猛暑の夏だからこそ、営業を全てオンラインにしたら、体が楽になった話

サービスローンチ時期は1日5社以上企業まわりをしていた

私が代表をするFindyでは、「ハイスキルなエンジニアのプレミアム転職Findy」を昨年7月に企業クライアント向けにリリースしました。

https://findy-code.io/

昨年のサービスローンチ時はまだまだ人材業界では新しいプレイヤーということもあり、とにかく会って頂ける企業様には全て訪問してプロダクトの説明をしていました。多い時で1日5社、少ない時でも最低3社はまわれるようにアポを取り、朝から晩までクライアント先のオフィスとカフェでの待ち時間潰しで、ほぼ外出していました。

リリース日が7月頃だったこともあってワイシャツで都内を歩き回るのは非常に体力を使うものだと感じたものです

また、32歳にして人生初の営業経験にだったため、連続アポの取り方も分かっておらず、時間が空いてしまったり、新宿と六本木を1日2往復したりと、効率も悪かったのを覚えています。それと、これまで営業パーソンとして働く人が非常に大変な思いをされていたことを身にしみて感じました。

ただ、プロダクトとしてもまだまだな時期だったので、やはり実際のお客様の顔を見て色々とフィードバックをいただきながらプロダクトのブラッシュアップを図っていきたいと思っていた時期でした。この駆け出しの時期にお時間を頂いたクライアント様には本当に本当に感謝しております!!

お問合せ数が増えたためオンライン営業に切り替えた

ただTwitterや自社ブログを含めて発信を続けていると、比較的継続してお問い合わせを頂くようになりました。まだまだ小さなスタートアップで、最初は営業担当者が自分のみであったこともありそのうち全てのお問い合わせに答えするのが難しくなってきました。

https://twitter.com/yuichiro826

https://findy-code.io/engineer-lab/

また家庭の事情で、長時間オフィスで働けないということがあり、ある程度時間を区切って効率的に働く必要が出てきました。

そんな折に、現在キャスターのCOOをしている石倉さんとチャットしていた際に、「全然オンライン商談大丈夫ですよ。そんなに受注率下がらないですし。」という言葉を聞いて。「なるほど」と思い始めてみたのがオンライン営業に切り替えたのがきっかけです。

正直なところ最初は不安でいっぱいでしたが初めてみるとオンラインだと嫌だという方は意外と少なくて、割と快く応じてくださるクライアントが多かったというのが驚きでした。

オンラインだと3倍商談できることが分かった

まず最大の気づきとしてはオンラインだと3倍の商談ができることが分かりました。

というのもクライアント先に営業でお伺いする形だとアポは1時間だったとしても、前後の移動時間を含めて電車で移動すると3時間程度かかります。もちろん1時間おきに連続でアポを入れれば良いのですが割と2時間空いてしまったり、その間のカフェ探しをしていると時間がかかってしまいます。

一方でオンラインだと基本的には当日もしくは自宅で商談ができるため移動のコストが一切かかりませんした。喉がカラカラになるというのがありますが3時間連続でオンラインで商談ができたりします。

最近は大手企業でもオンライン商談に全然抵抗がないことを知った

最近では大手企業の方ともオンラインで商談や導入後のキャッチアップをすることが増えてきました。最初はオンライン商談も理解のあるスタートアップやベンチャー企業から始めたのですが、意外と大手企業に提案したところすんなりと受け入れられました。

むしろ大手だから訪問してほしいという会社が思ったほど少なかったことにむしろ驚いた次第です。最近だと大手のマーケティング経営の会社の方とオンライン商談をしたのですが、執行役員の方も普通に参加していました。多分、僕の前職での執行役員とはレベルが違ってだいぶたくさんの部下を見ている方だと思います。

社内にいる時間が増えスタッフとのコミュニケーション量も増える

オンライン商談を始めて良かった点がもう一つあります社内にいる時間が増えたこともあり、スタッフとのコミュニケーション量が商談で外回りをしていた時と比較して圧倒的に増えたことです。

オンライン商談を自分だけではなく営業を担当するメンバーにも推奨しているので、比較的効率よくコミュニケーションを取る仕組みづくりに成功していると言えるのではないでしょうか。

もちろん、大きな商談や関係性が深くなったあとでは訪問もします

ただ、全てオンライン商談で済ませているというわけではありません。

ある程度既存のプロダクトを定型的に紹介する場合はオンラインで商談の方が向いていますが、例えばカスタマイズ機能を作るようなディスカッション型の商談や大きな商談で人となりを知りたい場合については直接お会いした方がスムーズなケースも多々あります。

絶対オンライン!というわけではありませんのでご安心ください!

また関係性が深くなってくると一度訪問して深く話したり、あるいは久しぶりにお顔を拝見してキャッチアップをしたいなということも当然出てきます。

したがってざっくりですが週に1日程度は外をぐるぐる回る日というものも未だに続けています

課題は健康維持かもしれない

オンライン商談の副作用としてとにかく歩く時間が減ってしまったことです。オフィスにこもっているためあまり歩かず運動量が減ってしまった結果、僕自身にも起こったことですが残念ながら体重が増えてしまいました…。

また、基本的には PC に向かって商談をしているため、なにかと肩がこります。この辺りのオンラインで働く場合における健康管理、維持というところは今後大きな課題になってくるのではないでしょうか。

こんな暑い夏だからこそオンライン商談を始めてみてはいかがでしょうか

ここ最近本当に暑いですね。正直、外出するだけで疲れそうです…。

街中をスーツを着ている方を拝見するたびに頭が下がる思いですし、エレベーターに乗った際にスーツの方が多いと一瞬でエレベーター内の気温が上昇するのを感じます

いやむしろスーツを着て街を歩くだけでかなりの体力を消耗しているのではないでしょうか…!?

こんな未曾有の暑さに見舞われる夏だからこそ、ぜひオンライン商談を始めてみてはいかがでしょうか。何と言っても上半身はカチッと見えるためにシャツやポロシャツを着たとしても、下半身は短パンでも全然分かりません(笑)

以上「こんな暑い夏だからこそオンライン商談を始めてみませんか?」というご提案でした。COMEMOで初めて書いてみました是非是非ご感想をいただけると嬉しい限りです。

また、働き方改革の推進すべく、こんなサービスもやっております。フリーランス・副業のエンジニア紹介ですが、こちらも面談からオンラインというケースも増えてきています。

https://freelance.findy-code.io/

まだまだ、小さな会社ですがFindyではテクノロジーの先端の人と一緒に未来の「働き方」についても考えていきたいと思っております。