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米国大学:一番お世話になった掃除のおばちゃんへ。

米国大学3年目になり自分は、一旦アメリカを離れて休学することにした。
いまこの2年で自分がどれくらいの力をつけていて、どれくらい社会にインパクトを与えることができるのか。これを試すためだ。

そんな決意をしたこの頃、今日が最後の日だった。上の写真は、自分がこの2年間で一番お世話になった方だ。名前は、マリベル。マリベルは、この大学の掃除を担当している1人の働き手だ。彼女の仕事は主に、朝早く来てトイレ掃除やシャワールームの清掃をし、その後夜遅くに学校に戻ってきて、図書館や教室の清掃する仕事をしている。マリベルと自分は毎日のように会話を交わした。その理由として、僕の生活スタイルが要因にある。こちらの大学に来て、たくさんの勉強するようになり、夜遅くまで教室に残ったり、朝早くに良出て図書館に行って勉強する毎日が続いている。マリベルの働く時間と、自分のアクティブになる時間がちょうど重なっていたのだ。そんなこともあり、僕はマリベルと毎日のように会話をした。

朝6時半、掃除をしているマリベルと会話を交わす。
How are you today?? 
i’m good, and you?? I’m good thank you have a good day!!  このようなフレンドリーで、とても短い会話がこの2年毎日のように続いた。そして、夜になると
how was it today?? Are you enjoying today??
このように1日を迎えるような会話を交わす。僕にとってマリベルは、親子のように距離の近いおばあちゃんのように接してくれていた。何気ない会話も、親と2年以上離れて住んでいる自分は、とてもうれしかった。

改めて考えると、マリベルがこうして毎日話しかけてくれるのは当たり前ではない。実際に僕は、アメリカに来て差別と言うものを経験し、言語と言う壁にぶち当たっていた。そんな中、マリベルが毎日話しかけてくれて、自分を気にしてくれる。そして1ヵ月に何回かは一緒にランチに行ったり、ショッピングに行ったりする。とてもうれしかったし、今考えてももう感謝しかない。

マリベルは、南米の出身だ。彼女は実際に英語をうまく話すことができない。他の人たちが低賃金で雇われているのも彼女は言っていた。いわゆる、マイノリティーだ。実際に僕は、日本から来て感じたことがある。それはアジア人はアメリカに来るとマイノリティーに属することだ。
そのような感情を普段から抱いている自分にとって、ヒスパニック系の人種であるマリベルはとても心強かった。何でも相談に乗ってくれたし、彼女も何でも話してくれた。

最後に交わした言葉。それが自分にとってとても印象的だった。

Have a great LIFE.

Thank you,

マリベルにはほんとに感謝している。そしていつか恩返しする日が来るように頑張る。

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今日の反省

夜はあったかい格好をする。体を冷やすと固まりやすくなる。

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