ゆー

感じたことをそのまま書く

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最近の記事

わたしの一番いいところ

少し前に、3月で大学を卒業する、お世話になった先輩とご飯に行く機会があった。 僕は自分から人を誘って遊びに行ったり、ご飯に行ったりするのが非常に苦手なのだが、それでも頑張って誘おうと思ったのは、ここを逃すと今生の別れになってしまうかもしれないと何となく感じたからだ。 その先輩の尊敬する部分のとても大きな一つとして、自分が良いと思っているところを胸を張って良いと言えるところがある。 自身の性格も然り、彼がやっていたバンドも然り、人に褒められることがあると下手に謙遜をするので

    • ただの愚痴

      単刀直入に言うが、僕の両親は仲が悪い。(というか、母が父を毛嫌いしている) たぶん別れるのも時間の問題だと思う。し、母親側の家族もそれを推奨しているらしい。 まあ確かに父はあまり褒められるような人間ではなく、家族に相談もなく数千万の借金をしたり、酒癖が悪かったり、全ての物事に対して否定から入ったり、、、と、そこに母が耐えかねたようだ。 だから僕が実家に帰省すると、母との会話の9割くらいは父の愚痴になる。し、父の一挙手一投足にずっと文句を言っているのを耳にするのは正直言って

      • 雑記 #7 サークル合宿のはなし

        一昨日までサークルの合宿に行ってた。 よく、大学生の合宿は一生ものの思い出になると言われているが、それを実感するような濃い3日間だった。 1年生の時はサークルで一番上手いベーシストになるなんて息巻いていたけど、ここ1年ぐらいは上手いとか下手とかどうでも良くて、自分が楽しければそれでいいかの精神で取り組めるようになった。 サークル関連で気に病むことも減ったし、この3日間も演奏の事で心に引っ掛かったことは全くなかった。 後夜祭でやった即興Fire Brain、マジで意識吹っ飛

        • ロックバンドはヒーローになり得るか?

          2023年に入って、徐々に日本にも感染症と共存していこうという動きが出てきているが、それは音楽の世界でも例外ではない。 多くのライブでマスク着用を条件にライブ中の声出しが認められるようになってきている。 個人的にはライブ中に隣でフルコーラス歌われたり、面白くもない歓声が飛ぶのが大嫌いなので声出し解禁もそこまで嬉しいニュースではなかったが、それでもコロナ禍のライブにはなかった楽しみ方がまた一つ増えるとポジティブに捉えるようにしていた。 そんな状況の中で僕が声出し解禁一発目の

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          雑記 #6 恋人のはなし

          交際を始めて1年経ったくらいのタイミングで、恋人が骨折をした。 全く歩けないほどの重症ではなかったが、随所に日常生活での支障が見られ、不安に思ったために1か月近く毎日恋人の家で過ごしていた。 その生活の中で2人分のご飯を作るときがあり、恋人の帰りを待つことがあった。 料理をしながら、帰ってくるのが本当に待ち遠しかった。 よく食べる恋人は、僕の作った料理をすごく幸せそうな顔で食べていた。 その顔を見て惚れ直したし、一緒に生活をしているという事実がうれしかった。 この前、

          雑記 #6 恋人のはなし

          雑記 #5 2022年のはなし

          今年もまったく実感が湧かないまま年越しを迎えることになった。 思い返してみると、本当に楽しいことがたくさんあった一年だった。 ただ同時に苦しいことも非常に多く、常に何かしらの不安に襲われながら日々を過ごしていたように感じる。 中でも大きかったのは、「自分の出来ないことと向き合う時間」だったように感じる。 自分でいうのもどうかと思うが、これまで大きな挫折を経験せずにそれなりに順調に人生を進めることが出来ていた中で、どこかで自分は優れた能力を持っているんじゃないかと過信する

          雑記 #5 2022年のはなし

          ロックバンドに祝祭を!

          僕が世界一好きなロックバンド、UNISON SQUARE GARDENは、7月から「kaleido proud fiesta」と銘打った全国ツアーを回っている。 このバンドのベーシストであり、ブレーンの田淵智也はこの頃、新曲の必要性について疑問を呈しており、「過去の曲も組み合わせを変えれば全く違う聞こえ方をする。新曲が無くたってツアーやセトリのアイデアなんて無限に出てくる」と発言することが多い。 その真意に迫るのに最適なのが、今回のようにセトリの自由度の高いシングルをひっ

          ロックバンドに祝祭を!

