Phil Handyから学んだこと⑧:details
こんにちは、萩原雄一(はぎわらゆういち)です。
埼玉県でフルフィレックスというバスケスクールを運営しています。
今年の7月にdeuce Coaching Clinicを主催しました。講師としてロサンゼルス・レイカーズのフィル・ハンディ アシスタントコーチを日本にお招きしました。
私はそこで運営と通訳をしておりました。フィルコーチの側にいた者として学んだことをお届けいたします。
さて、今日もフィルコーチから学んだことを書いていきます。
この文章は
1)フィルコーチの講義で話された言葉を日本語に訳したもの
2)その言葉を私なりに解釈したもの
3)まとめ
という構成になっています。
1)Coach the details
コーチをしている時には、細部を重視して(detail oriented)指導しなくてはなりません。細部を飛ばして指導をしてはいけないのです。
チームで取り入れているシステム(スクリーン、パッシング、スペーシング、タイミングなど)が何であれ、選手にそれらを遂行することを求めます。
それはオフェンスであってもディフェンスであっても同じことです。
細部にこだわってコーチングをしなくてはいけません。
私にとってコーチングは子育てと同じようなものだからです。
“The smallest details makes the biggest games.”
(最も小さな細部が一番大きな試合で役に立つ)
2)自分を貫け
細部にこだわるということは、当たり前ですが、コーチが細部に至るまで理解していないとできないことです。理想とする姿を明確に思い描いていないとできません。
もし選手が理想とする姿から外れた時には、なぜそれはいけないのか説明する必要があるからです。
どういう理由があってその動きをチームで目指しているのか。
「チームが向かっている方向はこっちだから、ここはこうやって動こう」とか。
「この動きを入れることによってディフェンスがこう動くから、ここは省かずにやろう」とか。
これは自分のカルチャーを築くのにも通じる話です。
コーチが選手にどんなことを求めているのか。それを自分で理解し、貫けるかがカルチャーを築くのに必要になります。
細部を見落とすことなく指導をすることで、コーチが譲れないものが選手にも伝わっていくんですね。
3)まとめ
『神は細部に宿る』
よく使われるフレーズだと思います。
大きなことを成し遂げるには小さいことを丁寧に取り組む必要がある。そのためには、自分の求めていることを細部に至るまで理解し、選手に伝えて、遂行させる。細部に至るまでこだわりを持ち、目的を達成するために必要だと思うことを徹底していく。
フィルコーチはコーチングは子育てと同じと言っていました。それは選手に対して責任を持って導いていくことがコーチの役割りなんだと言っているように思います。
明日は選手に真実を伝えなさいという話です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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