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Phil Handyから学んだこと2④:details

こんにちは、萩原雄一(はぎわらゆういち)です。

埼玉県でフルフィレックスというバスケスクールを運営しています。

今年の7月に行ったロサンゼルス・レイカーズのフィル・ハンディ アシスタントコーチの講義内容をご紹介いたします。

私はそこで運営と通訳をしておりました。フィルコーチの側にいた者として学んだことをお届けいたします。

このシリーズは第2部「トレーニング哲学」編です。

この文章は
1)フィルコーチの講義で話された言葉を日本語に訳したもの
2)その言葉を私なりに解釈したもの
3)まとめ
という構成になっています。

今回はフィルの言葉は短いです。

Don’t skip details

細かいところを飛ばしてはいけません。
さきほども同じことを話しました。

私の個人に対するワークアウトやトレーニングでは細かいところを飛ばしたりしないのです。

細かいところとは

今回の話はこちらにより詳細なフィルの言葉が書かれています。

練習において注意を払うべき細かいところ(details)とはどこなのでしょうか?

それは指導者がどのような意図を持ってその練習をしているかによります。

ドリブルをしているときに手に注目するのか、足元に注目するのか。ピックアンドロールを練習するときにドリブルする人の足の運び方に注目するのか、視線に注目するのか、ディフェンスとの位置関係に注目するのか。

その全てに注意を払うのか。

ただ漠然と練習メニューを教えても試合で使えるようにはなりません。

どんなに効率的な練習メニューであっても、選手がポイントを頭の中に入れて取り組むことができない限り、習得できる技術は少なくなってしまいます。頭を使わないことが習慣化されてしまうからです。

練習メニューへの深い理解と、選手に身につけてもらいたい技術を明確なイメージを持っていることが必要になります。それが詳細になればなるほど、スキップできないディテールが明確になっていくのだと思います。

まとめ

ディテールを飛ばして指導してはいけない。

これは正直、やろうと思うと心が折れそうになる場面が多々あります。何度言っても同じミスをしてしまう。選手も頭では理解していて、意識しているけど体では表現できない。そこを心折れずにできるまで取り組む。できるようになるための方策を選手と一緒に考える。ディテールにこだわるのはシンプルだけど指導者として覚悟が必要なのだと思います。

でも、その過程で選手と一緒に乗り越えられたら指導者としての成長につながるのかもしれませんね。

なんか、まとめになってるのか怪しいな笑


明日は練習を指導するっていうのと、バスケットボールを教えるということとは違うぞって話です。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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