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10月を振り返る

もう11月も終わりに差し掛かってしまっているが、さらーっと10月を振り返ってみる。

良かったこと

  • 脚力、走力の向上を感じた

    • 9月にハーフマラソンを完走して以来、走ることについて自信がついている。完走前は超えられるか分からない壁だったが、「20kmなら走れる」という事実を伴った自信がついた

    • 日々の練習でも、ジョグなら10km以下では疲れない・脚が痛くならなくなった。脚力の向上を感じている。この調子で、無理なく走れる距離を伸ばしていきたい

  • 学生時代、農業バイトで一緒だった人と再会できた

    • 学生時代、農家さんの家で住み込みのバイトをしていたことがあった。入れ替わりで色々な人が出入りしていたのだが、同じ時期に一緒にバイトしていた人と、ふとしたきっかけから再会することになった

    • 相変わらず自由に色々とやられている方で、ポジティブな刺激をもらえた。また、農家さんに「再会しました!」と報告できたのも嬉しかった。温かいご縁

    • 学生時代の出会いは「もう会うことは無いのかもな。でも、会えたら嬉しいな」というものが多かったので、嬉しかった。「会おうと思えば会える」というゆるく繋がっている感覚もまた、心に充実感を与えてくれる(最近流行り?の"弱い紐帯"に近いものかも)

新しいこと

  • 東京都現代美術館に行った

    • 元々は演劇を観に行こうとしていたのだが、急きょ延期に。ならば別のところで遊ぼう!ということで、東京都現代美術館に行った。2つの展示を見た

    • 「あ、共感とかじゃなくて。」

      • 場所ごとに、複数のアーティストの作品が展示されていた。映像、絵画、文字、写真、空間など表現方法は様々

      • 「共感」というと一見「するのが良いこと」のように思うこともあるが、別にそういうわけでもない。してもいいし、しなくてもいい。というか、自然と「しちゃう」もの。そんな感覚を思い出させるかのように、「ん?なんだこれは?」と思わされるようなものから、「うまく言葉にできないけど、なんかいいな」と思うものまで。無理に分かったふりをしなくていいし、分かろうとしなくてもいい。分かろうとした結果、よく分からなくってもいい。そんな感じ

      • それでも、この世にはたくさんの人々がいて、それぞれの角度から物事を見ていて、そのことがこの世界に広がりや奥深さもたせている。そんな気がした

    • デイヴィッド・ホックニー展

      • 私は全くの素人だが、その道では有名な芸術家らしい。彼が元々得意だったであろう油彩画だけでなく、コロナ禍で手に取ったiPadで描きまくった絵もあった

      • 技術や表現力を持った熟練の芸術家が、速く・たくさん・手軽に描けるツールと出会ったことで、まるで新しいおもちゃに夢中になって遊ぶ子供のように、たくさんの絵を量産(芸術作品に対して量産という言葉が適切かは分からないが)したことは、一種の高揚感を私に与えた

      • めちゃくちゃ大きい絵(キャンバス50個分)や、めちゃくちゃ長い絵(全長90m)があり、すげー!となった。そんなものを描こうと思う好奇心、実際に描いてしまう実行力、そしてそんなサイズのものを1つの作品として成立させる技術。すごい

  • ランニングシューズを買った

    • 1月のフルマラソンに向けて、ランニングシューズを買った。練習用とレース用の計2足。普段履きのスニーカーより派手なデザインで、テンションが上がる

    • 店員さんと会話しながら、自分に合うシューズを選ぶのは楽しかった。ランニングに関する知識をもらえたり、小さな疑問を解消できたりした。自分の足のサイズが左右で違うのもびっくりした