          8/20 MONSTER baSH DAY1

          8月20日、国営讃岐まんのう公園にて、3年ぶりに巨大野外フェス、MONSTER baSH、通称モンバスが開催された。 僕自身はモンバス初参戦だったが、会場には過去のモンバスのTシャツや、中止になった昨年の分のTシャツを着ている人も多くいて、どれだけこのフェスの開催が待ち遠しく思われていたかが伺える。 中国四国の最大級の野外フェスとして、止まっていた野外フェスの時間を再び動かすためにモンバスは動き出したのだ。​ 9:55~ ハンブレッダーズ(STAGE龍神) オープニン

          8/20 MONSTER baSH DAY1

          逃げの選択

          思い返すと、僕はこれまで「こうはなりたくない」「これはしたくない」という判断基準でいろいろな分かれ道を進んできた気がしている。 中学の時に初めて教師になりたいと思ったのもこれまでに出会ったひどい教師たちのようになりたくなくて、せめて自分だけでもいい教師になっていい学校生活を送れる子を増やしたいと考えたからだし、(傲慢) 言葉で人に自分の思いや考えをしっかりと伝えるように心掛けているのも「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えず、家族に黙って多額の借金をしてしまうような父の姿を

          逃げの選択

          雑記 #4 地元のはなし

          だいぶ前の話だけど、ゴールデンウィークは親族の結婚式で名古屋に行っていた。 あまり人には言っていないけど、生まれたのは名古屋で、そこから1年位経って東京、さらに1年経って福岡、そして大学進学で広島と、なかなかに転勤族っぽい人生を歩んできた。 名古屋にいったのは10年ぶりぐらいで、今の名古屋の街は僕のかすかな名古屋の記憶とはだいぶ変わってしまっていたけど、それでも会うべき人達はあんまり変わっていなくて、過ごした時間は短くても僕にとって大事な街には変わりないのだなと思った。

          雑記 #4 地元のはなし

          雑記 #3 大人のはなし

          少し前の話だが、5月でいよいよ僕も二十歳になった。とはいっても法律の問題で今年の4月に成人にはなっているし、あまりこれといった実感は湧かない。 ただ実感があるかどうかは別にしても「大人」になったことに変わりはなく、気を引き締めて生活しなくてはならない。ひとまず二十歳の目標を考えようとしたときに、真っ先に思い浮かんだのは、 ことだった。 まだ大人の仲間入りをして日が浅すぎるし、偉そうな口は叩けないが、これからは自分の行動に伴う責任が一気に重くなって、現実を見て、ある意味諦

          雑記 #3 大人のはなし

          「死ぬほど」かっこよかった話

          自称「永遠の初心者系ベーシスト」の僕は、すぐに人をライバル視して、軽音部の活動だけが日々の生きがいだった高校生活とは違い、大学では軽音サークルに入ったものの、巧拙に拘り過ぎず、楽しめればそれでいいと考えていた。 よく言われることだが、自分の拠り所となる場所を1つに絞ってしまうとその場所でしんどい思いをした時に逃げ場がなくなってしまうというリスクがある。 高校の時は本当に自分が熱中できる活動が部活しかなくて、辛い思いをすることも多かったために、大学ではもちろんサークルも大事

          「死ぬほど」かっこよかった話

          雑記 #2 話のはなし

          基本的に、僕は話をすることが下手なタイプだ。人を引き付けるような話術も持っていなければ、滑舌もあまりよくなく、特に集団の中では自分から話に行くことはほぼない。 だからと言っては何だが、せめて人の話は上手に聞けるようになろうと聞き手に回って他の人に気持ちよく喋らせる技術はそこそこ持ち合わせているつもりだ。 だからといっては何だが、人の話を聞くことは好きだ。その人の人となり、考え方、価値観を言葉や態度から紐解いていく作業はとても面白い。 僕は自分のことを話して相手に理解して

          雑記 #2 話のはなし

          「あなた」と「君」

          僕の一番好きなバンド、UNISON SQUARE GARDEN(以下、ユニゾン)がまた新たな企みを始めた。「fun time HOLIDAY 8」と命名された全国7か所をめぐる対バンツアーである。 昨年の年越しライブで対バンした女王蜂や同じ事務所の後輩であるマカロニえんぴつ、盟友のsumika、Base Ball Bear、TK from凛として時雨、My Hair is Badと錚々たる顔ぶれが並ぶ中、僕の住む広島での公演の相手はSUPER BEAVER (以下、ビーバー

          「あなた」と「君」

          雑記 #1 ポジティブのはなし

          自分の考えを言語化して整理するためにnoteを始めたのに、あまりに上手くまとまらなくて、結局下書きのまま放置することがよくある。 そのまま自分の考え方や気持ちが変わったりして、結局下書きごと消してしまった文章は数知れず。 なんとなくもったいない気がして、どんなにまとまっていなくても、文章とは呼べないただの乱文駄文の羅列でも、自分がしっかり考えたことは目に見える形で残しておきたかったから、そういう時は「雑記」と題して投げておくことにした。前置きはこれくらいでいいかな。 最

          雑記 #1 ポジティブのはなし

          誰にも知られたくないのに 誰かにわかってほしいんだ

          僕の今年のライブハウス初めは僕の大好きなバンド、「ハンブレッダーズ」のワンマンツアー「ギター!ギター!ギター!」の広島公演となった。(ネタバレあり) そもそもハンブレの説明をしておくと、「ネバーエンディング思春期」をモットーとし、学生時代を教室の隅の方で過ごして、音楽が友達だったような層にガッツリと刺さるような音楽を作っている。僕がこのバンドを知ったのは高校1年生の時。同じ部活の先輩におすすめされて聞くようになった。当時はまだメジャーデビューもしておらず、知名度もそこまで高

          誰にも知られたくないのに 誰かにわかってほしいんだ