PAIN & GLORY #16 信頼関係について
現在トヨタの往年の名車タコマに乗り、プノンペンから遠く離れたシェムリアップの町に向かう道中。21時を過ぎ街灯がほぼない闇の中を突き進む。荷台に積みきれなかった荷物を後部座席に押し込み、その脇のスペースで小さくなりながら(頑張って小さくなってる)このコラムを書いている。
向かってる理由は自分の携わっているMTBプロジェクト(#9)を稼働させるために、最後の働きかけをしにいく。各々の業者とはずっと連絡をとっていたので、それを一堂に集めてMTGを行うのだ。カンボジアにきてちょうど3ヶ月、いよいよ自分のビジネスが始まるのだ。
さて、今日は今までと毛色を変えて"信頼関係"について書いてみようと思う。「カンボジア関係ないやん!」はい、その通りです。ごめんなさい今日はこれが書きたいんです。
カネで買えないモノの代名詞。これについて、自分は考えさせられることが20歳を迎えてからの5-6年で本当にたくさんあった。
"人間これさえあれば何度でもやり直せる。でもこれがない人間は何をしてもダメ"
そんなふうに自分は捉えている。そう考えさせられる機会が大学生活を通して本当にたくさんあった。そして"信頼関係"というやつの厄介な所は、簡単に失うわりに回復するのに恐ろしく時間と労力が掛かるところだ。
自分の周りにもそれで痛い目を見てきたヤツが山ほどいる。今このコラムを読んでる中にも、心当たりのある人がきっといるだろう。その人に向けて書いてると言っても過言ではないので、是非とも自覚を強く持って頂きたい。
どんなに能力が高く将来性があり才能豊かでも、それを評価するのはあくまで他者。その人たちとの"信頼関係"を構築することのできない人間が、この世に何を産み落とそうとも、それは評価されるに値しないのだ。
どうと捉えるかは相手次第で
どうあるべきなのかは自分次第
¥ellow Backs
自分と歳の変わらない、近年ガンジャで2回もパクられてる人間の言葉引用するのは如何なものかというクレームも出そうだが、このリリックが"信頼関係"というモノの本質、真理なのではないだろうか。
友人関係や恋愛、ビジネスやそれ以外にも影響を及ぼすこのテーマ。きっとこれからもこれを読んでる全ての人にとって、切っても切り離せないファクターになるだろう。もちろん自分も例に漏れずそうだ。
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