    • ちなみに行ったのはステップスポーツ。陸上部出身の友人が薦めてくれて、感謝。やはり経験者の紹介は頼りになる。餅は餅屋

運動

  • 10月は11ランで106km

    • 今年初の100km超え!ハーフマラソン以降、10km程度は苦じゃなくなった。気温が下がってきて涼しいこともあり、気持ちよく走れている

読んだ本

  • 宙ごはん/町田そのこ

    • すこし複雑な家庭で育つ宙(そら)という女の子が主人公。癖のある母親や親せきに悩まされたり、学校の友人と色々ありながら、その感情の動きや成長が描かれている

    • やっちゃんという料理人のおじさんが登場するのだが、とても重要な役割。要所要所で料理をふるまい、話の進行に欠かせない存在

    • 久々に小説で泣いてしまった。寂しさや温かさといった人間の感情、コミュニケーションのすれ違い、などを味わいたい人にオススメ

  • アンクールな人生/弘中綾香

    • 弘中アナのエッセイ。「華々しいように見える職に就いたが、決してクールなんかではなかった私のこれまでの人生」という感じで、小さい頃の話や、アナウンサーになった経緯が綴られている

    • バリバリに目立つタイプではないものの、とても賢く、自分の持っているもので最大限戦い、時には流れに身を任せるという柔軟さ・度胸みたいなものがあり、面白かった。くだけた文体なので読みやすかった

  • ランナーのカラダのなか/藤井直人

    • 運動生理学の観点から、ランニング中、体の中で何が起こっているのか?どうすれば長く早く走れるのか?というのが書いてある

    • 「なるほどー!」「そういうことかー!」と、これまでの自分のランニング経験と、知識が結びつく感覚があり、とても面白い

    • まだ読み途中なので、残りも楽しみ。また、同じ内容でもフルマラソン完走後に読むと感じ方が変わったりするかもなぁと思っている

観たエンタメ

  • 灼熱カバディ(漫画)

    • カバディをテーマにした珍しい漫画。これまでは「カバディカバディ…」と連呼する謎の遊び(中学時代、同級生が廊下でカバディカバディ言いながら足をシャカシャカ動かして謎の遊びをしていた)と思っていたが、もっと熱いスポーツだった。格闘技のようであり、戦略や連携がものを言うチームスポーツでもある

    • 主人公がカバディ初心者なので、読者も一緒にカバディを知っていける構造。部活の仲間、他校のライバル、日本一の強豪校などが出てくる展開は王道スポーツ漫画。カバディが今よりもちょっとだけ普及している環境、という設定も秀逸

  • キングオブコント

    • 決勝はどの組も面白かった!お笑いのレベルがどんどん上がっているのを感じる

    • サルゴリラの1本目、マジシャンがたまに口にする「明日は区役所行って…」「家庭に居場所がないんです!」というさりげない台詞が、哀愁と言うか人間らしさを表していて、キャラの奥深さを感じた。2本目も「~という魚」1つで最後まで減速することなく面白くあり続けるところに、練り上げられた技術を感じた

    • ちなみに最近は、テレビをつける日が年に2回しかない。キングオブコントとM-1のみ

印象的な言葉

  • まちのお医者さん的な要素と、総合病院的な要素の両立

    • 会社のありたい姿について、社長が言っていた言葉

    • まちのお医者さんのように温かさ、頼りやすさ、親しみやすさを持ちつつ、総合病院のように各分野の専門家がいて、必要に応じて適切に連携できる。人材育成という領域において、その両方の性質を併せ持った存在でいたい、という話

    • 当社ではわりと「両立」という言葉がよく出てくるのだが、この比喩は分かりやすいと感じた

  • 人とのつながりは、常にあるものでもなく、偶発的なもの、時々あるもの、くらいの心持ちの方が、出会えた時の喜びをより深く感じられる

    • 一緒に美術館に行った、会社の先輩の感想。たしかにそうだよなぁ~、とつい共感してしまった

    • 家族、知人、友人とのつながりも、常に一定の値というよりは、幅がある。近くなる時もあれば、遠くなる時もある。波のようなゆらぎがあるからこそ、近くなった時に嬉しくなることもあるし、遠くなった時に自分ひとりの時間を大切にすることもできる

雑感

  • 涼しくって、ランニングが気持ちいい。ずっとこのくらいの気温がいい

写真

ハゼ釣り!@市川塩浜
東京都現代美術館
練習用シューズ!
クッション性があり、衝撃から足を守ってくれる
レース用!
反発力があるので足への負担はやや大きいが、そのぶん速く走れる


11月も残りわずかですが、楽しみながらがんばります!

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