、うーんというものも多かったりします。だからこそ、B2B×IT/Webではまだまだ改善で勝てる領域があるのではないかと思っています。
また、高度経済成長期の強さの源泉は欧米と比較して安い日本の給与水準で世界水準のものを作ることでした。悔しい話ではありますが、今の日本は近い状況にあると思っていて、であれば逆手にとってグローバルで戦えるサービスを欧米よりも安価に開発した上で売り出し、自分たちの年収も上げていく、そんな戦い方も可能なのではないか、むしろ必要なフェーズに来ているのではと思っています。
「学びと仕事をつなげる」
もう一つ、学びと仕事をつなげたいという思いも設立以来、強く持っています。以下の文章が設立時に考えていたことです。
日本の経済成長が鈍化し一人当たりのGDPが伸び悩む中で購買力平価ベースの賃金が下がっていく現象が起きています。つまり、若者からすると将来稼げるようになるのか、食べていけるのかが不安になる時代です。
また、経済成長が確かな時代は英数国理社をしっかり勉強して、良い大学に入り良い会社に入ればだいたい定年まで良い生活ができる時代でした。ある程度どこでも成長しているので、一定以上の能力があれば収入に繋がった時代です。
一方で、今後は自ら自分の身につけるべき能力を見極める必要があります。
どんなスキルを身につければ安定的に稼いでいけるのか、その指針にGitHubを解析して算出する「スキル偏差値」が少しでも役に立てば良いと思っていますし、将来的にはエンジニア領域にはなりますが教育など次世代の育成に関わる事業も展開していく予定です。
「そしてFindyも世界へ」
3つ目の設立趣意書で書いたことは、以下の通り自分たちも世界に挑戦したいということです。
技術立国日本を取り戻すために、世界でチャレンジできる会社を日本発でまず増やしていきたい、進出したアジアの国から増やしていきたいという思いがあります。そしてまずトライするべきは自分たちだと思っています。前職でブラジルへの進出を経験、失敗したのですがそのリベンジをしたい気持ちもあります。
また、日本の株式市場ランキングを見ていると時価総額トップ100以内で国内でビジネスをしている企業は数社しかありませんし、ネット系がランキングに少ないのはそもそも海外で勝てている会社が少ないからではないかと思っています。時価総額1兆円以上はほぼほぼ国外の市場を含めて達成している企業が中心です。
そういった意味でまずはFindy転職の海外版ということで、アジアのエンジニア向けにサービスを開始しました。3ヶ月程度で7000人以上の登録があり、大きな手応えを感じています。(早くインド、ベトナムあたりに出張したいです。バングラやネパールも面白そうですね。)
エンジニア組織支援のFindy Teamsも同時に始める理由
Findyでは2021年の10月に正式にエンジニア組織支援サービスのFindy Teamsをリリースしています。どういったサービスかというと、エンジニアが普段の仕事の中で利用しているGitHubやGitLab、Jiraなどのデータを解析した上でエンジニア組織の生産性改善や1on1を通して人材育成などに生かしていただくサービスです。
将来的には採用サービスとの連携も考えていきたいと思っています。具体的には自社の生産性を採用サービスで候補者に共有することができれば、転職候補者にとっての会社選択の視野が大きく広がるのではないでしょうか。
また、上述の通り、こうしたサービスにチャンレジしていく背景は、エンジニアがプロダクト作りにより集中できる環境を増やしていくこと、さらには集中できる環境で優秀な人がチャレンジできる機会を増やすことだと思っています。
以下の記事でも書いていますが、同時にFindy Teamsの領域はグローバルでもまだまだ戦えるし、採用との連動性についてはグローバルでも稀有な挑戦になると思っています。
以上、Findyで @yuichio826 がチャレンジしてみたいことを記事にしてみました!ちなみに最近ですが、上記の思いを実現するための仕事に純粋に向き合えていて仕事が楽しくてしょうがない、というフェーズです。
そして、まだまだやりたいことは増えていくはずですので、ここにどんどん追記していきたいと思っています。こんなFindyの夢を一緒に追いかけてみたい方、絶賛ご連絡をお待ちしています。