Phil Handyから学んだこと2⑤:teacher of the game
こんにちは、萩原雄一(はぎわらゆういち)です。
埼玉県でフルフィレックスというバスケスクールを運営しています。
今年の7月に行ったロサンゼルス・レイカーズのフィル・ハンディ アシスタントコーチの講義内容をご紹介いたします。
私はそこで運営と通訳をしておりました。フィルコーチの側にいた者として学んだことをお届けいたします。
このシリーズは第2部「トレーニング哲学」編です。
この文章は
1)フィルコーチの講義で話された言葉を日本語に訳したもの
2)その言葉を私なりに解釈したもの
3)まとめ
という構成になっています。
Understanding the difference between doing workouts and being a teacher of the game
ワークアウトをするということとバスケットボールを教えるということに違いがあるということを理解していなくてはいけません。
この2つには大きな違いがあります。
トレーニングをしているなら、椅子に座っていてはいけません。
トレーニングをしているなら、電話を手に持っていてはいけません。
そういったことが選手とコートにいるということと、本当の意味でバスケットボールを教えていくということの違いになっていきます。
何が大切なことなのか
トレーニングはコーチと選手が一緒になって取り組むものである。
そうフィルコーチは伝えてくれました。
一緒にコートに立ち、手本を見せ、選手のできていないところを即座に指摘する。それがコーチとしてあるべき姿だと言っています。
フィルコーチは自分のSNSのためにスマホを手に持ちながら指導をすることはできないし、もし撮影が必要な場合は誰かにお願いをしたり、何らかの別の方法を考えると言っていました。
バンダービルト選手とのトレーニングをしているときにも、フィルコーチは常に声をかけ一つ一つの動作に注目していました。周りから見ていてもその選手と関わりながら育てようとしているのが伝わってきました。
目の前の選手を育てることを一番に考えたとき、コーチが取るべき行動とは何なのか考えさせられました。
まとめ
練習の現場に居合わせることと選手を育てようとすることに大きな違いがある。
コーチとして何を大切にしているのかが問われているのかもしれません。
明日は量より質という話です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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